2022年最初の野焼き支援[1日目]湯布院のふれあい公園で1泊
昨日は、一気に気温が下がり、自宅付近でも雪が舞った。今日に掛けて、寒波が流れ込み、全国的に例年を下回る気温となる見込みだそうだ。
もしかして、霧氷が見られる? 検索を掛けると、たまたまヒットしたサイトには、比較的にアクセスしやすい霧氷スポットとして、鶴見岳、由布岳、久住山を挙げていた。
参加を申し込んだ野焼きのボランティアは今週末の土、日。週間天気によると実施されるかどうか微妙なラインだが、今日、出発しておけば、少なくとも明日金曜日の1日は自由に行動できる。
ならば、以前から登ってみたかった由布岳に行ってみるか…。
2022年2月17日(木)の行動履歴
由布市、朝倉市 <車移動> 119 km 3時間27分 自宅 15:43 ↓ 車- 350 m 6 分 上大利3338号線 経由 トレーラーの月極駐車場 15:49~16:07 ↓ 車- 33.2 km 58 分 国道386号 経由 ダイレックス 朝倉店 17:05~17:39 ↓ 車- 24.2 km 38 分 県道749号 and 国道210号 経由 コスモ石油販売(株) セルフステーション元町 18:17~18:28 ↓ 車- 14.5 km 22 分 国道210号 経由 市営桜滝駐車場 18:50~18:52 ↓ 車- 44.0 km 1 時間 9 分 国道210号 経由 ふれあい広場 20:01~20:14 ↓ 車- 3.1 km 15 分 県道617号 経由 ふれあい広場 20:29
自宅
由布岳に行く決心が付いたのは昼頃だった。それでも、雪が本格的に降ってやまなみハイウェイが通行不能になったりしないだろうか…、山登りで体力を使い果たし、野焼きの活動に支障が出ないだろうかなどと、不安な気持ちがポッと湧いては、意識的に解決策を考えて、不安感を納めるの繰り返し…。揺らぐ決断を、崩れないようになんとか支えた。
アウトランダーはノーマルタイヤだが、数週間前に、4本とも履き替えて、溝はしっかりとある。タイヤチェーンもある。「大丈夫なハズ!」と自分に言い聞かせる…。
今回は、野焼き支援の装備と、登山の装備を準備しなければならない。漏れのないように慎重に揃える。難燃素材の作業着上下、タオルとフェイスマスクは、スーツケースに詰めた。今回は野焼き支援のベテラン達が愛用している地下足袋にチャレンジするつもりなので、先日、ワークマンで先割れ靴下を購入していた。それを忘れないようにバッグに詰める。
地下足袋は友人からの頂き物だ。一度だけ素足で履いてみたが、サイズは丁度良いのだが、フィットしすぎで履きづらかった。慣れれば良いのか、それともやはり小さいということか…。
ヘルメットにゴーグル、ゼッケン、水筒フォルダーはクルマに載せっぱなしだから大丈夫。
服や下着は1週間分は用意する。冬着は防寒のためにかさばるのが難点だ。
1週間近く家を離れるなら…、冷蔵庫内の足の速い食材は、今、消費できないなら旅に持ち出す必要がある。
室内にある観葉植物やベランダの鉢植えには十分に水やりをしておかなければならない。
そして、野焼きや登山の装備以外で、重要なのが、パソコンとカメラ関連グッズの準備だ。特にパッテリーチャージャーや電源ケーブル。これらは、汎用性がないので、一つ持ち忘れただけで、大きな障害となる。また、外付けハードディスクやマウスなどの周辺機器、それを接続するためのUSBケーブルなど、どれか一つ忘れるだけで不便な状況に陥ってしまうのだ。
いつものことだが、旅に出る決心が付いた後になって、次から次に課題が頭に思い浮かび、解決していく羽目になるので、なかなか、すぐには出発できない。
一度気合いを入れて、携行品リストを作成し、それに基づいてチェックする方が効率的に違いないのだが、ついつい後回しにしてしまっている。
公共交通機関による旅なら、移動手段や出発時刻が、自ずと事前に決まってしまうので、必死に準備し、それまでに何もかも完了させる。出発後に多少、忘れものあっても、やむをえないと判断し、何と別の方法で対処するものだ。
ところが、トレーラー旅だとまったく違う。出発時刻はおろか、行先さえ大幅に変更することが可能だ。「気分が乗らなくなったので、今日は取り止めて明日出発することにしよう。」というような大胆な変更すらできる。この自由度の高さが、最大のメリットであるのだが、それ故、当初の出発予定時刻がいとも簡単に変更され、後にずれ込んでしまうのだ。そういった意味では、デメリットなのかもしれない。
そして、装備が大がかりになると、自宅と駐車場の間を何往復もして、荷物をヘッド車に積み込まなければならない。公共交通機関の場合は、1回で持ち運べるだけの量に収めるが、車だとどうしてもあれこれと積み込んでしまう。それが、出発時刻の遅れと燃費の悪さに通じてしまう。装備を如何にミニマム、コンパクトにまとめていくかも今後の課題に違いない。
準備が整って、クルマを出したのは、15時43分。かなり出遅れた。これだと、途中の寄り道もままならない…。ここまで遅れると残念な気持ちになる。でも、過去を悔やんでも仕方がないので、未来に想定外の楽しいことが待っていると期待して、進むしかない。
↓ 車- 350 m 6 分 上大利3338号線 経由
トレーラーの月極駐車場
に到着したのは、15時49分。
連結する前に、自宅から持ち出した食材をトレーラーに移し、一部は冷蔵庫に収める。ところが、冷蔵庫を開けると、一番下のトレイにカビが生えていた…。
トレーラーを使わないときには、冷蔵庫のドアを開け、庫内を乾燥させておかなければならないのだが、それを怠っていた。というか、それほど、久し振りの出動なのだ。
急いでいるときに限って、こんなことが起きる。とりあえずカビだけザッと落として、冷蔵庫に要冷蔵の食甚を入れた。
トレーラーを繋いで、駐車場を出たのは、16時07分。
JR水城駅の前を通り、洗出交差点から国道3号線へ。そして、高雄交差点を左折。裏道である県道76号筑紫野太宰府線に乗り移った。
↓ 車- 33.2 km 58 分 国道386号 経由
ダイレックス 朝倉店
に着いたのは、17時05分。今日と明日の食料を調達する。
白菜とモヤシや糸こんにゃくは自宅から持ち出していたので、一人鍋をするのに不足している食材、白ネギ、小松菜、豚の小間切れ、チャンポン麺を購入した。それに、走りながら口に入れられる食べ物として2割引の巻き寿司。明日の朝食と登山時の食料となるパン類を5種類ほど。さらに牛乳とタマゴ、ビール数本と摘まみを買った。ジッパー袋に入った2㎏の白米と玄米を購入した。
そして、最後にレジ袋大を2枚を購入。ダイレックスのレジ袋は1枚1円だ。
環境問題の名の下に、レジ袋有料化という愚策を強いられたことによって、庶民は大きな痛手を被っているが、ダイレックスはその被害を小さくしてくれる大きな味方だ。
買い物を終え、必要なものを冷蔵庫に詰めた。ほぼ満杯状態、今日は寒波が訪れているので、保冷用の氷はもらわなかったが、それでも庫内はこれ以上は入らないキツキツ状態になった。17時39分に出発。
↓ 車- 24.2 km 38 分 県道749号 and 国道210号 経由
セブンイレブン朝倉恵蘇宿店の交差点を右折。筑後川を渡って、堤防沿いに東へ走った。保木交差点から国道210号線に入った。
普段なら、バイパス経由で日田の街を躱すのだが、今回はガソリンがエンプティ。日田の市街地にあるスタンドで給油しなければならない。
それで、
コスモ石油販売(株) セルフステーション元町
に立ち寄った。18時17分。
このスタンドは、以前立ち寄ったとき旅で溜まったゴミを引き取ってくれたため、その後も時々利用させてもらっている。
その上、dポイントと楽天ポイントが利用できる。今回も、有効期限勝ち構っているdポイントを無駄なく使うため、1000円分はdポイント払いとした。
満タン給油して、18時28分に出発。
↓ 車- 14.5 km 22 分 国道210号 経由
天ヶ瀬温泉の
市営桜滝駐車場
に到着したのは、18時50分。周囲はとっぷりと暮れていた。いつもならば、駅前温泉に浸かっていくのだが、今日は残念ながら先を急いでいる。
18時52分に出発。天ヶ瀬温泉街は、水害とマンボウの影響で、かなりの旅館が休業状態…、街は静まりかえっていた。
↓ 車- 44.0 km 1 時間 9 分 国道210号 経由
湯布院の
ふれあい広場
に到着したのは、20時01分。公園横の駐車場の一角にトレーラーを切り離して駐めた。
お腹が空いていたので、どこか食堂が開いていないのかと、20時14分にヘッド車に乗り込み、街をぐるっと回ってみた。しかし、駅前のメイン通りから県道に出て、左回りにぐるっと回っても、ファミレスを含めて、通り沿いの店は一見残らず、閉店していた。
全国区の観光地湯布院の街でさえ、メディアの煽りとマンボウの影響で、ここまで静まりかえってしまうのだ。このようにメディアの報道を真実と受け止め、真面目に協力居ている方々が多数いる一方で、隠れて利権に群がり大儲けしている輩が多数いることも事実だ。情報源にしている主なサイトは、「真実の扉」あなたを幸せにしたいんだとまずは知る事から始めようの2つ。もちろん、それ以外にYouTubeやニコ動にも有益情報は多数あるので、テレビや新聞に惑わされずに、いろんなところから主体的に情報を引っ張ってきて、自分の頭で整理することが大切だ。
↓ 車- 3.1 km 15 分 県道617号 経由
ふれあい広場
に戻ったのは、20時29分。公園にあるトイレを借りたあと、トレーラーに上がった。
外食が叶わなかったので、今日の夕食は、自宅から持ち込んだカップ麺と豚のミンチかつ。それにダイレックスで買った巻き寿司になった。とても、一人鍋を準備する余力は残っていなかった。
カップ麺「一蘭」は、友人からの頂き物だ。
数年前までは、仕事の合間に空腹を覚えたら、備蓄していたカップ麺にお湯を注いで食べるなど頻繁に摂取していた。しかし、あることを切っ掛けに、食の安全性を意識するようになり、加工食品の摂取量が大幅に減った。
その切っ掛けというのは、あるパーティーの企画段階での出来事だった。50人以上100人未満の来場者が見込まれているので、その分の食事を準備するのだが、前後に別のプログラムがあるために、食事の配膳などに手間と時間を掛けることができなかった。そこで、ご飯を大釜で炊いて、ご飯とお湯につけていたレトルトカレーを配布し、各自でセットしてもらうという提案をした。配布が簡単で時間がか掛からないだけでなく、経費も節減できる。ところが、その提案を聞いたあるお母さんが、即座に反応。食品添加物まみれのレトルトカレーはわが子には食べさせたくないという反対意見を出したのだ。
今まで私は無頓着に消費していたのだが、自分でいろいろと調べてみると、安価なものほど粗悪な原材料を食品添加物でごまかして製品化しているという実態がわかり、このお母さんの意見に同意、納得した。もちろん、その企画は撤回し、手作りの豚汁とご飯に切り替えたのはいうまでもない。
それ以降、私自身もできるだけ食品添加物の入っている食材や加工食品を避けたり、ファミレスや惣菜コーナーの揚げ物などはできるだけ採らないよう意識するようになったのだ。
ただ、完璧に避けることは難しいし、時には少量の毒を採って、身体を鍛える必要もあると思うのだ。
今回の夕食は、毒ばかりになってしまったが、食べていると美味しく感じてしまうから質が悪い。
特に「一蘭」のラーメンは確かに、秘伝のタレ入りのスープでうまいと感じる。ところが、語りが多いのが鼻につく。麺とスープを味わって欲しいので、その他の具材をあえて入れていないと述べているのだ。私にとっては、ラーメンたるもの、百歩譲って、確かに麺とスープが主役かもしれないが、焼き豚などの他の具材とのハーモニーも含めてラーメンなのだ。
他の具材を入れないことの正当化をしてほしくない。
文句があるなら食べるな!といわれそうだが、食べた上での意見の方が価値があるだろうし、頂き物だから無碍にもできない。実店舗に初めて行った時、壁には多くの語りの文言が並び、カウンター席の一人ひとりの仕切り板があって、厨房内にいる店員の姿すら見えない。あたかも隣と喋ってないで、ラーメンを食べることだけに集中しなさいという押しつけのスタイルは、キャンピングトレーラーを牽引して自由な旅を満喫している私の嗜好と真っ向対立するのだ。その結果、あれだけ世間には人気があるラーメンチェーンなのに、私自身はここ数十年間に付き合いで2~3回程度しか、行ったことがない。
ただでさえ、加工食品を避けるようになった私が、非常食としてカップ麺を多少備蓄したとしても、この銘柄は避けるのだ。
ただし、繰り返しになるが今回は友人からの頂き物。無碍にはできない…。そして、人間、空腹になると多少のリスクは受け入れてしまうものなのだ…。
まあ、確かに旨かった。
しかし、今後も自分で買うことはないだろう…。
明日の由布登山に備えて、今日は早めの就寝を心掛けよう。リュックに詰める装備を調え、目覚ましは6時に設定した。
さて、明日はどんな1日になるのやら…。