ふらり旅

2022年最初の野焼き支援[3日目]YYGsと別府を楽しむ 鉄輪みかゑり温泉と別府温泉保養ランド

昨日は、由布岳西峰に至る鎖場の難所でYYGsのふたりとたまたま出会った。

ひとりずつしか通れない鎖場の連続する難所だからこそ、初対面同士が会話を楽しむ時間的ゆとりが生じる。ひとり目が登ってきたあと、連れが上がってくるのを待つ。そして、ふたりが登ってきたら、タイムングを見て私が降りる。

単なる登山道ですれ違うだけでは、挨拶が精一杯で、会話が深まることは極めて希だ。

昨日、鎖場の上で聞いた彼女たちの計画では、今日は一日中雨の予報が出ているので、登山はせず、別府を回って温泉を楽しむ。そして、明日、天候が回復したら、久住に登り、明後日は阿蘇に行きたいとそう言っていた。しかも、それを公共交通機関を使って、実現しようとしていたのだ。

あまりにも無謀に思えたから、その考えに“待った”を掛けた。詳しくは、昨日のページに書いているので、それを参照してもらうことにして、その流れで、今回の3人旅が始まったのだ。

とりあえず今日は、私のプロデュースで、別府を巡り、その後、九重の長者原の辺りまで送っていくということになっている。

さて、どんな一日になるのか…。若い女性ふたりを連れたふらり旅、ワクワク感が半端ない…。

2022年2月19日(土)の行動履歴

福岡県、熊本県、大分県

<車移動> 107 km 4時間1分 <徒歩移動> 350 m 8分
鬼山地獄・おにやまホテル駐車場 9:49
↓ 車- 5.6 km 15 分 国道500号/県道11号 and 県道645号 経由
ビジネスホテルスター 10:04~10:07
↓ 車- 1.5 km 4 分 県道645号 経由
青山コーヒー舎 10:12~11:12
↓ 車- 5.7 km 22 分 県道218号 経由
熱の湯 駐車場 11:34~11:36
↓ 徒歩- 140 m 2 分
鉄輪むし湯 11:38~12:01
↓ 徒歩- 230 m 6 分
熱の湯 駐車場 12:07~12:08
↓ 車- 450 m 2 分 いでゆ坂 経由
地獄蒸し工房 鉄輪 12:09~12:20
↓ 車- 1.7 km 3 分 県道218号 経由
Uターン 12:23~12:25
↓ 車- 1.3 km 4 分 県道218号 経由
湯けむり展望台 12:28~12:39
↓ 車- 2.4 km 8 分 国道500号/県道11号 経由
鉄輪温泉 みかゑり温泉 12:47~14:37
↓ 車- 2.9 km 7 分 国道500号 経由
別府温泉保養ランド【泥湯】 14:44~17:04
↓ 車- 1.8 km 5 分 国道500号 and 県道11号 経由
スーパーセンタートライアル別府店 17:09~17:34
↓ 車- 1.9 km 4 分 県道11号 経由
鬼山地獄・おにやまホテル駐車場 17:38~17:45
↓ 車- 1.4 km 4 分 県道11号 経由
ENEOS (株)西石油 別府インターSS 17:49~17:56
↓ 車- 37.2 km 1 時間 4 分 県道52号 and 県道30号 経由
ラーメン隼 19:00~19:57
↓ 車- 11.7 km 24 分 ぐるっとくじゅう周遊道路 経由
まさかの全面通行止 20:21~20:25
↓ 車- 31.6 km 1 時間 15 分 県道537号 and やまなみハイウェイ/県道11号 経由
くじゅうエイドステーション 21:40

鬼山地獄・おにやまホテル駐車場

朝になった。今日は彼女たちを宿泊先のホテルに迎えに行くことになっている。待ち合わせは、9時50分。そこで、ピックアップしたら、その足で別府公園南側にある喫茶店青山珈琲舎に行って、サンドイッチバイキングを食べる計画だ。

そのために、しっかりとお腹を空かせておかなければならない。いつものことだが、バイキングとなるとやけに闘争心が湧いてくるのだ。取り返す気満々なのだ。本来なら基礎代謝の減少に合わせて、食事の量を調整しなければならない年齢になっていることは重々承知しているつもりなのだが、どうしてもスイッチが入ってしまうのだ。

空腹感が生じても、青山コーヒー舎に着くまでは、何も口にしないと決意した。

さて、彼女たちが別府で宿泊するのは今朝までで、今後についてはまだ押さえていないという話だった。

明日、天候が回復し、牧ノ戸峠からの久住登山を決行するためには、長者原辺りか筋湯・湯坪温泉辺りで宿泊しておくのが最適だ。

その辺りにあるリーズナブルな宿泊施設を探してみることにしよう。

そこで、パソコンを開き、楽天トラベルで検索をかけると、国鉄時代の車掌車を改造した個室を提供しているくじゅうエイドステーションが見つかった。素泊まりの2人で税込み5,500円だというのだ。これが一番良さそうだった。

他はどうしても1万円以上で高いし、貨車の改造と言うことで脱日常感も味わえる。うってつけだ。ただ、問題は残り1室となっているところ…。彼女たちに会って、説明してから、予約することになっても間に合うかどうかはそのときの運次第…。

それから、青山コーヒー舎を出たあとに別府をどう巡るのかも重要だ。何を体験し、どの温泉に浸かるか…。なんせ、温泉噴出量と源泉数ともに日本一の別府温泉。個性的なお風呂もたくさんある。その中から2~3ヶ所を抽出するのは意外と難しい。

例えば、楽天トラベルのサイトにある記事「別府のおすすめ日帰り温泉36選!昔ながらの外湯や個室・貸切温泉も」や「「別府八湯」のお湯ぜんぶ入る!温泉のまち別府で湯巡り三昧」には、入ってみたくなるお風呂が目白押しだ。

また、「現地スタッフ厳選!別府のおすすめ観光スポットBEST19」には、広範囲から様々なジャンルを満遍なく取りそろえてあり、特に穴場スポットの選び方にはかなり共感できる。

さて、このようにいろいろと調べていたら、出発時間が押してしまった。バタバタと準備したが、出発したのは、9時49分。本来ならば、ホテルの前に到着しておかなければならない時間だ。

動き出したあと、遅れることをLINEで伝えておこうと、信号停車の度に文字入力を続けていた。すると、向こうからも待ち合わせを10時にしてほしいとの連絡が届いた。どうやら洗濯に時間がかかったようだ。こちらにとっても好都合だ。早速、了承の返信をした。

↓ 車- 5.6 km 15 分 国道500号/県道11号 and 県道645号 経由

ビジネスホテルスター

の玄関前に着いたのは、10時04分。彼女たちの荷物全部をバゲッジルームと後部座席に積み込んで、10時07分に出発した。

そして、青山コーヒー舎へと急いだ。日によっては開店前から並ぶ人もいるので、テーブル席が空いているかも不安だし、それ以前に、店の前の駐車区画が空いているかも心配だった。空いていなければ、別府公園の駐車場に駐めて、少々歩くことになってしまう。

↓ 車- 1.5 km 4 分 県道645号 経由

青山コーヒー舎

には、10時12分に到着した。心配したのは取り越し苦労だった。駐車区画は1台分残っていたので、先に2人を降ろして、店内に入らせ、その後、落ち着いて車を区画に入れた。遅れて店内に入ると、ふたりは真ん中のテーブル席に座っていた。

早速メニューを開いて、中身を確認すると…。

サンドイッチバイキングの青山ブレンド珈琲セットは、1,200円。50分間、食べ放題の限定セットだ。3人とも当然これをオーダー。このためにお腹を空かせたままここに来たのだ。

注文後は、中央のテーブルに並べられているサンドイッチの中から、専用のトングで自由に選んで皿に載せ、テーブル席に戻ってゆっくりと食べるというスタイルだ。

今回はすでに客が数組入っていたために、店内の写真を撮ることができなかった。なので、店内の雰囲気を知りたいのなら、青山コーヒー舎の公式Instagramなどを参照していただきたい。

一皿目の内容

食べ始めるとすぐにブレンドコーヒーも運ばれてきた。そして、1皿目も食べ終わらない時に、ホットサンドのセットがワンプレート運ばれてきた。これは、テーブルの人数に合わせて、店側が内容と分量を決めて持ってくるサービスで、客には選択権がない。

バイキングコーナーにはホットサンドは置いていないので、ありがたいサービスだ。

運ばれてきたホットサンドセットは、3人で分けて食べる

食べることに夢中になってしまうのはある程度仕方が無いが、食べながら、彼女らの希望を聞き出し、これからの行動計画を詰めていく。

まずは今晩の宿泊先についてだ。押さえたかどうか聞いたら、南阿蘇にあるゲストハウスを今日から2泊で取ったというではないか!

提案するのが遅かったか…。

でも、明日、九重に登るなら、位置関係からしても、今日の宿泊先は、私が選んだくじゅうエイドステーションの方が有利だ。明日の晩なら南阿蘇でも構わない。

そこで、Webサイトを見てもらって,どういう施設かを知ってもらった。国鉄時代の貨車を改造した個性的な宿泊室は、面白そうで、私も駐まってみたいと思うような代物。それに料金も安いし、登山口である牧ノ戸峠にも近い。そのことを丁寧に説明し、予約変更を勧めた。

彼女たちも気に入ってくれたようだ。

それから、温泉は別府温泉保養ランド鉄輪温泉みかゑり温泉を提案した。あとは、鉄輪をぶらっとすることと、展望台から眺めること。興味があるなら地獄巡りを1つか2つ、ピックアップするか…、ゆったりと温泉に浸かるなら、これぐらいでたぶんキツキツだろう。

サンドイッチはまだ入るので、2皿目に進む。そうやって、できたら昼食の分までも食い溜めしておこうと頑張って食べ、ふたりにもそうするよう勧めた。店を出たのは、11時12分。かなり満腹になっていた。

↓ 車- 5.7 km 22 分 県道218号 経由

まずは、食後の運動だ。鉄輪温泉街の雰囲気を味わうために、現地に向かう。ただ、まだ小雨がパラついている。そこで、まずはいでゆ坂を車でゆっくり走ることにした。坂を下り始めると、道の至るところから湯気が立ち上っている。地獄蒸し工房鉄輪の前を通るときは、「ここには蒸し場があって、店内で購入した食材を蒸し場で蒸して食べることができるよ。」といった説明を加えた。

そのすぐ下にある足湯「いでゆ坂ポケットパーク」では、是非実際に体験させたいと、2人を降ろそうとしたら、残念ながら臨時休業中だった。なので、「ここは、足の箱蒸しになっている。」と説明した。

そして、共同浴場熱の湯に向かおうと、共同浴場渋の湯の交差点を左折したら、そこに足湯の箱蒸しがあるのを思いだした。2人をそこで下ろし、車をに

熱の湯 駐車場

駐めにいった。駐めた時間は、11時35分頃。タオルだけ持って、鉄輪蒸し湯に戻った。

↓ 徒歩- 140 m 2 分

鉄輪むし湯

に着いたのは、11時38分。2人はすでに足蒸しを楽しんでいた。

「私も早速…」

高温の蒸気が噴出しているので、あて方によってはやけどしそうなくらい熱く感じる。適度に冷気が入り込むような隙間を空けたりしてうまく調整するようにするのがコツだ。

鉄輪蒸し湯を味わうふたり

12時01分に席を立った。そのあとは、一遍湯かけ上人渋の湯を見学して、熱の湯まで歩いて戻った。

↓ 徒歩- 230 m 6 分

熱の湯 駐車場

には、12時07分に到着この共同浴場は、無料で入浴できる市営の温泉だ。男湯を覗いたら、この時間でも4人ほどが入浴していた。

共同浴場の左隣には、レンガ造りの熱の湯源泉跡がある。

クルマを出したのは、12時08分。

↓ 車- 450 m 2 分 いでゆ坂 経由

もうひとつ鉄輪らしい風景として、ふたりに湯雨竹を見せておこうと、大谷公園の駐車場に車を駐め、歩いて

地獄蒸し工房 鉄輪

の裏手に向かった。12時09分。そこには、以前、このような湯雨竹があったのだが、今はなぜだかわからないが、影も形も無くなっていた。

湯雨竹の跡
ここの源泉?蒸気が凄い勢いで噴出している
大谷公園の湯けむり

これが大谷公園の湯けむりと呼ばれているもので、無料で楽しめる足岩盤浴もあるそうだ。そして、湯雨竹はひょうたん温泉や渋の湯などにも設置されているらしい。ひょうたん温泉は風呂の種類が豊富な別府鉄輪を代表する日帰り温泉施設であり、渋の湯はさっき歩いた一遍湯かけ上人の後ろにある共同浴場。いずれの情報も知らなかった。人を連れて回ると自分の勉強にもなる。

12時20分にクルマを出した。そして、みゆき坂を登って右折。湯けむり展望台に向かった。

↓ 車- 1.7 km 3 分 県道218号 経由

だが、またもや右折すべきところを見落として、直進したため

Uターン

せざるを得なくなった。12時23分に方向転換し、戻って左折。

↓ 車- 1.3 km 4 分 県道218号 経由

そして、

湯けむり展望台

到着した。時刻は、12時28分。公衆トイレの屋上は展望台になっている。あいにくの小雨状態だが、空を覆う雲が、鉄輪の湯けむりでできているような光景だった。

屋上の展望台から見る鉄輪の街並み
鉄輪の各所から立ち上る湯けむり
1階に降りるとこんな感じ

それでは、そろそろ本日1本目の温泉入浴するとしよう。鉄輪温泉みかゑり温泉だ。ここは、数年前に老舗屋台九丁目の八ちょう目で、たまたまカウンター席の隣に座った人から教えてもらった温泉で、地元の人にも人気の穴場で、これまで2~3度訪れたところだ。

底を目指し、12時39分出発。

↓ 車- 2.4 km 8 分 国道500号/県道11号 経由

鉄輪温泉 みかゑり温泉

に駐車場には、12時47分に着いた。のれんをくぐって玄関から入ると正面に受付があるので、そこで料金を現金で支払う。大人ひとり300円だ。そして、風呂場は受付左の出入口から一旦庭に出る。出たところに蒸し場がある。

入浴すれば蒸し場は無料で利用できる。温泉たまごは7~8分程度で出来上がるので、風呂上がりの休憩中に作ることができる。しかし、サツマイモは最低30分以上蒸す必要があるので、入浴前に蒸し場に入れて、入浴後に取り出すとちょうど良い。

受付で入浴料を支払ったとき、受付の方が「今日はたまごしかない」と言われたので、芋を用意しておけば良かったと思ったが、庭に出て蒸し場を見学しているとき、Mさんが

「出入口のそばに、サツマイモがありましたよ。ドアの前の左下に…。」
「えっ?そうなの? じゃあ、聞いてくるね。」

と言って、受付に戻った。

「すみません。ここに、サツマイモがあるんですけど、これは売り物じゃないんですか?」

そうご主人に聞くと、

「これは小さいから(売り物にはしてないんだけど)ねぇ…。かあちゃん、これはうっても良いの?」

と奥にいる奥さんに聞いてくれた。

そして、どうやら許可が出たらしく、売って貰えることになった。やや小ぶりだが、食べやすい大きさだし、それなりに何本も入っている。まったく販売用としても問題を感じない代物だ。それを300円で購入し、蒸し場に戻った。

Mさんがよく見ていたので助かった。女子は着眼点が違う。脱帽だ。

早速、芋を袋から出して、シンクの水道で洗い、紐付きのざるに入れた。

蒸し場の蓋を開けると強烈な蒸気が噴き出した。そこに、火傷しないよう注意しながら、ひもを持って釜の中に降ろす。そして、蓋をする。その際、ひもだけは釜の外に出しておく…。

こんな蒸し場が自宅にあったらどれほど重宝するか…。特定の温泉場だけにある贅沢な代物だ。これのお陰で、風呂上がりの楽しみが一つ増えた。

さて、蒸し場のある庭の正面にあるのは家族湯棟。一室60分間で1,000円だそうだが、今回の我々は利用しない。我々は壁沿いの右手に伸びる通路に沿って進む。

そうすると、別棟があるので、その玄関に入る。そこで靴を脱ぎ、上がる。左手すぐに男の内湯入口があり、玄関から右手に延びる廊下の右側に男の露天入口、その向こうが女の露天入口があって、廊下を挟んで向かいに女の内湯入口がある。

面白い構造だ。

初めて、ここに来たとき、常連客の男性からこの温泉の使い方を教わった。

ひとつは、蒸し風呂の使い方。高温の蒸気が噴出しているので、熱すぎて入れないときは、洗い桶いっぱいの冷水を汲んで、蒸し風呂入口のドアを開け、そこから床に目掛けて冷水をまく。そうすると、室温が少し下がって入れるようになると。実際には長椅子にも水をかけないと熱くて座れない。

そして、もうひとつは、内湯から露天への移動の方法。構造的には、内湯にも露天にもそれぞれ脱衣室というか脱衣ボックスがあるので、一旦服を着て、廊下を通って、向こうで脱ぐ。これが正攻法なのだろうが、いちいち脱ぎ着していたら大変なので…と前置きし、内湯からドアを少し開いて、玄関と廊下の状況を目視する。そして、耳も澄ます。そこに人気が感じられなければ、タオルいっちょでササッと廊下をつま先立ちで走り、露店の入口から入る。そして、露天からの帰りも同様に振る舞うのだ…と。

この最初に習った方法で、毎回、みかゑり温泉を楽しんでいる。女湯は中で繋がっていると思いきや、どうやら男湯とほぼ同じ構造になっているようだ。入口間の距離は男湯の場合、玄関を挟んでいるので、5㍍ほどある。しかし、女湯は廊下を挟むだけなので、1㍍ぐらいだ。

しかし、女性でササッと廊下を駆け抜ける人は多分いないだろう。ササッと動ける運動能力を維持したまま、女性の恥じらいを無くすことはほぼないからだ。

YYGsのふたりは玄関を上がって右へ。私は左の内湯の脱衣室に入った。

脱衣場から風呂場を覗くと人気を感じない。どうやら、今は貸切状態のようだ。

内湯 左が温泉で、右は水風呂

内湯の湯舟は、写真では狭く見えるが、大人5人程度がゆったり入れるほどの広さはある。

洗い場と蒸し湯入口 洗い場にはシャワーはない

序でに、男湯の露天もチェックした。もちろん、まだ服は脱いでいない。露天風呂の入口から中に入ってみると、ここにもまだ誰も入っていなかった。

男湯の露天風呂 内湯よりも広い
そして、おとこ露天の脱衣箱 右ののれんが廊下への出入口

どちらも貸切状態だ。ならば、まずは内風呂から…。

戻ってこれがおとこ内湯の脱衣室
奥から水風呂側を見る
今度は逆方向 洗い桶や椅子は幾つかあるが、ボディシャンプーとリンスインシャンプーは辛うじて1本ずつあった

撮影を済ませた後は、内湯→蒸し湯→内湯→露天→内湯→蒸し湯→内湯の順に鉄輪のお湯を満喫した。

内湯の温度が若干温いと感じたので、お湯のコックを少しだけ開いた。こんなお風呂を独占できるなんて贅沢の極み。至福のひとときだ。

蒸し風呂では入室前に、茶室入り口のような低くて狭い扉を開いて、セオリー通りに桶いっぱいの冷水を蒔く。それでも、入っている内に室温が高くなり、5分ほどしか我慢できず、それぐらいで外に出た。

今度は、脱衣室から外の様子を窺って、タオルいっちょでササッと小走りし、男の露天の入口に飛び込む。今度は外気を肺いっぱいに吸い込みながら、しばらく露天の岩風呂に肩まで浸かる。時々立って位置を変え、見晴らしの変化も楽しんだ。

どうやら玄関辺りから人の気配が…。他のお客さんが来たようだ。

しばらくして、さっきの要領で内湯に戻ると、湯船に浸かっていた新たな客が、ひとり浸かっていた。さっそく声をかけた。

「こんにちは~。」
「あぁ、こんにちは~~。おかしいと思ったんだよね。脱衣カゴに服はあったけど、風呂にも蒸し湯にも誰もいなかったんで…。露天に行ってたの?」
「えぇ、そうですね。数年前に初めてここに来たとき…」

から始まって、露天に移るときの作法や蒸し湯の使い方について語り、昨日は由布岳に登り、その足で別府に来たことなどを話した。この男性は、国宝臼杵石仏で有名な臼杵市に住んでいる常連客だった。臼杵と聞いて、

「臼杵と言えばフンドーキンやフジジンという大手の醤油・味噌のメーカーがありますが、どんな経緯で興ったのですか?」

と聞くと…

「う~~ん、水が良かったのかなぁ…。」

というはっきりしない反応…。

「でも、フンドーキンの一族は立派な人が多い。3兄弟の学歴や人となりについて、詳しく熱心に教えてくれた。」

このメーカーが地元の人々からも尊敬され、支持されていることがわかった。

後日、このブログを書いているときに、この疑問をググってみたら、うすきめぐり「ここが違う!臼杵の醤油」と「何故臼杵は醤油醸造が盛んなのか?」に繋がった。この解説を読んで目から鱗。何故、この地で3大醤油メーカー、可兒醤油かにしょうゆフンドーキン醤油富士甚醤油ふじじんしょうゆが発展していったのかがよく分かった…。それは、歴史的背景と立地条件、そしてそれに携わった人の情熱が相俟った結果だったのだ。

この人が自信なさげに語った「水が良かった」も立地条件の重要な要素の一つなのだ。

さて、会話も弾んで、あっという間の90分間だった。

外に出て、蒸し場に向かう。YYGsも間を置かずに出てきた。

「さてさて、出来上がっているかな?」

まずは、さつまいもを取り出す。竹串を刺すと、十分すぎるほどやわらかい…。

さつまいもを取り出す
蒸し窯の中に落ちたざるのひもを竹の棒でたぐる

そして、次はたまご。受付で1パック購入。これも300円だ。この温泉は300円という値段設定が好きなようだ。大概300円だ。

無事にざるを取り出し、さつまいもを試食中 う~~ん、旨い!

そのとき受付のご主人に「温泉たまごを半熟にするなら何分か?」と問うと、「半熟は7分。8分するとしっかり固まる。」と言われた。

なので、蒸し場ではその通りに実行した。逆算タイマーで7分間をしっかり計った。

待つ間に、さつまいもを食べてみる…。

30分を遙かに上回る長時間蒸していたので、かなりほくほく…、やわらかすぎるぐらいになっていた。でも甘くてとても旨かった。皮ごと食べられるのもいい。

7分経ったので、たまごを出した。でも、その際ちょっとだけ手間取ったことと、取り出し後の余熱も半端なかったので、食べたときには黄身までしっかりと固まっていた。

蒸し窯からざるを取り出したとき、サッと出してそのまま冷水で冷やすと綺麗な半熟ができるのかもしれない。とにかく、理想的な半熟に仕上げるには、何度も通って、熟練するしかなさそうだ。

今度は温泉たまご

みかゑり温泉を満喫して、14時37分にここを立った。

玄関での記念撮影

さて、次はどこへ行くか…、私としては、そろそろくじゅう方面に移動を開始しても良いだろう。別府温泉保養ランドの話はしたものの、ここは入浴料も高いし、露天は混浴だし、みかゑり温泉でしっかりと浸かった直後なので…次回のお楽しみにしても良いのでは…、と思い巡らしていた。

ところが、聞いてみると、YYGsは、行く気満々だった。恐るべし…。

↓ 車- 2.9 km 7 分 国道500号 経由

ならば行こう!

いざ!

別府温泉保養ランド【泥湯】

へ。ということで、14時44分に到着。所在地は明礬温泉のふもとなので、鉄輪からはすぐだ。

穴場のみかえり温泉とは打って変わって、こちらは知名度の高い良質の泥湯温泉。観光客が続々と押し寄せる。

10年ぐらい前になるだろうか…、日帰りドライブで女性3人を連れて一度だけ来たことがあるが、そのときとは受付の場所など様子がずいぶんと変わったような気がする。

宿泊棟のフロントで入浴料を払った後、長い長い渡り廊下を歩いて行って、温泉棟に着く。入ると手前は畳敷きの休憩室で、奥が売店になっている。そこで、入浴券を出して、売店の右側のドアから入って脱衣室に向かうのだ。以前は、直接、温泉棟の受付に来ていたような…。そんな気がするのだが、なんせ昨日も昔の記憶を過信しすぎて、狭隘道路に奥深くまで進入してしまったので、記憶が書き換えられている可能性も考慮しておかなければならない。

とにかく新鮮な気持ちで、この温泉を堪能することにした。彼女たちに「今度は何分間入りたい?」と聞くと、「90分ぐらい…。」と応えた。さすがだ、かなりの温泉好き…。私も受けて立つことにした。

10年前に来たときは、立命館アジア太平洋大学の留学生も入りに来ていたのだが、今回、外国人の姿は見当たらない。当たり前か…、世界的に混乱しているこのご時世だからなぁ。

そのときは、露天風呂で向かいに浸かっていた外国人が、楽しそうに顔に泥を塗って、泥パックのようにしていた。それを見て、うらやましくなった私も、顔パックを試してみた…。

ところがである。額に付けた泥が、汗かお湯かで流れて目に入り、とんでもないことになったのだ。ハードコンタクトレンズの使用者は、絶対に顔泥パックをしてはいけない。コンタクトと目の間の僅かな隙間に泥の微粒子が入り込んだのだろう。半端ない激痛に襲われ、まぶたを開けることができなくなっってしまったのだ。しかし、まぶたが開けられないとレンズは外すことができない。外さなければ、激痛が止まない。どうすることもできないのだ。苦しみもだえながら、溢れる涙が、泥の微粒子を洗い流すまで、耐えるしかないのだ。ある程度経って、痛みが若干緩んだときに、思い切ってまぶたをこじ開けレンズを外した。

レンズを口に入れて、舌を使って唾液で粒子を取り除き、再び目に付けるた。もちろんこの手法は常識的には推奨されないが、露天の泥湯に浸かっているときには、他の良い方法なんて思いつかない。そもそも近くに水道水の蛇口などは見つからないのだ。

もうひとつの危険性は、レンズを外す際に、指先からポロッと落ちてしまうこと。そうなった場合は、多分、きっと発見できない。なので絶対に落としてはいけないという緊張感のもとに、この一連の作業を行うのだ。決して失敗は許されない。

結果的にはうまくいって、ようやく激痛から解放された。そして、周囲の風景を改めて見ることができるようになった。

すると、顔パックへの注意書きがあったのだ。興味本位の軽率な行動から同じようなミスを犯す不届き者が多数いるということなのだろう。また反省だ。

ここは、入浴客が多いので、風呂場を写真に収めることはまったく不可能だ。それで、風呂の種類や形状については公式Webサイトを参照することをお勧め…。と書いた段階で、実際にサイトを見てみた。すると風呂についてはまったくの説明不足。そこで、別のサイトを検索すると、べっぷる「泥湯・混浴で有名な「別府保養ランド」でスリル&サスペンス生体験」がヒット。これは、2019年6月に書かれた記事で、入浴料などの情報は古くなっているが、風呂の種類や形状については詳しく説明されていて、今でも十分参考になる。

まずは、コロイド湯で掛かり湯をして、浸かる。なんせ90分もあるのだから、ある程度、ゆっくり浸かる。他の人を射ているとコロイド湯から外に出て、建物の窓の外を歩いて行く…。どこに行っているのだろうと思ってみていた。

こっちに行くと滝湯や蒸し湯があるということが、入浴後になってわかったのだが、入浴中はコロイド湯から右手の階段を降りて、泥湯に向かうルートしか使わなかった。そこには良質のきめ細かい泥があって、手で触ったり、腕や身体に巻き付けるととても気持ちが良かった。

しばらくそれを堪能した後、今度は外に出てみる。露天風呂があった。真ん中の棒で男湯と女湯が分けられているが、目隠しするものは一部分の壁だけで、それを以外はお互いの区域を見ることも可能だ。だから、事実上は混浴となっているのだが、それぞれの入口から肩まで浸かった状態で露天に出ていけば、女性でも裸を見られる心配はない。

ただ、その奥にある自律神経の湯、ここに行くにはどうしても大露天風呂の廻りの通路を歩かなければならないので、どちらからも丸見え状態になる。そして、辿り着いたら入口は男女別に設けられているので、それぞれの入口から入れば良いが、中の仕切りはここも中央に棒が1本あるだけで、目隠しはほとんどない。

ここの露天は女性にとっては最大の難関。私が手前の露天にいるとき、ここに挑戦した女性は僅か1人だった。フェースタオルを立てにして前だけを隠し、露天風呂のへりを歩いて戻って行った…。それでも、ひとりいたというのが不思議なぐらいだ。

私も自律神経の湯に行ってみた。しばらく浸かって、それから大露天に戻る。そして、室内の泥湯に戻ったときに、時計を見た。

それでもまだ45分しか経っていなかった。「まだ半分かぁ…。恐るべし…。」

さて、それでも、またコロラド湯から泥湯、大露天、自律神経へと進み、また大露天、泥湯に戻ってきた。そして、泥湯の壁にある掲示物を何度も読み、頭に刻みつけようと、試みた。

ただでさえ、記憶力には自信がない。しかし、何度も何度も読めば覚えるのではないか…。

そうこうしているうちにいつの間にか時間が経っていた。あれれ、あと5分しか無いではないか! 急いで上がって、休憩室に向かった。

しばらく部屋の片隅で畳に座って、彼女たち待ったが、まだ出てこない…。もしかして、玄関の方で待っているのか…。長い廊下を歩いてフロントの方へ向かった。カメラもスマホも一緒に貴重品ボックスに預けているので、彼女たちに出会わないと写真も撮れない。

しかし、フロントにも彼女たちの姿はなかった。戻るか…。

また、休憩室に戻ろうと渡り廊下を歩いていたとき、向こうから彼女たちがやってきた。

カメラを受け取り、玄関に掲示されていた記事を写真に収めた。

玄関に掲示されていた「本物の温泉」7つのチェックポイントの記事
世界に誇る治癒力の記事

分析書はどこにあるかとフロントで尋ねたら、売店から入ったところに掲示されているという。彼女たちには休憩してもらって、私は再度、カメラを持って、渡り廊下を急いだ。

売店受付で撮影許可を取って、温泉成分表を写真に収めた。

温泉分析書は脱衣室の入口に掲示されていた
それと温泉の禁忌症・適応症・入浴上の諸注意の掲示

それから、泥湯で何度も読んで覚えたつもりの「紺屋地獄について」は、売店前の休憩室にも掲示されていた。それも写真に収めた。

紺屋地獄についての右端
中央
そして、左端
休憩室の様子

そうして、玄関に移動。

渡り郎羽化からの眺め

そして、玄関で靴を履いて外に出た。

玄関横の施設案内と注意書き

ここに、泥湯に掲示されていたつれづれ温泉記に記されている嵐山光三郎の詩

湯が熱しきってとろりと生きている。情が深い泥のからみつきかたに動物的な色気がある。

も、ここに掲示されているではないか!

「紺屋地獄について」と「嵐山光三郎の詩」どちらとも何度も読んで覚えようとしたのだが、結局覚えられなかった。しかし、それぞれ写真で記録できたので、万事オッケーだ。

17時04分、別府温泉保養ランドを後にした。

さあ、くじゅうに向かって移動することにしよう。結局、彼女たちは阿蘇のゲストハウスを一泊分キャンセルし、あと一室だったくじゅうエイドステーションをちゃんと押さえていた。

しかし、これから向かったとしても長者原周辺は飲食店もスーパーマーケットも開いていないだろう。なので、別府で買い出しを済ませて、移動することにした。

↓ 車- 1.8 km 5 分 国道500号 and 県道11号 経由

スーパーセンタートライアル別府店

に着いたのは、17時09分。店内は広いので、バラバラに動いたら迷子になる。しかし、一緒に動いたら効率が悪い。

ということで、17時30分までにそれぞれ買い物を済ませて、車に戻ってくること。そう取り決めて別行動を取った。

クルマを出したのは、17時34分だった。

↓ 車- 1.9 km 4 分 県道11号 経由

鬼山地獄・おにやまホテル駐車場

には、17時38分に着いた。出発準備を整え、トレーラーを連結した。そして、17時45分に出発した。

鉄輪の駐車場

↓ 車- 1.4 km 4 分 県道11号 経由

食材の買い出しもそうだが、給油も同じ。別府を出て、長湯温泉経由で長者原に向かうとすると、途中での給油は難しい。まだ、若干は残っているが、別府を出る前にガソリンスタンドにも立ち寄っておくことにした。ということで

ENEOS (株)西石油 別府インターSS

に、17時49分に到着。給油して、17時56分に出発。これで当面は大丈夫だ。

この後は長湯温泉に寄り道し、美味しいラーメンを食べてから、長者原の宿舎に向かうことにした。

↓ 車- 37.2 km 1 時間 4 分 県道52号 and 県道30号 経由

県道11号やまなみハイウェイを別府鶴見岳ロープウェイの麓駅前を通り過ぎ城島高原に向かう途中の志高湖入口交差点を左折して、県道52号別府庄内線に入る。

この交差点は、鳥の足形のようになっていて、左折後すぐに右折して、三つ叉の真ん中の道に入る。そうすると、あとはほぼ真南に一直線だ。途中、国道210号線と交差して、さらに南下して長湯温泉に至る。

道の駅ながゆ温泉に到着したときは、とっぷりと日が暮れていて、静まりかえっていた。しかも、地面が雨で濡れていたせいだろう。いつもよりも灯りが消されているのではないかと錯覚するほど、道の駅駐車場全体が薄暗らかった。それだけではなく、一瞬、ラーメン隼も閉まっているのかと不安になるほどで、駐車場の区画のラインもほとんど見えなかった。

しかし、ここは過去に何度も訪れたことのある場所。他にぱらぱらっと駐まっている車の配置から、駐車区画のラインを予測して、大雑把に駐めた。それが、19時00分頃。そして、振り向いて

ラーメン隼

の入口の灯りを確認すると、確かに営業中。少しは気持ちが和らいだ。

でも、ここも、マンボウのせいで20時には閉店するだろうから、急いで車を飛び降り、店の門に走った。

入店すると、他にお客さんはいなかった。

「食事はまだ大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ~。」

大将の声を聞いて、ようやくホッとすることができた。

ここのラーメンは、炙りチャーシューの枚数別に値段が設定されており、1枚から5枚まで選べるようになっている。主要なラーメンは、とんこつ麺(細麺)、とんこつ味噌麺(細麺・太麺)、醤油麺(細麺・太麺)の3種類。この他にも数量限定の濃厚辛みそラーメンと冷やし麺(チャーシュー野菜付き)がある。

私は以前から次回の訪問時にはとんこつ味噌と決めていた。もちろんチャーシュー5枚入。そして、YYGsのふたりはそれぞれ、とんこつ細麺チャーシュー3枚入と醤油太麺チャーシュー2枚入を発注した。

意外だ…。あれだけ、ここに向かう道中、車内において、ここのラーメンの旨さを話して聞かせ、その重要なひとつの要素であるチャーシューは上限5枚を激推ししていたのにも関わらずだ。

若いのに、ちゃんと自分にとっての適正量を把握している。すでに、大人としての自制心が備わっているようだ。

間もなく、注文品がテーブルに運ばれてきた。

ラーメン隼の味噌とんこつ焼き豚5枚入  19時33分

さっさと撮影を済ませ、さっそく頂いた。恐るべきとんこつ味噌麺。期待を裏切らない旨さだ。

YYGsのふたりも、満足していたようだった。

さて、今日の彼女たちの宿泊先は、くじゅうエイドステーション。当初の予定よりも到着が遅れるので、Mさんが、宿舎にその旨を電話連絡を入れると、女将さんから気になる情報が伝えられたそうだ。

「周囲の道路には雪が積もっているので、滑らないよう気を付けてください。」

というのだ。別府から長湯温泉までの道では路上に積雪はなかった。しかし、くじゅうエイドステーションの周辺ややまなみハイウェイには、積雪があるというのだ。そんなに違うものなのか…。タイヤチェーンは積んでいるので問題は無い。まだ実際に使ったことはないが、使う場面に遭遇するとも思えなかったのだ。

タイヤはノーマルだが、履き替えたばかりで溝はしっかりとある。しかも、四輪駆動。チェーンは装着しなくても大丈夫なのではないか?という考えが脳裏に浮かぶ…。

ただ、長湯温泉から長者原までは、男池を通る細い道でアップダウンもある。雪が積もっていたら滑るかもしれない。にわかに緊張が走った。

19時57分に店を出て、車を出した。

当初はトレーラーをここに駐め、彼女たちを宿舎に送ってから、私だけも戻ってくることも考えたが、やまなみハイウエイと長者原一帯の道路状況がわからなかったので、トレーラーを繋いだままで向かった。

↓ 車- 11.7 km 24 分 ぐるっとくじゅう周遊道路 経由

ところがである。これまでは、雪道にもならず、順調に走ることができていたのだが、突然、前方に車止めが立ちはだかり

まさかの全面通行止

の看板が立っていた。20時21分のことだった。

看板にヘッドライトを照射し、降りて、迂回路を確認した。すると、地図には北回りならば湯平温泉経由。南回りならば瀬の本高原経由が記されていたのだ。

南回りだと、牧ノ戸峠越えとなる。長者原付近で路上積雪があるらしいので、牧ノ戸越えは避けたい。ということで、必然的に湯平廻りとなった。

ただでさえ、到着が遅れて、何度も宿舎に連絡を入れているのに、この期に及んで、迂回しろとは…。それでも、看板前の交差点は十分に広いところだったので、暗がりの中でも問題なくUターンができたのだが、それはせめてもの救いだった。

湯平温泉では、カーナビの設定ミスで、温泉街の中の狭い道にまで誘導されてしまった。遅くなっているので、昨日のような事になってはいけない。通り抜けられるか、Googleマップストリートビューでチェックした。

湯平郵便局に向かう橋の上 (ドラレコ映像)
その先の温泉街 ちょうちんにも要注意 (ドラレコ映像)

湯平郵便局の前を通る形となったが、なんとか無事に通り抜けられた。そして、本道に戻って、高台に出た。ちょうちんが飾られた小規模の山間の温泉街は情緒がある。路肩に車を駐め、街路樹の枝が邪魔だったが、枝越しに、しばし静まりかえった湯平温泉の夜景を観賞した。

湯平温泉街の夜景  21時03分

温泉街を抜けて、県道537号湯平温泉線を走る。21時14分辺りから、道路上に雪が残るようになった。

県道537号湯平温泉線 (ドラレコ映像)
やまなみハイウエイへの交差点直前 (ドラレコ映像)
やまなみハイウエイへの合流地点 (ドラレコ映像)

やまなみハイウエイに入ってからの車道上は凍っていたり溶けていたり…。暗くてはっきりとはしないが、どうやら林間を走る区間では雪が残っているようだ。朝日台辺りから草原地帯に入ると車道は凍っていなかった。いずれにしても、横滑りを警戒すると同時に、薄霧が視界を狭めていたので、速度を30㎞/h未満に抑え、慎重に運転した。

↓ 車- 31.6 km 1 時間 15 分 県道537号 and やまなみハイウェイ/県道11号 経由

くじゅうエイドステーション

に到着したのは、21時40分。

くじゅうエイドステーションに到着 (ドラレコ映像)

ここに予約を入れているのは、YYGsのふたりだけ。なので、私はふたりを降ろしたら、長者原登山口駐車場に移動するつもりだった。しかし、オーナーに尋ねると、600円で管理棟前の駐車場に駐められると…。

ならば…、明日は早めに出発する可能性が高いので、ここに泊まることにした。

入口の正面にある管理棟
管理棟に向かって右側にトレーラーを駐めた
YYGsふたりの今晩の宿舎 ワフ29932

ふたりの今晩の宿舎は旧国鉄の貨車ワフ29932を改装した客室。奥が和室と2段ベッドになっており、手前に机がある。車掌室に元々あるだるまストーブは残念ながらダミーで、暖房は石油ファンヒーターを使用する。

明日の行動について軽く打ち合わせしたあと、私はトレーラーに戻った。

それにしても、遅くなったもんだ…。シメサバを摘まみに、お湯割りで今日一日を締めくくる。

明日は早朝 6時の出発だ。さてさて、ちゃんと起きれるかどうか…。

晩酌  23時30分

晩酌はさっさと済ませて、床についた。

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