2022野焼き支援第2弾[3日目]横堀牧野野焼きの1日目、お食事処たきむろと大阿蘇温泉
今日は野焼き本番の日。今年2度目の野焼き参加だ。その1日目の始まり始まり…。
2022年4月20日(水)の行動履歴
熊本県、太宰府市、豊後大野市 <徒歩移動> 3.6 km 5時間4分 <車移動> 70.3 km 2時間48分 あぴか北側駐車場 8:14 ↓ 車- 17.5 km 27 分 国道265号 経由 横堀(阿蘇市)野焼き集合場所 8:41~8:54 ↓ 車- 1.7 km 6 分 ↓ 徒歩- 2.4 km 2 時間 29 分 ↓ 車- 210 m 10 分 横堀(阿蘇市)野焼き集合場所 11:40~12:20 ↓ 車- 38 m 5 分 ↓ 徒歩- 1.2 km 2 時間 35 分 ↓ 車- 50 m 5 分 横堀(阿蘇市)野焼き集合場所 15:05~15:16 ↓ 車- 18.0 km 29 分 国道265号 経由 阿蘇市農村公園あぴか 15:44~17:43 ↓ 車- 11.2 km 20 分 国道57号 経由 お食事処 峠 18:03~18:09 ↓ 車- 550 m 3 分 国道57号 経由 お食事処 たきむろ 18:11~19:57 ↓ 車- 12.1 km 19 分 国道57号 and 国道212号 経由 大阿蘇温泉 20:16~21:14 ↓ 車- 800 m 4 分 国道212号 経由 ダイレックス 阿蘇店 21:18~21:38 ↓ 車- 2.1 km 7 分 国道212号 経由 あぴか北側駐車場 21:45~21:47 ↓ 車- 3.4 km 5 分 国道212号 経由 道の駅 阿蘇 21:52~22:10 ↓ 車- 2.6 km 5 分 国道212号 経由 あぴか北側駐車場 22:15
あぴか北側駐車場
起きたのは7時頃。朝食は、昨日、ダイレックス阿蘇店で半額弁当を2つゲットしていたので、そのうちのひとつを食べた。もうひとつは、昼食用にリュックサックに入れる。
あぴかから横堀牧野の集合場所までは、およそ30分弱掛かる。
8時14分に出発。ちょっと、出遅れた。
↓ 車- 17.5 km 27 分 国道265号 経由
横堀(阿蘇市)野焼き集合場所
に着いたのは、8時41分。すでにほとんどの人は到着していて、朝礼の集合が掛かるのを待っている状態だった。
その人達の脇を横切って、駐車スペースに車を駐めた。そして、急いで準備を行う。登山靴に履き替え、リュックを背負い、ヘルメットと手袋を手に持って、皆の集まっているところに向かう。受付をして、手帳に参加印を押してもらう。
朝礼が始まる。班毎に整列し、リーダー司会の元で、牧野長のあいさつ、野焼きの概要説明と諸注意などがなされる。今回は、弁当はここに戻ってきて食べるので、牧野には持って行く必要がないそうだ。
リュックごと車に置いた。デジタル一眼レフも置いて、写真はスマホで採ることにした。
8時54分、軽トラックの荷台に乗りこみ、野焼き現場に向かった。
↓ 車- 1.7 km 6 分
下のGoogleマップ航空写真でいえば、右の黄色楕円の右端辺りで車を降り、高台に登る。そして、黄色楕円の縁辺りを時計回りになぞるように、半周ちょっと分だけ野焼きが進められた。
約2時間30分の作業だった。それが終わった後、軽トラの荷台に乗り、一旦、集合場所まで戻った。
↓ 徒歩- 2.4 km 2 時間 29 分
↓ 車- 210 m 10 分
横堀(阿蘇市)野焼き集合場所
に戻ったのは、11時40分。これから約40分間が昼食休憩だ。日差しが強かったので、日陰を求めて、建物の東側に行くと、野焼き十数年の大ベテランのTさんが居られたので、隣にお邪魔して、昼食をとった。
これまでの豊富な野焼き作業経験を聞きながらの昼食休憩だった。
12時10分過ぎにリーダーから集合の指示が出た。それぞれ、ジェットシュータに水を補給したりして、再び軽トラに乗った。出発は12時20分。
↓ 車- 38 m 5 分
野焼き作業は結構ハードだ。10数㍑の水が入ったゼットシュータを背負って、丘の最高所まで登ることはざらにある。普段が運動不足だと息が切れる。私よりもひとまわり上の年長者がその作業をこなしている。
丘の最高所に待機。火引き係がまだ登ってこない。どこから火を引くか、協議中なのか?
その間、周囲を見渡すと、南西方向には荒々しい姿の根子岳が見えた。大観望から見る根子岳とはまったく雰囲気が異なっていて、とても同じ山を観ているとは思えない。山も人もどこから見るかによって様相が変わる。一方的な観察のみで判断を下すと、見誤ってしまう。
ようやく準備が整ったようで、野焼きが開始された。まずは上の方から火を入れて、防火帯を作る。裏側の林に火が入らないようにするためだ。
そして、防火帯ができたら、今度は下から火を入れて、一気に燃やす。
私達も上に待機し、飛び火が発生していないかどうかを注意深く見守った。
安全が確認された後に下山する。その際、牛の糞や太い木に火が点いている場合は、ジェットシューターの水で消していく。延焼の火種にならないように…。
↓ 徒歩- 1.2 km 2 時間 35 分
↓ 車- 50 m 5 分
横堀(阿蘇市)野焼き集合場所
に戻ったのは、15時05分。いつの間にか予定時間を超過していた。
いつものように、牧野鳥あいさつがあって、反省会。そして、解散となった。明日も天候が良ければ、ここの続きがある。
ヘルメットとゼッケン、手袋を荷室に置き、登山靴をスニーカーに履き替える。
メンバーにあいさつをしながら、15時16分にクルマを出した。
↓ 車- 18.0 km 29 分 国道265号 経由
とりあえずトレーラーに戻って、着替えて、休憩をとるのだ。
阿蘇市農村公園あぴか
に漬いたのは、15時44分。
作業着を脱いで、汗を拭き、ベッドに横になった。
野焼きは登山に似た心地良い疲れがある。
30分ほど仮眠したら、お腹も空いてきた。Googleマップで「定食屋 阿蘇市」で食堂を探した。青空食堂がヒット。 高評価だが、営業時間が15時30分までの営業。続いて、和み食堂がヒット。営業時間は昼が11時30分から14時までで、夜が17時から22時までの火曜日定休のようだ。ここもいろいろなところから情報を集めると定食類は1,200円がメインのようだ。う~ん、どうしよう。
検索を「阿蘇市 カレーライス」に変更。すると、Welcome restaurant Naan & Curryがヒット。草千里駐車場にあるインドカレーの店だ。ここは訪ねてみたいところではあるが、営業時間が10時から18時までで今からだと間に合いそうもない。
食堂すぴいかん。ここも美味しかったし、メニューも豊富で良い。なにしろ店名のネーミングエピソードが温かい…。ただ、一度行ったことがある。今日は、新規開拓の気分なのだ。
よかよか亭あか牛館宮地店。ここには確かにカレーライスもあったが、あか牛専門店。私にとっては高級店だ。
もう一度、「阿蘇市 定食屋 営業中」で検索をかけ、地図を東にずらしながら、探した。すると…。
お食事処たきむろとお食事処峠がヒット。たきむろは、22時まで営業とある。峠は20時までだが、メニューのほとんどが1,000円未満でリーズナブル。しかも、他のサイトで見たら、カツカレーがボリューミー。よし、今日はここへ行こう!
17時43分、出発!
一路、東側の外輪山にある「峠」へ。
↓ 車- 11.2 km 20 分 国道57号 経由
お食事処 峠
に到着したのが、18時03分。
「まさか???」
のれんが出ていない。Googleマップでは、定休日は月曜日とあった。今日は営業日のハズだ!
まだ信じられずに、車を降りて、店の入口へ。
すると貼り紙が1枚。「本日終了しました。」
「え~~っ? 終了したの? 全部? こんなに早く? 用事でもあったのかな?」
思わず叫んだ。ガクッ…。
18時09分、失意の中でクルマを出した。じゃあ、少し戻ったところにあるお食事処たきむろに行くか…。
↓ 車- 550 m 3 分 国道57号 経由
お食事処 たきむろ
に着いたのは、18時11分。昭和レトロの雰囲気満載の店構え…。
入店すると…。
女性がひとり、テーブル席で新聞か雑誌を読みながら、ときどきテレビの映像に目をやっていた。
私を見るなり、「いらっしゃい。今日、阿蘇の飛行機が墜落したよ。」と教えてくれた。
「えっ?飛行機が落ちたんですか?」
「う~~ん。」
阿蘇の離着陸場から飛び立った飛行機らしい。正確には18日に飛び立った飛行機の事故だったのだが、この女性は女将さんで、テレビを観ながら心配していた。
気さくに話しかけてくれる人懐っこい女将さんだった。
「ここのおすすめのメニューは何ですか?」
「そうねぇ、高菜めしかな…。」
そうかぁ、確かに阿蘇の高菜は旨い。それでも、さっきまで大盛りカツカレーの口になっていたので…。
「ここのカツカレーは、ボリュームはありますか?」
「うん、あるよ。」
量を聞いてしまったのだが、基本は味を確認するべきではなかったか…。でも、聞き方が難しいし、聞きようがない、が正しいのかもしれない。
「じゃあ、カツカレーください。」
「は~い。」
と言って立ち上がり、厨房に声をかけた。厨房ではご主人が料理をするようだ。
この店は、1971年から営業を始め、今年で51年目だそうだ。
話の流れで、野焼き支援ボランティアに参加していることを話すと、女将さんは野焼きの事故で亡くなった人のことを思い出し、「気を付けてねぇ。」と連呼する。ホント心配性だ。
「この辺で、お勧めの温泉はありますか?」
と聞くと、
「あまり行かないからねぇ~…、大阿蘇温泉かなぁ」
「ああ、そこなら行ったことがあります。」
グリーンストックで貰う入浴券で入ることのできる温泉だ。
「200円では入れるよ。」
ん?200円?阿蘇乃湯じゃないな、勘違いした。
「あら、そうですか?」
Googleマップで検索してみた。
「あっ、ここかぁ。ここは行ったことない温泉ですね。勘違いしていました。じゃあ、今晩行ってみようかなぁ。」
地元の人におすすめスポットを聞いて、Googleマップに記憶させる。すぐに調べて記録できるところが素晴らしい。
「この店は、Googleマップで検索して、来たんですよ。」
と告げると、
「Googleマップ?」
女将さんは興味を持ったが、女将さんの携帯はガラケーだった。
ご主人はスマホ。女将さんは厨房からご主人を呼んできたので、ご主人のスマホでGoogleマップを表示し、お客さんの口コミを見せた。そして、いろんなところの検索方法と使い方を説明した。
おふたりは、Googleマップに興味津々。しばらく一緒に覗き込んでいた。
「これは水素水。どうぞ飲んでくださいね。」
といって、女将さんがペットボトルに入った水を持ってきた。
「あれ?水素水は、水素が一番小さい分子なので、ペットボトルなどはすり抜けてしまうハズですけどね…。」
というと、
「毎日、うちで作って入れているの」
と…。
2年前にご主人が癌になってとき、鹿児島にあるメディポリス国際陽子線治療センターに1ヶ月間、通って、陽子線治療を受けたそうだ。その後は幸いにも、経過は良好だと言うことだった。
そのときから水素水精製機を購入し、この店でも毎日作って飲んでいるし、お客さんにも出しているとのことだった。
食事が終わった後も、ゆっくり話をした。
しかし、帰り掛けになって、実は女将さんは、シャンソン歌手であることが判明。キングレコードからCDを出しているプロ歌手だった。びっくり!
おみやげコーナーにも、ご自分のCDが販売されていた。「火の国旅情」たき孝子、CD発売中1,200円。
このお店でも、ときどきコンサートを開いているそうだ。
「では、そろそろ帰ります。ご馳走様でした。」
席を立って、支払いを済ませた。
「じゃあ、また来てください。気を付けて帰ってね。」
と、最後まで心配してくれた。店を出たのは、19時57分。周囲は、もう暗くなっていた。
↓ 車- 12.1 km 19 分 国道57号 and 国道212号 経由
この足で
大阿蘇温泉
先客が2人居た。入浴料の投入口に200円を入れる。
泉質は、ナトリウムマグネシウムカルシウム硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)、効能は浴用と飲用別に掲示されていて、生活習慣病の広範囲に効果があるようだ。
脱衣所から浴室に入ると、左側に湯船。一番奥に小さな湯溜めがある。洗い場のタイルの色が、効能の凄さを表している。
「こんばんは~~」
先客のふたりは、会話を中断して、あいさつを返してくれた。
「ここって、桶を付けても良いんですか?」
「どうぞ、どうぞ。いいですよ。」
一番奥の湯溜めの横に座り、かけ湯をして、身体を洗った。
ふたりは順に上がり、ひとりになった。
21時14分に大阿蘇温泉を出た。ほぼ1時間、ゆったりと浸からせて貰った。さあ、明日の買い物をして、あぴかに戻ろう。
↓ 車- 800 m 4 分 国道212号 経由
ダイレックス 阿蘇店
には、21時18分に着いた。
しかし、閉店30分前になると、弁当類や惣菜、パンの類いはほとんど売り切れている。明日の野焼き作業の昼食になるようなものは購入できなかった。まぁ、いいか、ヒル一色抜くぐらい大したことはない。
結局、今晩の晩酌のために、ビールと刺身を買っただけで、21時38分に店を出た。
↓ 車- 2.1 km 7 分 国道212号 経由
あぴか北側駐車場
には、21時45分に戻った。しかし、体調を整えるために出すものは出しておかないと…。
ただ、あぴかの大きい方のトイレは、落ち着かない…。道の駅阿蘇にお世話になることにした。
21時47分、直ちに出発。
↓ 車- 3.4 km 5 分 国道212号 経由
道の駅 阿蘇
には、21時52分に到着。裏道を通って、5分しか掛からなかった。
ここのトイレは、2020年8月に利用できるようになった新しいもの。そして、掃除も行き届いていてとても快適。
個室にゆったりと腰掛けて、スマホで情報を検索しながら、過ごした。
クルマを出したのは、22時10分。
↓ 車- 2.6 km 5 分 国道212号 経由
あぴか北側駐車場
に戻ったのは、22時15分。
今日も一日お疲れさま。
インターネットバンキングで会計処理を行った後、晩酌開始。
ダイレックス阿蘇店で購入した刺身を摘まみに、今日の疲れを癒やす。
もう、今日はこれ以上の事務作業はしない。飲み終わったら、ぐっすり睡眠をとることにする。
ご馳走様~~、そして、おやすみなさい。