ふらり旅

水源茶屋の醤油買い付けが主目的?[2日目③]復活した立野駅スイッチバック

白川水源駐車場から立野駅に向かって移動しているとき、阿蘇長陽大橋を渡った。この橋は、昼夜24時間体制でで復旧作業が進められ、震災後約1年4ヵ月の2017年(平成29年)8月27日(日)に応急復旧工事が完了し、通行可能となった。

これにより、熊本I.C.から南阿蘇村役場までの所要時間は、開通前の俵山トンネル経由で42㎞、60分だったものが、開通後の長陽大橋ルートで28㎞、35分に短縮されたのだ。

阿蘇長陽大橋を渡っていると、右手に建設中の阿蘇大橋が見える。もっと近くで見学したいのだが、クルマを停められるような場所は見つからなかった。

長陽大橋を渡って3つ目のカーブのところの右側に駐車スペースがあったので、一旦停めた。白川水源駐車場からは12.6 km地点、26 分走ったところだ。

振り返ってみてみると、国道の左側に、農道だろうか、狭いながらも道路があって、建設中の阿蘇大橋の近くを通っているかのようだった。

まぁ、どこまで近づかれるのか、どれくらい眺められるのかは全く分からなかったが、走ってみることにした。

建設中の阿蘇大橋~西側の農道を走るクルマのドラレコ動画~

阿蘇大橋が遠くに見えているうちは、向こうに行けば行くほどよく見えるのではないかと期待が膨らんだのだが、実際に近づいてみると手前の小高い丘に視界を遮られたり、丘に登ると今度は背の高い草が視界を阻んだりして、眺望が開ける場所は見つからなかった。

やはり、クルマを駐めて、周辺をうろうろと歩いてみて、相応しい場所を探すのが、遠回りのようで、最も効率的な方法なのかもしれない。クルマでサッと通るだけでは、良い場所があっても見落としてしまうだろう。

さて、2.4 km、約11 分の回り道をして、

立野駅

に着いた。ちょうど、15時30分だった。

立野駅は、通過不可能型のスイッチバック駅
立野駅の駅前広場

和菓子屋さん「ニコニコ饅頭」の前は更地になり、がらんとしている。以前はここにお土産屋とお食事処の建物が建っていて、ここからホームへの階段が降りていた。そして階段を降りたところにJRの駅舎があって、その右側がJRの島式ホーム、駅舎の左に南阿蘇鉄道のホームがあった。

立野駅に降りる階段

現在のホームに降りる階段は、元の位置より40㍍ほど東に移動していて、駅舎はない。

左に見える緑のフェンスが、現在の階段を降りた場所

左に見える緑のフェンスの間を降りていき、右折すると、新しく白いバラストを敷かれた2本の線路の間に白いフェンスで挟まれた通路がある。これを進めば、立野駅のホームだ。

手前に見えている草の生えているホームは、南阿蘇鉄道のホームで、まだ復旧していない。

手前の保オームは南阿蘇鉄道のホーム(未復旧) その向こうのフェンスが立野駅ホームへの通路
立野駅は、白い建物の左側にある
立野駅ホームから駅に降りる階段方面を望む
立野駅ホームの反対側方向を見る
あかみずが右方向になっていることには違和感がある
15時52分発の肥後大津行き普通列車が入線してきた

~16:02

そして、1番線に停車した
つづいて、15時48分発別府行きの九州横断特急3号が入線してきた
そして、2番線に停車
運転手が反対側の運転台に移動する
九州横断特急3号、発車!
シーサスクロッシングで別府方面に進む
今度は、肥後大津行き普通がシーサスクロッシングで熊本方面へ
進んでいく(ハズ!)

さてさて、15時52分発の次の列車は??

立野駅の時刻表

列車時刻表を見ると、16時20分発の宮地行き普通だ。あと25分ほどある。ならば、一旦、駅を出てスイッチバックを見に行こう。

階段を上がるときに、高森方向を眺めると…。JRの線路は新しいバラストに埋まっているし、南阿蘇鉄道の線路は草に埋まったままだ。

2016年4月16日、熊本地震で甚大な被害を受け、南阿蘇鉄道全線の17.7㎞で運休となった。その108日後の7月31日、高森~中松間7.1㎞で運転を再開したものの、全線開通の目途はいまだに立っていない。

貸切列車やトロッコ列車を運行して、南鉄応援キップを販売したり、熊本地震被災復旧祈念レールを初めとする様々なグッズ販売、そして、枕木オーナー制度や募金・義援金などで、復興資金を捻出しようとしている。何らかの形でそれに協力していきたい。

駅前広場への階段から高森方向を望む

さて、約25分間を使って、クルマで周辺を回ってみた。
でも、クルマでただぐるっと回るだけでは、良い場所が見つからなかった。たったの25分では、クルマを降りて歩く時間すら無い。

スイッチバックを一望できる場所も、建設中の阿蘇大橋を一望できる場所も、もっと作戦を立てて、歩いて探しまわる覚悟が必要だ。

25分間を利用してクルマで走った道

地図の青い道を左回りでぐるっと回り、立野駅に戻ろうとしたのだが、駅の裏側に出てしまった。踏切があったので渡って、旧道を駅前に進んだ。しかし、新しい道に付け替えられたあと、旧道との間に高低差が生じたからだろう、駅前広場へは通り抜けできないようになっていた。

少し焦ったが、ちょうど、その閉鎖された出口のところに、クルマを2~3台ほど駐められるスペースがあったので、急いで停めて、ホームに走った。

立野駅

旧道が閉鎖され、通り抜けできないようになっている

ホーム2番線には、すでに20分発、宮地行きの普通列車が停まっていた。23分発の熊本行き阿蘇6号は、今日は運転日ではなかったようだ。

間もなく、普通列車が発車した。

16時20分発、宮地行き普通、発車!
スイッチバックの折り返し地点までぐいぐいと上っていく
そして、普通列車は視界から消えた
しばらくして外輪山の方に目を移すと
折り返し地点で方向転換した列車がさらに上へ上へと走っている

黒板には「お待たせしました!! 熊本地震から4年、いよいよ豊肥本線が繋がります。この立野駅から学校や職場に向かわれるにぎやかな声がまた戻ってきたことをJR九州社員一同、うれしく思います。阿蘇にもっともっと活気が溢れるようにみんなでスイッチオン」とのメッセージが書かれており、右下に豊肥本線全線開通プロジェクトのシール「九州を西へ東へスイッチオン!!」が貼られいる。

通路からホームへの上がり口

これはいったい何? フェンスに不思議な機械が取り付けられている。

NETIS登録番号:KK-140015-VE と書いてあるので、調べてみると…

「ニコソーラー・アトリウム」というソーラー式LED照明だった。電源がなくても使える照明システム。

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