関門国道トンネルにETC不設置の謎
今回の旅を終えたあと、関門トンネルのETC不設置についてネット検索をしてみた。すると、当然のことであるが、私と同様に疑問に思っている方はたくさんおられた。
いくつかの記事を紹介したい。
1つ目は西日本新聞の2019年 7月29日の社会面の記事 なぜ?関門トンネル、ETC未設置の謎 西日本高速「事故防止につながる」 2つ目はYahoo!知恵袋(。・ω・)ノ゙ ゲトワ2007♪さんの2011/2/600:23:50の投稿 どうして関門トンネルはETCが使えないのですか? 3つ目はガジェット通信のFURUさんによる2014年 9月23日の記事 「教えて王への道」…本州と九州を結ぶ関門トンネルは どうして『ETC』を導入しないの?
上記3つの記事を参照する限り、管理者である西日本高速道路九州支社からはETC未設置の科学的知見に基づいた理由は示されたではないようだ。
人による料金徴収が、トンネル内流入量の調整弁になっていて、それが安全に繋がっているというのであれば、全国の高速道路網においても渋滞が起こりそうな場合はトンネル入口で人による交通量の制限をし、安全に配慮する必要があるということになってしまう。
また、ETCを設置すると、ETC故障時に渋滞車輌が街中まで伸びて、迷惑を掛けるという論調もあるようだが、普段においてETC不設置で時折渋滞が発生しているように見受けられるし、トンネル内の安全のために通行量を制限しているという論調と対立している。
そもそも、本当に交通量の調整が必要ならば、ETCを設置してもゲートを開けるペースの調整などは容易と思われるし、機械化した方が人件費の抑制などができるし、利用者の利便性も高まるのだが…。
ということで、ETC不設置の理由はどうも公表しずらい大人の事情がありそうだ。