ふらり旅

水源茶屋に醤油の買い付け[2日目①]南阿蘇・高森

道の駅「あそ望の郷くぎの」で迎えた朝

7時10分、トレーラーから出て、外の空気を吸った。コロナ渦の影響だろう、日曜日にもかかわらずクルマがほとんど駐まっていなかった。

水汲み場「古代の泉」

「モンベル南阿蘇店」の前にある上段の駐車場が第1駐車場。水汲み場「古代の泉」があり、天然水が調達できる。

第1駐車場に駐めているトレーラー横から下段の第2駐車場を見下ろす。こちらもこの時点ではクルマはほとんど駐まっていない。

正面の建物の左側が物産販売所「旬鮮あじわい館」で右側がレストラン「食事処あじわい館」だ。その間を抜けた向こう側にオープンデッキ「展望休憩所」がある。

天候が良ければ、阿蘇五岳の大パノラマが望めるが、この時点では雲に覆われていた。

早朝とはいえ日曜日の朝に「展望休憩所」に誰も居ない。何事もない日常ならば、阿蘇の空気を独占できる得した感に浸れるのだろうが、今回はコロナによる不要不急の外出自粛の結果であろうから、今はそういう気分にはどうしても慣れない。

トレーラーに戻って朝食を採ることにした。とはいっても、昨日、ダイレックス朝倉店で買い出した幕の内弁当だ。冷蔵庫で冷やしていたので、そのまま食べるとご飯が冷たくパラパラして味が落ちる。そんなときにはスチーマーで温めるのだが、残念ながら大きすぎて入らない。かと言って、移し替えるのも面倒だ。

どうするか思案していると、開けっぱなしの扉に差し込む直射日光で床のカーペットが温められており、結構熱を持っていた。もしや、ここに数分間弁当を置けば、多少暖まるのではないか。馬鹿げたチャレンジだが、やってみることにした。

その間、1台また1台とクルマが第1駐車場に入ってきた。そして、私のトレーラーの並びに順に詰めながら駐車していく…。こんなに広い空きスペースがあるのに、わざわざ私のトレーラーの横に順に詰めて駐めなくても…、と思ったのだが、もしかすると、モンベル南阿蘇店の従業員や業者が日常的に駐めている区画だったのかもしれない。

もちろん、この区画が「従業員専用」などと書かれているわけではない。しかし、店の入口付近は客用に空けておいて、少し奥が従業員のスペースみたいなと暗黙の了解になっているのかもしれない。

その上、第1駐車場のモンベルから遠い方の区画には、少しずつクルマと人が集まりだしていた。どうも何かのイベントが行われているようだ。

ネットで調べてみると、毎月第3日曜日に開催されている「ASO! BOW! KAI?」だった。公式Webサイトには「熊本地震に見舞われて、観光客が激減した南阿蘇をなんとか応援したい!との思いから、南阿蘇にCafeを営むオーナーが発起人となり、2017年5月より「道の駅 あそ望の郷」の協力を得て開催」しているクルマ好きの人が集まるミーティングだそうだ。

カーペットの熱と直射日光に数分間あてただけでは、弁当は暖まらなかったが、粗熱ならぬ粗冷を取ることはできた。

弁当は温めた時間の半分にも満たない時間でペロリと平らげた。

そして、もう一度外にて、道の駅内を歩いてみた。

進化する「情報発信コーナー」

道の駅スタンプを探しがてら「情報発信コーナー」に立ち寄ると、誰も居ないと思っていたが、テレビ電話システムのような仕組みが整備されており、ディスプレイに店員の動画が映っていた。

パンフレットは掲示されてもいるが、代表的なパンフレットをセット組みしてクリアファイルに入れて置いてあり、サッと持っていくことができるようになっている。細かいところへの配慮や気遣いが感じられた。

天候が回復し、展望休憩所からの眺めは大きく改善された。右手のドッグランには犬を遊ばせている人もいる。

人が集まりだしたので、トレーラーを別の場所に移動することにした。

白川水源にある水源茶屋は、12時~16時の時短営業になっている。なので、そこに向かうにはまだ早い。そこで、ここから 2.8km離れたところにある、小池水源に行くことにした。

小池水源周辺散策

小池水源公園には東屋とクルマ4台分の駐車スペースがある。そこに、クルマを駐め、周辺を散策した。

県道から小池水源に入るところの交差点「白水村吉田」にある放牧場

小池水源公園の道を挟んだ向かいには、田植えが終わったばかりの田んぼがあり、水面に阿蘇の山々が映し出されていた。

田植えを終えてあぜ道で一息つかれていた農家の方と言葉を交わした。

阿蘇の山肌が、新緑の黄緑色になっているところは今年、野焼きをした場所茶色の所はしなかった場所だそうだ。草原を維持するためには、野焼きが必要不可欠。しなければ、僅か数年で草原ではなくなってしまう。しかし、阿蘇の山は放牧した牛が転落してしまうことがあるほど、斜面が急で、野焼きが難しいそうだ。その上、過疎や高齢化による担い手不足も進んでいるらしい。

また、小池水源公園の南側には、一見、南阿蘇鉄道の駅だと思ってしまうような建物とロータリーがあるが、ここは駅ではない。ただ、日中利用できるトイレは設置されている。そして、このロータリーの西側に3台ほどの駐車スペースがあった。

公園の東側が小池水源だ。

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小池水源の横を走る南阿蘇鉄道のディーゼルカー

周辺をぐるっとひとまわりし、トレーラーで休憩した。

11時45分になった。そろそろ水源茶屋の営業が始まる。片付けて池山水源の大型車駐車場へ移動することにした。

<後日談>

阿蘇地方の野焼きについてネット検索をしていたら、公益財団法人「阿蘇グリーンストック」の活動報告で、野焼き・輪地切り支援活動が目に止まった。どうやら事前講習を受けることで野焼きボランティアに参加できるようだ。2021年度の参加を目指したい。

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