ふらり旅

門司港で夜景を撮ろう![1日目①]観光トロッコ列車と門司港駅、九州鉄道記念館

ようやく梅雨が明けて、空に本来の空色が戻ってきた。梅雨明けは平年より1~2週間も遅かったらしい。待ちに待った青空である。

そんな青空を見ていると、無性に関門海峡の夜景の写真が撮りたくなった。

空が雨雲でどんよりしていると、その1点だけで風景写真はおじゃんになる(ような気がする)。そう、何度思ったことか。

ロケーションは最高! 構図もバッチリ。ピントもバッチリ、ブレ対策も大丈夫。でも、あとひとつ…

「すっきりとした青空になっていてくれたらなぁ…。きっといい写真に仕上がるはずなんだけど…。」

何度となくそういう場面に遭遇してきた。旅先での写真は時間と天候を選べない事が多い。その場のその状態の中で撮影せざるを得ない。

だから、梅雨明けの青空を待っていた! それに、いくらか雲があったとしても、わた雲が幾つか程度なら、白く輝いてくれてアクセントにもなる。とにかく青空が主体であってくれたらなぁといつも願って旅立っている。

「あれ? でも、今回、撮りたいのは夜景なんでしょ。だったら青空は関係ないよね。」
と、どこからか、突っ込みが入りそうなのだが、確かにその通りだ。

夜景だったら、空気が澄み切っている秋か冬の方がいいのかもしれない…。

「いや、夜景だけじゃなく、昼間は昼の風景を撮るし…。夜景だって、雲があるのとないのでは、全然違うんじゃないの?」
と、いろんな理由付けや言い訳が頭の中を錯綜する。

まぁ、とにかく門司港レトロと関門海峡の夜景を撮りたくなったのだ。理由はともかく、何故かしら出掛けたくなったのだ。これがまさしく、ふらり旅…

八木山バイパスから香春町を通って門司港へ

10時50分過ぎ、トレーラーを繋いで駐車場を出た。太宰府IC入口のある御笠川6丁目の交差点から、5年前に開通した新しい道路「現人橋乙金線」(2015年 3月29日開通)を通った。

途中、ガソリンスタンドで満タン給油。

そして、宇美公園の横を通って、県道35号線「筑紫野古賀線」を大隈跨道橋まで進んで右折。国道201号線から八木山バイパスを抜けて、そのまま直進。

最適な道選びは?

なんとなく、こんな調子で、道を適当に選んで走ったのだが、後ほどタイムラインでルートを確認すると…。意外と遠回り? いくら道が広くて快適だとはいえ、これだったら八木山バイパスを通らず、ショウケ越えをする方が早かったかも…

その後は、国道201号線を香春町まで進み、清瀬橋から国道322号線へ。それを北上し、新道寺小学校北交差点を右折。県道257号線「新道寺曽根線」へ。九州自動車道をくぐったら右折し、九州自動車道沿いに「長野志井1号線」を北九州JCT真下の堀越交差点まで走り、そこを右折。あとは、県道25号線の「徳力葛原線」「門司行橋線」をそのまま進むと門司港に出る。これが、最近の定番ルートだ。

まずはトレーラーを駐める場所「和布刈公園塩水プール横駐車場」へ

MOJIKO RETRO INFORMATIONの駐車場マップには、門司港周辺の13箇所の駐車場情報がある。この中で、トレーラーを無料で駐車できるのは、1~3番の3箇所である。

私は、1番の和布刈公園塩水プール横駐車場(上記駐車場マップには、普通車140台・大型車5台と記載されている。)に駐めた。13時50分到着。

Googleマップの航空写真で確認するとよく分かるが、敷地の手前三分の二が舗装されており、普通車区画は50台分程度、大型車区画は5台分ある。

だから、奥の方の、残り三分の一の未舗装部分までを上手く使って駐めれば、普通車140台はいけるだろうということだろうか?

まぁ、そこはともかく、十分な広さがあり、利用時間は5時から23時までと長時間。しかも駐車料金無料と3拍子揃っている。

門司港レトロ観光列車「潮風号」で門司港駅方面へ移動

駐車場から徒歩5分のところに門司港レトロ観光列車「潮風号」の終着駅「関門海峡めかり駅」がある。

トロッコ列車の終着駅「関門海峡めかり駅」

時計の針は間もなく14時10分を指そうとするところだった。あまりにも人がいないので、駅の切符売り場に詰めているスタッフの中で年長の男性に話を聞いてみた。すると、本日はこれでもれっきとした運航日で、8月中は毎日運行しているとのことだった。しかも、訪ねたタイミングも良くて、ちょうど20分発の列車がある。

「ここまではどうやって来られましたか?」

「クルマを和布刈塩水プール横駐車場に駐めて、歩いてきました。」

「そうですか、ではまたこちらまで戻ってこられますね。大人の片道運賃は300円ですが、往復乗っていただけるのなら何回でも乗り降りできる1日フリー乗車券600円の方がお得で便利ですよ。」

と勧められた。確かにそれはそうなのだが、九州鉄道記念館駅を16時40分に出るのが下りの最終便。残された時間は2時間10分。隣には路線バスも走っている…。うーむ、どうするべきか…

始発駅の「九州鉄道記念館駅」までには途中に「ノースフォーク広場駅」「出光美術館駅」の2つがある。この4つの駅を1編成のトロッコ列車が、片道10分、終端駅停車時間10分の規則性のある大変分かりやすいダイヤで結んでいる。

一瞬悩んだが、1日フリー乗車券を購入した。結果的には、これが功を奏した。

トロッコ列車の出発まで、まだ10分弱あったので、近場をぶらり…。

駅の隣に客車Cafe「オハフ33」がある。

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旧国鉄の客車オハフ33と関門トンネル用の交直両用電気機関車EF30の1号機が静態保存されていて、客車の方がカフェになっているのだ。

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カフェを電気機関車EF30側から見る

今回は時間がないので、写真を撮るために横を通り過ぎただけだった。が、そうこうしているうちにトロッコ列車が入線してきた。

14時10分到着の潮風号、折り返し20分発となる

乗ってきた客をすべて降ろし…、とはいうものの、乗ってきた客も3~4組しかいなかった。

そして、車内点検の後、乗車客の改札が始まる。

今回の乗車は私以外には、夫婦1組のみだった。通常では考えられない少なさだ。

乗車開始直後の様子
後方の1号車の車内 夫婦連れは前方の2号車に乗車したので、1号車は私の貸切
出発直後の車窓 列車Cafeの横を通って進む
間もなく、路線唯一のトンネルに入る
すると、天井に描かれた魚の絵がブラックライトで浮かび上がる

トンネルを抜けると「ノースフォーク広場駅」に停車。しばし、海沿いを走る。

門司港レトロ観光列車は、「日本一短く、日本一遅い列車」がキャッチフレーズ。路線は 2.1㎞、速度は時速15kmだそうだ。

車窓から今ではレトロ地区のランドマークとなった「門司港レトロハイマート」が見えた
ここは最上階(31F)が市営の「門司港レトロ展望室」で、屋上はヘリパッドになっている。
そうこうしているうちに、終点「九州鉄道記念館駅」に到着

上り側のディーゼル機関車には、かつての寝台特急「明星」のトレインマークが取り付けられていたが、これは九州鉄道記念館とのコラボ企画「ブルートレイン・ヘッドマーク展」の一環だ。

まずは門司港駅をぷらっとまわって

九州鉄道記念館駅の改札を抜けて、そのまま何も考えずにボーッと歩くと、すぐに門司港駅に着いてしまう。逆に九州鉄道記念館は、九州鉄道記念館駅の裏手にあるので、意識して歩かないとたどり着かない。

だから、記念館に行く前に門司港駅を見に行くのは実に自然な流れだ。

(陰の声)「要するに何も考えずにボーッと歩いてしまったってことね。」

門司港駅の正面広場を挟んで、向かい側に、日本郵船(株)九州支社門司事務所の入っている「門司郵船ビル」がある。1927年(昭和2年)に建てられた鉄筋コンクリート4階建ての建物だ。

門司郵船ビル
門司港駅正面
コンコースからホームを望む
券売機もレトロな雰囲気
改札前通路から待合室(Cafe)を見る
改札前通路の北西側には「関門連絡船通路跡」がある
始発駅の象徴、車止め
改札口とホーム
1914年頃に設置された水呑場「帰り水」
改札前通路の南東側、レトロ色ファミマの並びに「帰り水」と洗面所

時計を見ると、14時50分をまわっている。

門司港レトロ観光列車の終電16時40分発まで、それほど、たっぷりと時間があるわけではない。先を急ごう…! まずは九州鉄道記念館を堪能し、時間が残ったら、また戻ってくれば良いじゃないか。

九州鉄道記念館入り口

<後日談>

Googleマップによる最適ルートの検証

Googleマップのルート検索の結果では、宇美町から飯塚に抜ける上記3ルートを比較すると、混雑の少ない場合はさほど違いがない。しかし、混雑している場合には、ショウケ越えの後、八木山バイパスの途中にある城戸ICから乗るルートが一番、渋滞の影響を受けにくいようだ。

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