阿蘇野焼き支援ボランティア、デビューなるか[2日目]吉原の下見、扇温泉おうぎ荘、立岩渓谷周辺、多良布久
幸神の滝
ここには、16時11分から7分間ほど滞在。
↓ 徒歩- 280 m 12 分
そして、
ギャラリー仙人ハウス
に到着、16時31分だった。扉を開き中を覗いたが、誰もおられなかった。
そして、台所の奥の部屋がギャラリーになっている。
中央にテーブルが並び、木彫りなどの作品が並べられている。その両側にソファーや椅子が所狭しと並んでおり、それらを取り囲むように、掲示板が設置されており、メンバーの作品である写真が多数、展示されている。
ギャラリーに入ってすぐ右に置かれているタンスの扉には「プラス思考で生きる人は幸せが訪れる人」「立岩夢叶水(飲めば夢が叶う水)」「シャクナゲの見頃は四月二十日頃です」といった案内文と名言が、左側にも「喜びは他人に与えて倍になる」「人間は笑っているときに浄化される」などとを書いた紙が貼られている。
私が訪ねたときには、どなたもおられなかったが、この仙人ハウスのメンバーは、ときどきここに集っては、作品のこと、昔の思い出、将来の夢など、様々な楽しい話題で、時間を忘れて語り合っておられるのだろう…。
今度は、どなたかおられるときにお邪魔したい。
16時58分、ギャラリーをあとにした。
↓ 徒歩- 250 m 4 分
とぼとぼと歩いて
立岩水源公園
に戻ったのは17時02分。そのままクルマに乗り込んで、17時04分に出発した。
そして間もなく、阿蘇グリーンストックの事務局から着信があった。明日の野焼きが来週の木曜日に延期になったそうだ。天候が思わしくなかったので、想定はしていたのだが…。
「平日に延期になりますが、大丈夫でしょうか?」
「ええ大丈夫です。で、ちなみに、明日予定されていた野焼きはすべて中止になったのですか?」
「阿蘇の草千里を除いて、すべて中止になりました。」
「そうなんですね。で、草千里の野焼きにボランティアの空きはあるんですか?」
「いいえ、おかげさまで、すでに申し込みはいっぱいになっています。」
「まぁ、そうですよね。分かりました。」
今回の旅では、野焼きボランティアの初体験とはならないことが確定した。まぁ、仕方が無い。
↓ 車- 10.0 km 17 分 県道40号 and 国道212号 経由
道の駅小国に戻る途中、国鉄宮原線の廃線跡のことを思い出した。
以前のふらり旅で、当時の「肥後小国駅」から次の駅である「北里駅」まで歩いたことがある。肥後小国駅は、現在の道の駅小国になっている場所。そして、北里駅は、国道387号線沿いにある北里森のキヨスクのところだ。
しかし、なぜか、宮原線の終点、肥後小国駅よりも更に南に線路跡が延びている…。そこは、まだ歩いていなかった。せっかく時間があるので、道の駅に戻る前に、そこをチェックすることにした。
Wikipediaによると、ここに壮大な計画があったと記されている。
改正鉄道敷設法別表第113号に規定する予定線の一部で、佐賀県佐賀から福岡県瀬高、熊本県隈府(現在の菊池)を経て大分県森(豊後森)に至るという壮大な計画であった。佐賀 – 瀬高間が佐賀線として、瀬高 – 南関間が東肥鉄道として、大分県側で本路線が開業したが、そのすべてがすでに廃止されている。森 – 隈府間は「森隈線」として、これ以前は大分県中津 – 森 – 隈府間の「森隈宇線」として計画されたこともあった。
Wikipedia 宮原線 歴史 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%8E%9F%E7%B7%9A
つまり、小国から菊池を経て瀬高に抜ける鉄道を計画していたということだ。昔の鉄道開発計画を知ると、並外れた熱量、情熱を感じる…。
ケヤキ広場駐車場
に到着したのは17時21分。ここは、道の駅小国の南側に隣接する広場の駐車場だ。
「そうか、吉原の野焼きが来週木曜日に延期になったのなら、扇の野焼きは月曜日ではなく火曜日の分に変更してもらって、日曜日は一旦、福岡に戻った方が良いな」
そう思って、阿蘇グリーンストックに電話を入れた。予約変更は受け入れられた。よかった…。
17時32分、クルマを降りて散策に出掛けた。
トンネル入口まで来るのでも道がぬかるんで草が伸びているので慎重に進んだ。ズボンが汚れないし、滑って転ぶかもしれない。
これ以上進むのであれば、本格的な服装と靴を履いて挑まなければならないだろう。
今回はここまでとした。
↓ 徒歩- 1.8 km 24 分
17時57分に
ケヤキ広場駐車場
のクルマに戻った。「さあ、トレーラーに戻ろう。」17時59分、ケヤキ広場駐車場をあとにした。
↓ 車- 230 m 1 分 県道178号 経由
道の駅 小国
には、あっという間の18時01分到着。
今日はたっぷり歩いたので、空腹感が半端ない。この近くに多良布久という如何にも空腹を満たしてくれそうな店があるのだが、前回訪ねたときはすでに営業時間外だった。今回はどうか…。
18時23分、出発。
↓ 車- 350 m 2 分 国道387号/国道442号 経由
多良布久
18時25分到着。室内の灯りもあるし、まだのれんが出ている。営業中のようだ。
引き戸を開けて、中に入ると、3人の男性客が座敷で注文したものができあがるのを待っていた。
どうも、店員さんは厨房で調理中のようだ。
カウンターに座って待っていると、厨房から女将さんが先客3人の食事を運んできた。この店は女将さんがひとりで切り盛りする店だった。
「まだ、食事はできますか?」
「いいですよ。何にしましょうか?」
といって、お茶を出してくれた。しばらく考えて…
「じゃあ、焼き魚定食をお願いします。」
女将さんはまた厨房に入って調理を始めた。
しばらく待つと焼き魚定食が出てきた。「ご飯が足りなかったら言ってくださいね。」
「ありがとうございます。では、いただきます。」
おかわりが無料でできる。
焼き魚定食は900円。焼き魚は鯖、大きめだ。
「ご飯がふっくらしていて甘味が強いですね。何か特別な米とかを使っているのですか?」
「いいえ、米屋が持ってくる普通の米を使ってますけどね~」
農協から配達してもらう普通の米だそうだ。女将さんにとっては普通のこと。何も特別なことはしていない。少々困惑気味だが、それでも何か特別なことを見落としていないかと、視線を時折天井に向けながら、しばし理由探しに付き合ってくれた。
「ああ、ガス釜で炊いていますけどね。これで。直火のせいかなぁ。」
ひとつ思い付いたようだ。それもあるかもしれない。でも、やはり地元の米。水そのものが美味い地域では、米自体も美味しく育つのだろう。
女将さんは、お店はこの場所で38年も続けているそうだ。
焼き魚定食を美味しくいただいた。ご飯もしっかりとおかわりして…。
決済は現金のみ。
19時07分に店を出た。
ところで、今回は野焼き支援ボランティアに結局のところ参加できなかったのだが、明日、草千里ヶ浜だけが野焼き実施の可能性を残している。だったら、参加できなくても、遠くから見学するコトができるかもしれない…。
だったら、今日のうちから近くに移動しておこう。
↓ 車- 550 m 1 分 国道387号/国道442号 経由
道の駅 小国
に戻ったのは、19:時08分。トレーラー車内は大筋片付けていたので、そのままヘッド車に連結した。そして、19時17分に道の駅を出た。
↓ 車- 21.3 km 40 分 国道212号 経由
そして、
あぴか北側駐車場
に到着したのは、20時08分。駐車場の中央部より、やや公衆トイレに近いところをいつも駐める、定位置にしている。そこに、トレーラーを切り離し、コーナーステディをセットした。そして、必要な荷物をヘッドからトレーラーに移す。ヘッドに給油が必要なので、まだ電源は繋がない。
トレーラーの灯油タンクは残量がある。持っていかなくても、大丈夫だ。
近くにある営業中のガソリンスタンドを検索し、20時45分にヘッドだけで出発。
↓ 車- 3.8 km 7 分 国道212号 経由
エネオス セルフ阿蘇
に、20時52分に到着。エネキーを使って、満タンにする。20時58分出発。
↓ 車- 3.0 km 10 分 国道212号 経由
そして、やることをすべて終えて
あぴか北側駐車場
に、21時08分に戻ってきた。ヘッド車は、トレーラーの前の区画に駐めるが、連結はしない。明日は、ヘッド車だけで草千里へ向かうためだ。
ただ、電源は繋ぐ。夜中中、トレーラーの中で快適に過ごすためだ。
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