ふらり旅

野焼き支援第2弾[5日目]樅木牧野野焼き・立岩水源・学びやの里・博士の湯(北里バラン)

土曜日までには自宅に戻るつもりでいたので、いよいよ今回のふらり旅も最終日となった。まだ、確定というわけではないが…。十中八九は間違いなし。

もちろん、何かが起こったら、予定変更は大いにあり得る。柔軟に対応できるのもふらり旅の魅力の1つだ。

2021年3月27日(土)の行動履歴

大分県、朝倉市、熊本県
<徒歩移動> 4.9 km 5時間43分 <車移動> 144 km 4時間10分
道の駅 小国 8:04
↓ 車- 8.0 km 16 分 国道387号 経由
樅木牧野入口ゲート広場 8:20~9:10
↓ 徒歩- 4.9 km 5 時間 43 分
樅木もみのき牧野入口ゲート広場 14:52~14:54
↓ 車- 6.9 km 13 分 国道387号 経由
道の駅 小国 15:07~15:23
↓ 車- 6.0 km 11 分 国道212号 経由
道の駅 小国 15:34~15:39
↓ 車- 10.3 km 18 分 国道212号 and 県道40号 経由
立岩水源公園 15:57~16:12
↓ 車- 11.8 km 21 分 国道442号 経由
(一財)学びやの里 16:33~17:06
↓ 車- 8.5 km 18 分 国道387号 経由
フレインゆめおぐに店 17:24~17:31
↓ 車- 400 m 2 分 県道178号 経由
道の駅 小国 17:33~18:41
↓ 車- 3.7 km 8 分 国道387号 経由
博士の湯 (北里バラン) 18:49~19:32
↓ 車- 71.1 km 1 時間 53 分 国道386号 経由
道の駅 筑前みなみの里 21:26~21:40
↓ 車- 16.5 km 28 分 県道76号 経由
トレーラーの月極駐車場 22:09~22:30
↓ 車- 500 m 1 分
自宅 22:31

道の駅 小国

朝6時頃起床。体調も万全だ。朝食は鍋の残りを温めて食べた。それに一杯立てのホットコーヒーをプラス。

今日の野焼き支援の場所は、樅木牧野。集合時間は9時厳守。なので、推奨到着時間の8時半に到着するためには…。

googleマップで検索すると、樅木牧野までは16分。国道387号線を走り、蔵園川を渡った先から右折、旧小国町立万成小学校の横を通るルートの場合で、これが最短最速だ。

ならば、8時10分に出れば良い。

4回目ともなると気持ちにゆとりが生じる。別に適応能力を自慢しているわけでも、すでに気が緩んでいると言っているわけでもない。向かう場所は初めてなので具体的にはっきりとは分からないが、ある程度どのような人が集まり、どのような活動がなされるのかが想像できるようになった。それだけで、余計な緊張感に苛まれることがなくなったということだ。

朝食後は、ただちに作業着に着替え、装備を揃え、リュックの中の装備を再確認した。そして、トイレなども含めて出発前作業をすべて終わらせてから、8時10分まではゆったり過ごすことにした。

しかし、結ったりしようとしても、何故かしらソワソワして落ち着かないので、8時04分に道の駅を出た。

↓ 車- 8.0 km 16 分 国道387号 経由

Googleマップの誘導に従って走った。すると、旧万成小学校の横を通り過ぎるとき、玄関先に置いてゆるキャラみたいなものが目に入った。

クルマを停め、少しバックして、降りてみると…。ぐでたま仮面ランダー杉の葉アート作品だった。良くできている。そして、この類いは小国のところどころに何気なく置いてある。ということは、この作品作りが好きでたまらない人がいて、さらに、その作品を喜んで受け入れている人達が、小国の街にいるということだ。

この旧万城小学校の横の道を南東へ走ると、ファームロードわいたに出るのだが、そこの交差点をそのまま直進すると今回の野焼き会場である樅木牧野だ。

樅木牧野入口ゲート広場

である①には、8時20分到着。かなりの余裕を持って到着することができた。それぞれのクルマは広くなっている路肩に駐車する。

いつものごとく、集合時間までに身支度を調える。靴を履き替え、マスクを付け、頭にタオルを乗せて、ヘルメットとゴーグルを付ける。

先輩ボランティアから、前回、ウレタンマスクを使うはやめた方がいいとアドバイスを受けた。素材が綿百じゃないので燃えたときに危険だというわけだ。今回までは、とりあえずこれでしのぎ、次回までに、ちゃんとしたやつを揃えよう。例えばこれなんかどうだろう…。夏用 フェイスカバー オーガニックコットン 洗える 花粉 UVカット マスク フェイスマスク 日よけマスク ネックガード フェイスガード レディース メンズ キッズ CA15-011。これだと耳ひもがあって滑り落ちないし、アジャスターで大きさも調整できるコットン100で肌触りもいいらしい。色も選べるし、野焼きには最適ではないだろうか。ただ、洗い方は「手洗い洗濯後、形を整え風通しの良い場所で陰干しして下さい。」とあり、酷く汚れると落ちないかも…。

さて、集合がかかった。点呼は終わっているので、①地点で班分け、牧野代表挨拶、諸注意が行われた。さて、いよいよ作業開始だ。

まずは軽トラの荷台に乗った。どこに向かうかは知らないまま、行き先は運転手に委ねる。

どうも、①→②→③と走り、③で荷台から降りて牧野を登ったと思われる。そして、④辺りから着火し、A全体を焼いた。

A付近は、9時50分にはほぼ、鎮火した。その写真が下のもの。まだ、至るところで白い煙が出ており、空全体が白く霞んでいる。

A地点の野焼き終了直後の様子

その後、来た道を①まで戻り、今度はB辺りを焼く。用心のために①の周辺に駐めていたクルマを下の方に移動させた。

それが終わったら⑤に移動し、着火係が火を着ける。時刻は10時10分頃になっていた。ボランティアは⑤→⑥→①の順に歩きながら火消し棒とシューターで飛び火消火や延焼防止に務めた。

①に戻ってきたのは、11時15分頃。早めの昼食となった。

12時過ぎに、作業再開。先ず、①から軽トラの荷台に乗って、⑩→⑨を通って⑦に移動。ここで、Cの周辺を焼く。そのあと、D付近を12時50分頃から⑧→⑨→⑩に沿ってボランティはゆっくり歩きながら、13時20分過ぎまで、その部分の消火と観察を続けた。さらに、⑩から⑪まで、軽トラに乗って移動、13時40分に到着した。そのとき、風向きと風力で、どこから着火するかが話し合われた。用心のため一回り内側の輪地から着火することになった。13時50分頃、⑪辺りから火を着けて、Eの周辺を焼く。野焼きボランティアは⑪→⑫まで歩きながら超過と観察を続けた。

①に戻ってきたのは14時30分頃だった。

あとは、火消しの必要がないただ燃やせばいいだけの場所だけになっていたので、牧野の方々が燃やしている間、我々は休憩しながら野焼き見物となった。

そして、それもある程度が終わったので、閉会行事となり、その後解散となった。ボランティアの終了時には、近隣の温泉入浴券が配布されるのが慣例。今回は、バラン温泉博士の湯の入浴券を頂いた。

「お疲れさまでした~。」

↓ 移動- 4.9 km 5 時間 43 分

樅木牧野入口ゲート広場

14時52分、牧野内の道路脇に駐めていたクルマに乗り込み、帰宅準備に追われるボランティア参加者に挨拶をしながら、先に出発。一路、道の駅小国を目指した。

↓ 車- 6.9 km 13 分 国道387号 経由

道の駅 小国

には、15時07分に到着。作業着を脱ぎ、平服に着替える。今日はやはり、自宅に戻ろう。ならは、温泉は後回しにして、天然水確保を先にやろう。

どこで水を汲むか…。いろいろと思い巡らせるが、水質と水量、汲みやすさから考えると、ちょっとばかり距離があっても立岩水源ということになってしまう。

急いで出発した。

ところが、国道212号線を3㎞ばかり走ってから、トレーラーの中にもペットボトルを幾つか置いていたことに気が付いた。なぜ出発前に気が回らなかったのかを嘆いた。戻るか戻らないかも迷った。が、やはり戻ろう…。

↓ 車- 6.0 km 11 分 国道212号 経由

道の駅 小国

には、15時34分に戻り着いた。トレーラーの中にあるペットボトル数本をヘッド車に移し、気を取り直して15時39分に再出発。

↓ 車- 10.3 km 18 分 国道212号 and 県道40号 経由

立岩水源公園

には、15時57分に到着。ここには3週間前の3月5日(金)に来て、立岩渓谷を散策し、仙人ハウスにお邪魔した。その後ことが気になるが、今日は時間がない。今回は水汲みだけに留めておこう。

立岩水源公園の水汲み場

そして、できることなら木魂館に行って、小国の空き家バンクのその後の情報を仕入れておきたい。ということで、学びやの里に向けて、16時12分に出発。

↓ 車- 11.8 km 21 分 国道442号 経由

(一財)学びやの里

には16時33分に到着した。時間的にはぎりぎりだ。中の方まで車を進めていくと、グラウンドでは、キャンプを楽しんでいる人達が数組いた。

グラウンド

クルマは北里バラン温泉博士の湯のところにある駐車場に駐めた。そして、木魂館の受付に急ぐ。

木魂館の奥にある北里バラン温泉博士の湯
木魂館 中央の扉の中が受付

玄関から中に入り、受付で声を掛けた。
「こんにちは~~、すみません。空き家バンク担当のM.Mさん、居られますか?」
「あいにく、外に出ていますが、どういったご用件でしょうか?」
「ああそうですねぇ、前回ここを訪ねたとき、M.Mさんから空き家バンクのことを説明していただき、そのとき1軒紹介していただいたのですが、その報告と他の物件の情報が入っていないかと思いまして…。」
「でしたら、私の方で伺うことができますが…。中のそちらの部屋でお待ちいただけますか?」

玄関から木魂館の内部を観る 右が受付 右奥のストーブの向こうが面談場所

窓口で対応してくれたのは、R.Eさん、ここの事務局長で木魂館の館長さんだった。所用で外出準備中だったところを短時間しかありませんがということで、対応してくださった。

前回M.Mさんから紹介していただいた物件は、その後、その場所まで行って建物周りを確認してみたのだが、現状のままでは、主要道路から建物前までの上り道が狭く斜面が急なこと。そして建物前の駐車スペースとその道との間の段差が激しく、主要道から上り坂に入る部分もカーブがきつくてトレーラーが曲がりきれないこと。それを改善するためには大がかりな改修が必要なので、今回は断念せざるを得ないと報告した。

そして、新たな他の物件がないかを聞いたところ、そのニーズに答えられそうな物件は、ここしかないだろうということで資料を出してくれた。カラーコピーする時間がないので写メかなにかで撮って欲しいとのこと。そうさせて貰った。

新たな物件の資料
フロアに並べられたお土産品や資料
小国杉で作られた品物

館長さんに御礼を言い、木魂館を出た。

博士の湯も後回しだ。17時06分に学びの里を出発した。

↓ 車- 8.5 km 18 分 国道387号 経由

紹介された物件は、道の駅小国よりも更に西だった。付近をさらっと走ってみたのだが、物件そのものは特定できなかった。ただ場所自体が、民家が密集している大きめの集落。もっと閑散としているひなびた場所を希望しているので、合わない感じがした。

でも、もしかしたら私自身が自己矛盾しているかも…。閑散としたひなびた場所は、地理的条件が厳しいからそうなっているのであって、だから道が狭かったり、坂が急だったり、カーブがきつかったりする。逆に、トレーラーが進入しやすいような土地が平坦で道が広かったら、当然、開発が進んで民家は密集していく…。

求め方が間違っているのか? 閑散とした地理的条件の厳しいところを探して、道などを改修するしかないのかもしれない。

フレインゆめおぐに店

にちょっとだけ立ち寄った。17時24分だった。だけど、店内をザッと見回したが、特に買い出す必要があるものは見当たらず…。結局何もせずに店を出た。17時:31分。

↓ 車- 400 m 2 分 県道178号 経由

道の駅 小国

には、17時33分に戻ってきた。今日はサタデーナイト。木魂館のグラウンドにも多くのキャンパーが訪れていた。となると、博士の湯もこの時間は利用者が多くて混雑しているのではないだろうか…。

まぁ、勝手な憶測だが、夕食時間帯であれば、風呂もこまないのではないだろうか。しかも、木魂館の一番奥には駐車場があり、そこだったらトレーラーを牽引していても駐車可能。だったら、それまでにすべてを済ませて、出発後の帰宅途上に立ち寄ればいいではないか…。

まずは腹拵えをして、その上で、移動準備を行うことにした。夕食は、少量残っていた鍋にうどん麺を投入したもの。見てくれは良くないが、これでも結構味がしみていて美味しいのだ。

その手順で事を進めたら、道の駅小国の出発時刻は18時41分。ちょうどいい時間になった。

↓ 車- 3.7 km 8 分 国道387号 経由

博士の湯 (北里バラン)

に到着したのは、18時49分。キャンパーは更に増えていた。林間学校のようなこども達の団体行事のようなものも行われていたようで、リーダーの誘導にしたがって次のプログラムに移動するこども達の一団にも遭遇した。どうも、夕食はバーベキューらしい。楽しそうだ。

風呂に向かうと、想定通り、初めは誰も入っていなかった。

掲示物には、泉質はカルシウム・ナトリウム・硫酸塩・炭酸水素塩冷鉱泉(中性 低張性 冷鉱泉)とあるので、源泉の温度の欄にテプラで訂正されている37℃は浴槽の沸かし湯の温度で、源泉温度ではないはずだ。

温泉だが、沸かし湯循環式。ただ、洗い場も浴槽も広々としている。露天風呂はない。

大浴場
洗い場

初めのうちは、この広々とした空間を独占使用していたのだが、しばらくすると、20代ぐらいの若い人達が数人ずつ入ってきた。林間学校のリーダーかグラウンドでキャンプを楽しんでいる人達だろう。

私が浴室の窓を開けようと格闘したのだが、開けられずに諦めて湯に戻ると、若者の一人も確かめてくれて
「開かないようになっているみたいですね。」
と声を掛けてくれた。
「露天風呂があるかどうか確認しようとしたんですけどね。」
というと、
「ああ、ここには露天風呂はありませんよ。」
と教えてくれた。親切で礼儀正しい人達だ。

十分にお湯に浸かったので、19時32分に博士の湯を出た。

トレーラーを駐めたとき、ちょうと縦に2台空いている区画は1ヶ所しかなかったので、そこに何とか駐めたのだが、ヘッド車が両側を別のクルマで挟まれてが駐まる格好になってしまった。
「このままだと、出すときに苦労するかも…」
ヘッド車の前の道幅が、少し狭いので、左側のクルマに接触しないようにトレーラーを引き出せるかどうかが分からないぐらいぎりぎりだったのだ。もし、出そうとしたとき、接触しそうだと、何とか切り返すか、それでもダメなら一旦連結を外して、手動で引き出すことになる。それは面倒だ…。

博士の湯の階段を上がりながら、それがどうか心配していたのだが、駐車場に行ってみると、上手い具合に左側のクルマはいなくなっていた。買い出し中なのか、それともデイキャンプで帰宅したのか…。

何の心配もなく、スムーズに出発することができた。

木魂館を出て、左折。国道387号線を玖珠町方面に走り、亀山の湯の400㍍先を左折。県道704号菅原山浦線に入った。途中を左に曲がると、通行止めになっているスカイファームロード日田の向こう側に抜けることができる。

そこを通って、日田に下り、あとはいつものルートで福岡に向かった。

↓ 車- 71.1 km 1 時間 53 分 国道386号 経由

約2時間運転して、

道の駅 筑前みなみの里

に、21時26分に到着。トイレ休憩をさせて貰った。ここのトイレも、新品で快適だ。

21時40分、出発。

↓ 車- 16.5 km 28 分 県道76号 経由

トレーラーの月極駐車場

には、22時09分到着。トレーラーを切り離してセッティングしたあと、荷物をクルマに移したり、冷蔵庫の中をかたづけたりと結構作業が多い。ようやくその作業を終え、22時30分に出発。

↓ 車- 500 m 1 分

自宅

には、22時31分到着。自宅はマンションの2階だが、装備や荷物、天然水の水タンクなどもあるので、部屋と駐車場を最低でも3往復する必要がある。一人で何もかもやるのは、気楽な反面、重労働で時間もかかる。

今回の旅は、野焼き支援第2弾のふらり旅だったのだが、その前後で緒方のMさん、カフェ遊の柳井さん、そして、七ツ森古墳群の駐車場で車中泊中の小林市から来られたご夫婦。ここから、竹田の風景や歴史に触れることができた。そして、今後もこれらの人達との関わりによって新たな展開が始まろうとしている。

これだから、ふらり旅はやめられない…。

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