七ツ森古墳群で出会ったご夫婦を訪ねる旅[2日目]芝ザクラとあやめを観に行ったあと、C.Mご夫妻の自宅庭でバーベキュー
今日は、いよいよC.Mさんご夫妻の自宅にお邪魔する。LINEのやりとりで見せて頂いたご自宅は、洋風の家で、庭にピザ窯があったり、トレビの泉を摸したという噴水も写っていた。ガレージには、クルマやバイクが並んでいた。
どんなお宅なのだろう…。
たった一度、七ツ森古墳群の駐車場でお会いしただけなのに、ほんとうにお言葉に甘えて、遊びに行っても良かったのか…。そんな思いが、ちらっと頭をよぎる…。
今更、何を言う~~。
2021年4月12日(月)の行動履歴
熊本県、鹿児島県、宮崎県 <車移動> 113 km 3時間25分 <徒歩移動> 750 m 1時間31分 ジョイフル宮崎えびの店 [4月11日(日)の] 23:59 ↓ 車- 30.9 km 38 分 国道268号 経由 のじりこぴあ駐車場 0:37~10:16 ↓ 車- 5.1 km 11 分 えびのスカイライン/国道268号 経由 C.Mさんご夫妻の自宅 10:27~11:44 ↓ 車- 7.0 km 15 分 えびのスカイライン/国道268号 経由 芝ザクラの里 11:58~12:50 ↓ 車- 2.9 km 15 分 一里山の芝ザクラの駐車場 13:05~13:08 ↓ 徒歩- 300 m 47 分 一里山の芝ザクラの駐車場 13:54~13:56 ↓ 車- 35.0 km 1 時間 4 分 国道10号 経由 早水公園 15:00~15:02 ↓ 徒歩- 450 m 44 分 早水公園 15:46~15:51 ↓ 車- 32.3 km 1 時間 2 分 国道10号 経由 C.Mさんご夫妻の自宅 16:53
ジョイフル宮崎えびの店
を出て、向かいのセブン-イレブンえびの大明司店で飲み物とつまみを購入した。そして、4月11日(日)の23時59分に店を出た。Joyfulで食事した間、大型車用の駐車区画にクルマを駐めさせて貰っていたので、買い物ぐらいはしておかないと申し訳ない…。
↓ 車- 30.9 km 38 分 国道268号 経由
のじりこぴあ駐車場
には、0時37分に到着。昨日は白滝公園での安直な行動で、多少の時間と労力を浪費した。しかし、あの程度のトラブルならいい経験だし、いい思い出だ。何より今後の糧にもなった。 えっ? 今後の糧って何?
それはその~~、まぁ、多少、安直な行動に出ても、滅多に途方に暮れるようなことは起こらない…。そして、… シマッタ!と思うようなことになっても、大概の場合は思ったほどでもなく楽に対処できるというか、意外と簡単に乗り越えられるというか…、変な自信が付いちゃった事…!?、これが今後の糧なんじゃないかなぁ~。
だったらダメじゃん!そう考えることが安直な行動に繋がって、今度こそ酷い目に遭うぞ! と、ひとりノリツッコミをやってみる。
でも、実際ダメじゃないかも…。用心しすぎてチャレンジしないよりは、チャレンジしてみてなんとか乗り越えることの方が尊いような…。しかしながら、無謀なチャレンジをして痛い目に遭うよりも、的確に状況判断をして場合によっては勇気ある撤退をする事も大切!なような…。 いったいとっちなん? 自分でも混乱してきた…。
それにしても、ジョイフルを出てみたら、想定外の雨になっていた。明日の午後まで持つという前提で旅立ちを決断したはずではなかったのか?
天候の崩れが一日早まったのなら、明日からの行動に制約が出てくる。一過性の雨であってくれたらいいのだが…。
そうこうしているうちに、のじりこぴあ駐車場に着いた。このときは、辛うじて小康状態だったので、さっさとアウトリガーと電源ケーブルをセットして、荷物もトレーラーに移した。だいぶん遅くなったが、これで一段落だ。
トイレくらいは確認しておこう。駐車場に侵入する直前に右手にあった建物の前を通過した。そこ辺りにトイレがありそうだった。
傘を持って歩いて行くと、案の定、建物の手前が公衆トイレになっていた。時はすでに1時をまわっていたが、この時間でも問題なく使うことができた。
トレーラーに戻って、さっさとベッドメークして…。といってもクール敷きパッドを敷いて、その上にシュラフを広げるだけだ。
脱いだ服は、荷物置きになっているシングルベッドの上に置いて、シュラフに潜り込んだ。
愛用のシュラフ
は、スノーピーク シュラフ 寝袋 セパレートシュラフ オフトン ワイド (BD-103) snow peakの初期モデル。今から20年ぐらい前にオートキャンプで使用するために購入した物だ。今でも破れたり解れたりすることなく現役で活躍してくれている。購入時には値段の高さに二の足を踏んだが、今となっては良い買い物だったと満足している。
ネーミングの通り、布団のような寝心地の良さの追求した製品で、中綿がたっぷり入っていて適度な厚みがある。形は封筒型だが、敷き布団と掛け布団のように、上下に分割可能で、多彩なレイアウトで使用できる。暑いときには、上下に分けて、掛け布団だけを横向きにして、腹だけ冷やさないようにしたり、縦に置いても左右と足下を開けて、空気の通りを良くしたりもできる。
寒いときには、左右のファスナーを閉じて、掛け布団と敷き布団を一体化し、足下も閉じて暖かい空気が漏れないようにすることもできる。また、2つ以上のオフトンを横に連結して、ダブルサイズ、トリプルサイズにすることも可能。季節や状況に柔軟に対応してくれる製品だ。
ただ、難点なのは、中綿が多いので収納袋に入れるのが大変なことだ。それでもオートキャンプ時代には、装備をできるだけコンパクトにして荷室に積まなければならなかったので、面倒でも移動前には、シュラフを端っこから力を込めて丸め、専用のベルトで2ヶ所を締め上げてから、袋に入れていた。
トレーラー旅になってからは、この袋詰めをやめた。掛け敷の1辺だけファスナーを閉めて重ね、それを三つ折りにして、そのままベッドの隅に置いている。別に邪魔にはならないし、走行中も安定していて、崩れ落ちることもない。中綿もふんわりしたままになるし、とにかく、簡単で楽だ。
このシュラフが快適なトレーラー旅の重要な要素のひとつであろう。
トレーラーの雨音…
さて、いくらシュラフの寝心地が良くても、時折激しくなる雨音で目が覚めることがある。屋根に当たる雨音が大きく聞こえるためだ。でもまた、すぐにまどろみ、入眠する…。今回もこれを何度か繰り返していたように思う。雨天時にはどうしても眠りは浅くなるが、疲れをとるには横になっているだけで十分らしい。
翌朝
も雨音で目が覚めた。今日まで天候はなんとか持ち堪えてくれるという想定だったので、現実を突きつけられて活動意欲が一気に消沈した。
奥さんからは、昨晩にLINEで
「朝6時には起きていますので、いつでも来てください。写真を撮りに行く場所をお教えします。」
と言った旨のメッセージを頂いていた。しかし、この天候では写真を撮る気分にはなれない。朝7時半頃に
「おはようございます。まさかの雨ですので、しばらくトレーラーでゆっくりしています。のじりこぴあの駐車場にいます。」
と返信した。
しかし実際には、先週末に大筋仕上げておいた資料を、今のうちに決着させておくことにしたのだ。それさえ済めば、あとは心置きなく今回の旅を楽しめる。とにかく出発前に決着を付けよう。
ところでこの雨、いったいいつまで降り続くのか…。トレーラーの中にいると、雨音が実際の雨量以上に大きく聞こえる。慣れないうちは、小雨でも結構な雨だと錯覚したものだ。
8時30分を過ぎた。雨音が小さくなったが、やんではいない。しかしそれでも、ある臓器が容量オーバーになりつつあったので、気分転換も兼ねて外に出てみることにした。面倒だが右手に傘を差し、カメラはストラップを首に掛け、本体を左手で抱きかかえるようにして、濡れないように持った。
臨界点まで時間がない…。間に合うか…。
トレーラーは、上の航空写真で、のじりこぴあ駐車場と表記した場所に駐めていた。そこから、水色の線に沿って、急ぎ足で進み、他のものには目もくれず、一直線に 公衆トイレに飛び込んだ。
そして、用件を済ませて出てきたときには、外は雨だが、心は晴れ晴れ…。ようやく気持ちにゆとりが生じ、視界も広がって、周囲の風景に目をやることができた。
建物は「AGURI BENTO」。営業時間は10時~16時とある。ひなた宮崎経済新聞にも記事が出ていた。ワンコイン弁当屋さんだそうだ。
奥の方にドーム型の建物がある。ふるさと資源活用センター(メロン型ドーム)だ。でも、まだ開店前で人影もないし、雨も降っている。行かないでおこう。
手前の右手にはケロケロ共和国というカエルの像がたくさん並べられている場所があった。これはちょっと見てみるか…。また、交差点の反対側はこどもからおとなまで楽しめる自然いっぱいの総合レジャーランドへの入口だ。
だが、ゲートはまだ開いていないので、行くに行けない。
しかしやはり、小雨がパラついているので写真も撮りづらい。
そんなところに、Uターンカエルがあった。Uターンカエル…。何度読み返しても、真意が掴めないでいた。
でも、ここで立ち止まって考えても仕方がないので、UターンカエルでUターン。トレーラーに戻って、作業の続きをしよう…。結局、歩いたのは水色の線のところだけだった。次回も、ここでトレーラー泊をさせて頂くときもくるだろう。そのときは、施設全体を歩いてみたい。天候と季候の良いときに訪れたいものだ。
9時過ぎになって、ようやく天候回復の兆しが見えた。
「そろそろ行動を開始します。LINE電話をしてもいいですか?」
とメッセージを送ったのは 9時11分。
こういったときに往々にしてタイミングが合わず、通話が成立しないこともある。パソコンを打ちながらしばらく待った。でも、返信が来ないので、LINE電話をかけてみた。でも、繋がらない…。どうも、忙しいようだ。
9時40分過ぎに、LINE電話が掛かってきた。自宅住所は事前に教えて貰っていたので、Googleマップで検索して、所要時間は10分程度だということもわかっていた。
「これから、片付けて10時過ぎに出発するので、10時過ぎに出れば、だいたい10分程度でそちらに伺えると思います。」
と伝えた。
ようやっと、パソコン作業も決着が付き、出発準備に入ることができたのだが。少し、予定が超過した。そのことを伝えようとLINE電話をしたのだが、またもや繋がらない。そのとき、こちらにも何度か着信があっていたことに気付いていなかった。着信音がオフになっていたのだ。こんな時にどうしてぇ~~! とにかく、10時16分に駐車場を出た。
↓ 車- 5.1 km 11 分 えびのスカイライン/国道268号 経由
そしてまたもやこんな時に限って…の滅多に起こらない事態に見舞われる。LINE電話が何故かカーナビに繋がらないのだ。そのため、ハンズフリー通話ができない。つまり、走行中の会話ができないのだ。一旦、どこかに停まらないと…。停まることのできる場所、電話できる場所を探しながら走った。
約2㎞走ったところに広い駐車場が見えた。そこで、駐車場の端っこ、自販機のところにクルマを停めた。ここは荻の茶屋の駐車場だ。なんとなく周囲を見渡したとき、自販機の手前に、青色の軽トラックが視界に入った。そして、そこから見覚えのある人がクルマから降りて近づいてきていた…。あっ、ご主人だ!
私としては住所を教えて貰っていたので、自力で行くことに何の不安もなかった。なので、ご主人が迎えに出られたなんて思っていもいなかった。だが、ご主人としてはトレーラー牽引で通る道順などを心配して、家を出た。奥さんはそのことを私に伝えようと何度も電話をかけられた…。
着信音とBluetooth接続の不具合が発生したための少し混乱したが、たまたま停めた場所で偶然に再会できた。不思議なものだ。とにかく、すれ違わずに済んで良かった。
この後は、ご主人の軽トラックの後ろにくっついて、ご自宅に向かった。
C.Mさんご夫妻の自宅
には、10時27分に着いた。門の前の道路上に一時停車して、降りて敷地内を覗くと、ガレージへの通路上に、そのまま入って停められそうだった。そこで、頭から侵入し、他のクルマがすり抜けられるように端に寄せて停めた。
しかし、あとのことを考えるとバックで入れる方が良かったかも…。出るときにバックで出すのは難しいし、誘導も必要で、時間もかかる。だったら今のうちに方向転換しておく方がいいに決まっているのだが、雨の中でご主人に誘導をお願いすることに気が引けた。
そのとき、閃いた。切り離して、トレーラーだけ、その場で手動で方向転換すればいいではないか!蒸気機関車が転車台で方向転換するような感じで、ご主人と私で前後のハンドルを持って、ぐるっと回した。
雨天時では、バックミラーが濡れて、後方視界が極端に悪くなる。その状況でバックで車道に出るのは、かなりの危険を伴うので、十分に速度を落とし、慎重に運転しなければならない。結果的に、多くの時間を費やした上にご主人には、誘導その他の余計な労力と気遣いをお掛けしていたはずだ。この方法が思いついて、ほんとうに良かった。
平坦な場所ならばトレーラーは簡単に手で動かすことができる。私もそうだったが、手伝ってくれたご主人は、あまりに軽く動くことに驚かれていた。
ただ、注意しなければならないのは、坂になっている場所で切り離す場合だ。その度合いによっては、動き出したトレーラーを一人の力で止めようとしても止まらない場合がある。まだ不慣れな頃、うっかり坂道で切り離したら動き出し、近くを歩いていた人に助けを求め、止めるのを手伝って貰ったことがある。斜面で切り離す際は、事前にハンドブレーキを掛けておき、車止めも設置しておかなければならない。
さて、方向転換した後、トレーラーはその場にセットした。ヘッド車はガレージの前でUターンし、トレーラーの前に着けた。
この作業を終えたとき、奥さんから
「どうぞ、こちらへ。」
と、自宅に招かれた。ガレージの前を通って、中門をくぐって、玄関前に向かう。洋風建築の外壁は白く、まだ新しい建物だという印象だ。そして、玄関には表札も洒落たフォントデザインのローマ字表記のものが掛けられている。
玄関から中に入って、右手に廊下を進むと突き当たりの左がダイニング、右がリビングルームになっていた。リビングにはこたつが置かれていて、それを囲むようにソファーが置かれている。
南国宮崎で4月にこたつとは…、と違和感があったが、小林市の4月の平均気温は最高21℃、最低9℃。これが宮崎市だと高21℃/低11℃。ついでに福岡県大野城市だと高19℃、低11℃で、最低気温は小林市の方が低いのだ。
珈琲を頂きながら、庭にある小便小僧の噴水やピザ窯がご主人の手作りで作られていること。しかも、作り方は独学で学び、材料だけ仕入れてきて、すべて手作り出完成させる。小便小僧の石像などは、リサイクルショップや骨董屋、あるいはネットを通じて、傷んでいるものを安値で購入し、それを綺麗に磨き上げて新品のように復活させているのだそうだ。話を聞いていると、その徹底ぶりに驚嘆する。
どうも、ガレージに駐まっているクルマやバイクについても、どうもそういった話があるようだ。
そもそも、このご夫婦との出会いの切っ掛けは、駐車場脇で七輪で朝食準備の煮炊きされているところでばったりだったわけで、車中泊旅行も趣味。その上、ご主人はエクステリア制作、自動車やバイクいじり、さらに、田畑で野菜や穀物を育てているという片時もじっとしていないスーパーマンだ。
話を聞いているとどんどん引き込まれて、時間を忘れてしまう。奥さんからも、このままでは写真撮りに行く時間がなくなってしまうので…と区切りを付けていただき、芝ザクラが咲いている宮崎市高岡町浦之名にある「芝ザクラの里」と「一里山の芝ザクラ」、そして時間があれば、早水公園のあやめを教えていただいた。
口頭で道順を教えてくださろうとするのだが、土地勘のない私には全くピンとこない。そこで、Googleマップで検索し、その場所を確認した。11時44分にご夫婦に見送られながら出発した。
↓ 車- 7.0 km 15 分 えびのスカイライン/国道268号 経由
芝ザクラの里
の裏に苗木を販売している店があるのだが、そちらの駐車場に11時58分に着いた。ナビがそちらに誘導したのだ。しかし、雨が降り止まない。店先には、1家族があまやどりをしながら苗木を見ている。
今日は一日こんな調子なのか…。しばらく運転席に座ったまま、雨が弱まるのを待つ…。5分ほどすると、雨脚が少し弱まったこのタイミングで、店先にいた家族連れが、駐車場のクルマに急いで移動した。
「今しかないか…」
私もクルマを降り、店先にいる店主と話をした。芝ザクラは先週末がいちばん良かったらしい。花も一面に咲き誇り、天候も良かった。今日は盛りも過ぎたし、雨が降って少し傷んだということだった。
そして、芝ザクラの里は、この店の反対側にあることもわかった。駐車場も裏手にあるそうだ。まだ完全にはやまないが、そちらに車を回してみることにした。
このような天候だからか、芝ザクラを見に来る人はほとんどいない。
まだまだ綺麗なのに勿体ない気がした…。12時50分、別の場所に移動することにした。
↓ 車- 2.9 km 15 分
今度は道の脇に立ててある「一里山の芝ザクラ」への誘導看板に従って走った。
一里山の芝ザクラの駐車場
には、13時05分に到着。1回道を間違って、農家民宿を営んで居られる農家の敷地に入り込んでしまったりもしたので、時間がかかった。クルマを駐場所場所はこちら。
一里山の芝ザクラは畑が上下の2段に分かれていて、それぞれ畑一面に芝ザクラが咲いていた。
↓ 徒歩- 300 m 47 分
一里山の芝ザクラの駐車場
13時54分になった。これから、早水公園に向かったら、遅くなってしまうが、奥さんからのLINEメッセージ
「時間は気にしないでくださいね。」
のお言葉に甘えて、ここから行ってみることにした。
↓ 車- 35.0 km 1 時間 4 分 国道10号 経由
早水公園
には、ちょうど15時に到着。下の地図でいうと、青い線の道路を通って、早水公園に侵入し、①のところにクルマを駐めた。なので、侵入時に②の円形花壇にアヤメが咲いているのが見えた。
何も基本情報を持たずに、その場所を訪れることの恐ろしいこと…。アヤメで有名な早水公園なのに、この円形花壇だけしか咲いていないのか?と勘違いしてしまったのだ。侵入時にそこしか目に入らなかっただけで…。
クルマを降りて、さっそく②の円形花壇に咲いているアヤメを観賞。
まさか、これだけ?? じゃないよね~~。
道路の反対側を見ると、アヤメの群生地が見えた。な~んだ、あっちの方にもあるのか…。
再び道路を渡って、今度は紫陽花の池の多目的広場側の⑤を通って、⑥水上の東屋へ。そこから⑤のアヤメを観賞。
雨は小雨ながら時折パラついている。ちょうどこの辺を歩いているとき、少しだけ雨粒が大きくなった。水上東屋であまやどりして様子をみることにした。
東屋では、カメラマンが赤ちゃん連れの若い夫婦の撮影をしていた。披露宴用の動画だろうか…。それとも、成長記録用? それにしても、あいにくの天気だ。
↓ 徒歩- 450 m 44 分
早水公園
15時46分になった。C.Mさんご夫妻の自宅までは1時間ぐらいかかる。いくら何でもこれ以上遅くなるわけにはいかないだろう。
↓ 車- 32.3 km 1 時間 2 分 国道10号 経由
C.Mさんご夫妻の自宅
には、16時53分に到着した。すでに、庭の一角にバーベキューコンロと椅子・テーブルが置かれ、炭にも火が点いており、すぐにでも始められる状態になっていた。メッシュテーブルの上には、数種類の肉と、奥さん手料理の小鉢やサラダが乗っており、別テーブルにビールや焼酎などの酒類が乗っていた。自分が勝手気ままに写真撮りに動いている間に、至れり尽くせりの準備をしてくださっていたのを目の当たりにすると、嬉しさに上回る申し訳なさも感じ恐縮した。
それに、この時点では、雨は降っていなかったが、いつ降り出してもおかしくない状況だった。でも、おふたりには心配する様子がない。
さっそく、ビールで乾杯し、バーベキューが始まった。今日、動いてまわったところ… 芝ザクラの里や一里山、そしてあやめの早水公園の話を手始めに、旅の話へ。ご夫婦はご主人のリタイア後には海外旅行に出掛たらしい。それが自宅の噴水やピザ窯づくりに繋がっている。
最近では車中泊旅。愛犬太陽君も一緒なので、道の駅などでは泊まりにくい。なので、主に漁港を使っているのだそうだ。犬を安心して放したり、七輪での煮炊きする場所も事欠かない。そしてなにより、地元の魚が安く入手できる。なので、お勧めだということだった。
歓談しながらの楽しい食事の時となった。
それにしても、炭火で焼くと、肉の旨さは格段に跳ね上がる。それは、たぶん遠赤効果と燻製効果だろう。それに、雰囲気も大きく影響しているに違いない。
案の定、またもや小雨がパラついてきた。しかし、ご夫婦は雨天時対応策をすでに講じていた。もともと軒下近くなのである程度の小雨だと気にならない。しかし、それを超えた場合には、5㍍横のガレージに逃げ込む作戦だったのだ。
想定通りにメッシュテーブルと食材や飲み物、椅子などをサッとガレージ内に移動した。そこだと雨がしのげるだけでなく、照明もある。雨は降りだしたが、全く影響なく、バーベキューを続けることができた。
この後は、ご主人のエクステリアだけでなく、自動車やバイクの再生術について話で盛り上がった。潰すしかないような錆びくれて全く動かないようなバイクやクルマを、超安値で買ってきて、先ずすべて分解して、さび落とし、使えなくなった部品をどこからか探してくるか、代替品を使って組み立て、塗装し直して、新品同様に再生する。それが楽しいというのだ。
とにかく驚きの連続だった。私も10年以上前に購入した輪行可能な自転車があるのだが、放置しすぎて乗られなくなっている。このご主人の話を聞いて、とりあえずは全てばらしてみようという気になった。さびを落とす溶剤も紹介して貰った。果たして、復活させることはできるだろうか…。
調子に乗って、飲み過ぎたようだ。話が弾むと飲酒量も比例して多くなる。酒をガソリンと言ったりするのも頷ける。
時間も経過し、段々と外は寒くなってきた。今日はこの辺でお開きとなった。
この後は、食器類などを玄関まで運んだりと、片付けを手伝った。そこまでは記憶があるが、その後は自宅には上がり込まず、おとなしくトレーラーに入ったハズである。まぁ、確信は持てないが…。