ふらり旅

阿蘇輪地切り研修に絡めたふらり旅[4日目]カフェ遊と白丹温泉ふれあいの湯

昨日は、阿蘇市農村公園あぴかから道の駅原尻の滝に移動し、カフェ遊で昼食を採った。その後、柳井店長と一緒に滝巡りをし、その流れで、道の駅原尻の滝で車中泊となった。

今朝は、柳井さんへのせめてもの恩返しとして、店長が毎日取り組んでおられる花壇の早朝草抜きを手伝うつもりだ。そして、昼頃にはここを出て、どこかをまわるとしても、明日の瀬の本扇牧野の輪地切り作業に備えて、瀬の本高原方面に移動を完了しておかなければならない。それだけなく、買い物も必要だし、風呂にも入って汗を流し、さっぱりておきたい…。これが、現段階における今日の行動予定だ。

実際にどうなるかは、今日の終わりの時を迎えないとわからない…。

2021年8月31日(火)の行動履歴

阿蘇市、大分県
<車移動> 38.1 km 1時間31分
道の駅原尻の滝駐車場 9:45
↓
カフェ遊 9:45~16:46
↓ 車- 8.7 km 34 分 国道502号 経由
(株)フレイン 竹田店 17:21~17:50
↓
ベスト電器 大分竹田店 17:50~18:01
↓ 車- 16.5 km 25 分 国道442号 経由
白丹温泉ふれあいの湯 18:26~19:25
↓ 車- 12.8 km 32 分 国道442号 経由
ヒゴタイ公園第1駐車場 19:57

道の駅原尻の滝駐車場

朝6時、クルマがやってきた音で目が覚めた。まだ時間が早いので柳井店長ではないはずだ。トイレに行こうと車外に出ると、向こうの建物の屋根の上から太陽が顔を出していた。

先ほどのクルマは、農産物直売所「愛菜果」の建物横に駐まっている軽ワンボックスだろう。農家の方が搬入に来られたのだろうか?それともお店の方? それにしても、農業に携わっている人の朝はとても早くて関心する。

道の駅原尻の滝の北側駐車場  6時 7分頃

朝は涼しくて気持ちがいいが、まだ眠たい。いつでも作業服に着替えて飛び出られるようにスタンバイしつつ、しばし、ベッドに横になって、柳井さんの到着を待った。

寝落ちしないよう気を付けているつもりだが、半分うとうとしている…。いつ意識が無くなっても不思議ではない…。そのように睡魔と闘っているときに、クルマの音が聞こえた。

トレーラーの窓から外を眺めると柳井さんだった。急いで作業服を着て、外に出た。ここでは、輪地切りをするわけではないので、ヘルメットやゴーグル、マスクやゼッケンはつける必要がない。靴も運動靴で構わない。手袋だけは野焼き支援ボランティアのときに使っているものを付けて、草刈り鎌は柳井さんから借りた。

花壇に移動し、やり方の指南を受け、作業を開始した。

それにしてもしゃがんだままの作業は疲れる。初めは何とかなったとしても、段々と太ももの辺りが痛くなる。挙げ句の果てには攣りそうにもなった。

なので、時々立ち上がっては、筋肉をほぐし、またしゃがんで作業を再開…。慣れるまでは、こうする以外に方法がないのだが、これではとても作業効率が悪い。こんなことでは、恩返しどころか、足手まといになってしまいそうだ…。

それでも、約40分間ほど作業を続けた。

抜く草と抜かない草を見極めて…
こちらも綺麗になった。が、右の方はまだ…
7時20分頃になると、太陽光線も強くなり、暑くなってくる。その時点で、作業は終わり…

こうやって、柳井店長は毎日、ひとりでコツコツと作業を続けて、花壇の花を守っている。脱帽だ。

柳井さんは作業後に一旦帰宅。食事やシャワー、家での仕事を済ませて、今度は10時半過ぎに出てきて、カフェ遊を開ける…。

7時30分過ぎの農産物直売所「愛菜果」とその隣のカフェ遊の様子。ひっそりとしている…

ということで、私もトレーラーに戻った。残念ながらシャワーはないので、代わりにウエットシートで身体を拭く。そして、しばしの休憩の後、パソコン作業に入った。

朝食を採ったのは、8時30分頃。近頃は、不規則になろうが、お腹が空いてから、食べるようにしている。お腹が空かないならば、抜くことだってある。

朝食後もパソコン作業を続けた。

たぶんまだ10時前だったと思うが、トレーラーの向かいの区画にクルマが駐まる音がした。ドアを開けると、案の定、Mさんだった。「カフェ遊に行って、話そう」とお誘いを受けた。

「まだ、柳井さんは来られていないと思いますよ。」
「大丈夫、大丈夫。私たちだから…。」

といって、Mさんは裏口から店内に入っていった。私も後から着いて入った。厨房では、すでに女性の方が仕込みをされていたが、柳井さんはまだ来られていなかった。

カフェ遊

Mさんと私は、店内のテーブル席で、昨日の続きというか、新たな話題というか…、とにかく会話が始まった。

仕込み中の女性からは、できたての饅頭を頂いた。

「う、旨い!」

これはどこで出しているのだろうか…。隣の農産物直売所「愛菜果」だろうか?

ちゃんと聞いておけば良かった。

そうこうしているうちに柳井店長が来られた。10時30分過ぎのことだ。Mさんは店長の顔を見るなり、挨拶代わりの言葉を交わすと、早速、アイスコーヒーを2人分オーダーした。

柳井店長は、玄関先に看板等を並べたりする開店準備の前に、注文を捌くことになった。

カフェ遊のアイスコーヒー。デザート付きで400円。ただし、食事も一緒なら200円になる。

店が正式に開くと、ひとり、またひとりと、人が入ってくる。ほとんどが常連客の顔見知りのようだ。その度に、柳井さんもMさんもそれぞれと話をして大忙しだ。私は、会話に入ったり、入らなかったり…。地元ネタが飛び交い出すと、とても理解が追い付かずに話題には入れなくなってしまう。

挙げ句の果てには、Mさんの娘さんや息子さんもやってきて、家族内の会話になってしまったりもするのだ。

お客さん達も入れ替わり立ち替わりやってきて、地元の方々の社交場のようになっている。特に昼食時は、テーブル席がほとんど埋まってしまったりもする。

12時になった。昼食は、Mさんに石焼きビビンバをご馳走になってしまった。そういえば、このメニュー①番は、まだ食べたことがなかった。

カフェ遊名物、石焼きビビンバ
よく混ぜて、壁にご飯を押しつけてしばらく待つ…。お焦げが少しできたら、ほぐして、頂く。

食事注も、食後も、会話は続く…。

13時半頃、アフターコーヒーが出てきた。これもMさんの奢り…。

そして、皆さん、それぞれの都合で、三々五々、店を出て行った。15時頃までには皆、帰り、残されたのは、柳井店長と私…。

柳井店長はようやくゆっくりできる時間になった。テーブルについて、語り合った。道の駅原尻の滝や地域を盛り立てるにはどうすればいいか…。そのためには、観光資源をどう活用するか…。また、それぞれにできることは…。話題は尽きない…。

まさか、こんなに長い時間をここで過ごすとは思ってもいなかった。

柳井店長も、出掛ける用事があったし、私もそろそろ出発しなければ…。ということで、お開きとなった。

トレーラーに戻り、出発準備を整えた。

道の駅を出発したのは、16時46分だった。

↓ 車- 8.7 km 34 分 国道502号 経由

(株)フレイン 竹田店

に到着したのは、17時21分

フレイン竹田店

サッポロ北海道生ビールとキリン氷結、それにお弁当ややきそばなどの食料品を購入した。それにしても、なぜ現金決済してしまったのだろう。いつもならば、フレインカードにチャージして支払っているのに…。

17時50分に店を出て、2軒隣のベスト電器に入った。

ベスト電器 大分竹田店

に立ち寄ったのは、Android Type CのUSBケーブルを入手するためだ。あればいいのだが…。

これまでこれまで使っていたケーブルが断線のため時々接触不良を起こしていた。それが、頻繁に起こるようになり、2~3日前にとうとう通電しなくなったので、新たに購入しなければならなくなったのだ。

店内を見回って散ると、ケーブル自動巻き取り機能と充電コンセント付きのType C USBケーブルが、型落ちか何かで割引価格になっていた。ラッキーだ。色はショッキングピンクだったが、機能に差が出る訳ではないので、迷わず購入した。

これで、ようやく安定したUSBテザリングが利用できる環境に戻った。

さて、次は温泉…。ここからだと、いつもなら岡城天然温泉月のしずくに行く。なぜなら、天然温泉で内湯にはサウナと歩行湯があり、露天風呂も完備しているのに、入浴料は大人400円。JAF会員なら350円と、リーズナブルなのだ。ところが、残念ながら今日は、火曜日なので定休日だ。他を当たらなければならない…。

ならば、白丹温泉に行こう。前回、受付のおばちゃんが、親切で感じよかったので、お気に入りになった温泉場だ。

18時01分、クルマに戻って出発。

↓ 車- 16.5 km 25 分 国道442号 経由

国道442号線から県道131号笹倉九重線に左折し、2.4㎞走ったところの右手に、チコちゃん交通安全オブジェがあった。当初は国道442号線沿いにあったらしいが、いつぞやにここに移設されたようだ。

すごい迫力だ…。

チコちゃん交通安全オブジェ

白丹温泉ふれあいの湯

に到着したのは、18時26分。前回訪れたときには、何故か角の駐車場には気付かないまま奥まで進入してしまい、やむを得ず倉庫前に駐めさせてもらった。

しかし、今回は白丹温泉ふれあいの湯の利用者に無料開放されている駐車場だと知り、安心して駐めることができた。

前回は、なぜここに気付かなかったのだろう…。

奥行きがあるので、トレーラーを繋いだままででも、きちんと縦に駐められた。

角の温泉利用者駐車場

着替えとタオル、洗面具、それに財布を持って、歩いた。坂道を登って、右手側に白丹温泉ふれあいの湯はある。

白丹温泉ふれあいの湯玄関

中に入ると、受付におられた方は、前回とは違う方だった。交替で担当しているそうだ。

自販機で、入浴券を購入して、受付の方に渡し、さっそく脱衣所へ。

先客は2人ほどおられた。

先に洗い場で身体と頭をよく洗って、湯舟にゆったりと浸かる。そのうちに、ひとり、またひとりと上がっていった。

温泉分析書 数値がない簡易版

風呂が私ひとりになったとき、脱衣所に戻って、カメラを取り出し、浴室の写真を撮らせてもらった。

内湯の湯舟はひとつ
中央に2人分の洗い場
その反対側に4人分の洗い場がある。
外には露天風呂の痕跡があるが、現在は使えない状態になっている
風呂の外の庭園
できることなら、露天風呂も使えるようにしてもらいたい
露天風呂の庭に出る窓の前から、脱衣所方向を見る

風呂の中で、ゆったりと過ごした。

そして、19時25分にクルマに戻った。あとは、今晩の宿泊地、ヒゴタイ公園に向かうのみ…。

↓ 車- 12.8 km 32 分 国道442号 経由

ヒゴタイ公園第1駐車場

に到着したのは、19時57分だった。

ヒゴタイ公園には、3つほど駐車場があるが、今回は一番上の駐車場に駐まることにした。 切り離しは明日に行うことにして、今晩は繋いだまま、アウトリガーを下ろし、電源ケーブルだけセットした。

夕食を採ったのは、20時20分頃。フレイン竹田店で買った手作り焼きそばとチキン南蛮だ。

今日は朝が早くから労働したし、明日は初の輪地切り作業で、緊張感が漂っている。少しでも早めに休んで、備えなければ…。

要項をチェックして、集合場所と時間は確認した。しかし、弁当が必要かどうかと、解散時刻が記載されていない。初体験なので、様子がわからない…。しかし、今となっては事務局に問い合わせることもできない…。

まぁ、なるようになるさ。

困ることは、ないはずだ…。

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