ふらり旅

両親を連れて、杖立温泉泉屋へ[1日目]

2021年2月20日(土)の行動記録

小国町
<車移動> 123 km 4時間8分
自宅 9:05
↓ 車- 500 m 4 分
トレーラーの月極駐車場 9:08~9:26
↓ 車- 29.2 km 1 時間 2 分
実家 10:28~10:31
↓ 車- 43.3 km 1 時間 24 分 国道210号 経由
サッポロビール九州日田工場 11:55~12:24
↓ 車- 18.8 km 45 分 国道212号 経由
杖立温泉観光駐車場 13:09~13:20
↓ 車- 8.2 km 12 分 国道212号 経由
源来軒 13:32~13:34
↓ 車- 3.0 km 5 分 県道178号 and 国道212号 経由
園 13:39~14:57
↓ 車- 650 m 5 分 国道212号 経由
下城滝 15:01~15:12
↓ 車- 130 m 3 分
下城滝 駐車場 15:15~15:32
↓ 車- 4.1 km 7 分 国道212号 経由
杖立温泉観光駐車場 15:39~15:41
↓
泉屋 15:41~16:15
↓ 車- 7.9 km 12 分
フレインゆめおぐに店 16:27~16:51
↓ 車- 7.7 km 10 分
泉屋 17:02~20:00
↓
杖立温泉観光駐車場 20:00

自宅

両親は80代後半だ。10年ぐらい前までは、結構活動的だった。特に定年後は、それまでの質素倹約の生活への反動か、積極的に旅行やドライブを楽しむようになった。新しい温泉施設ができたと知れば、父親の運転で、ふたりで出掛けていた。

しかしそれでも、寄る年波には勝てず、ここ10年で段々と体力が落ちて、外に出るのが億劫になったようだ。ともすると週1回の病院通いと2回程度の買い物ぐらいしか、外出しない。

きついのはわかるが、家にこもってしまえばますます体力が落ちて行く。

ネットで温泉プランを検索していたら、杖立温泉の泉屋さんがリーズナブルな宿泊プランに出くわした。両親にこのことを話すと意外と乗ってきたので、早速予約した。旅館の宿泊予約は久し振りだ。

まぁ、旅館に泊まるのは両親だけ。私はいつものようにトレーラー泊だ。

当日の朝を迎えた。9時05分に自宅を出た。久留米の実家で10時にピックアップする予定だったのだが、出るのが少し遅くなった。

↓ 車- 500 m 4 分

トレーラーの月極駐車場

には、9時08分に到着。コーナーステディを上げて、トレーラーをヘッド車に連結。冷蔵庫に保冷剤と食材を入れた。今回はひとり旅ではないので、クルマの中も多少小綺麗にして、荷物もトランクに移したりとしたのだが、9時26分まで出発が遅れた覚えはない。Googleマップタイムラインの記録ミスだろうか?

↓ 車- 29.2 km 1 時間 2 分

国道3号線を南下した。鳥栖を過ぎる辺りまでは順調だったが、土曜日の朝だけあって、筑後川が近づくとクルマの流れが悪くなり、西鉄久留米駅のガード下辺りまでのろのろ運転が続いた。実家には10時15分頃到着予定だったが、想定以上に流れが悪かった。

実家

実家付近の道路は、道幅が狭いためにトレーラーを引いているときの長時間停車ができない。西鉄久留米駅の横を通り過ぎた時点で電話を入れておき、道路際で待機してもらうようにした。10時28分にピックアップした。

まあ、それでも玄関の鍵はきちんと掛けたかな…とか、忘れ物はないか…とか、気になることは幾つも幾つもあって、ぱっぱと行動できるわけではない。3分ほど停車することになったが、10時31分に無事出発。

↓ 車- 43.3 km 1 時間 24 分 国道210号 経由

国道210号線を東へ走る。昔は少しでも信号停車を減らそうと、筑後川の堤防沿いか県道161号浮羽吉井久留米線を走ったものだが、最近では多少の違いを気にしなくなった。あくせくする気持ちがなくなったようだ。それに今回は、行動予定が詰まっているわけではないし、急ぐ旅でもない。ゆったり、のんびり走ろう。それに、国道210号線もバイパスなどがあるせいか、以前ほど渋滞することはなくなったように思う。

サッポロビール九州日田工場

杖立温泉までは、トイレ休憩を覗いて直行するつもりだったが、父親のリクエストで、急遽ここに立ち寄ることになった。

昔から頑なまでに麒麟ビール派を主張していたのだが、最近はサッポロビールの方が口に合うようになってきた。味覚が変わったのか、それぞれのビールが変化しているのか…。そんなこともあって、機会があったら立ち寄りたいとは思っていたものの、やはりクルマでのひとり旅だとどうしても先延ばしにしてしまう。

今回は、父親の希望なので、すんなりと立ち寄った次第だ。11時55分到着。

でも入ってみると、営業していたのはレストラン「日田杜のビール園」だけ。物産館「森の風」は休業中だった。工場見学も休止しているようだった。結局、駐車場と芝生の周りをぶらっとして、トイレを借りただけで、12時24分に工場敷地をあとにした。

日田森のビール園前の芝生広場
物産館森の風は休業中だった

↓ 車- 18.8 km 45 分 国道212号 経由

杖立温泉観光駐車場

13時09分到着。蒸し場前の大型車区画にトレーラーを駐めた。

そういえば、ここの駐車場の正式名称はなんなのだろう。杖立温泉観光協会(観光案内所)下にある駐車場だから、杖立温泉観光駐車場と勝手に呼んでいるが、たぶんこれは正式名称ではない。

泉屋さんのチェックインは15時から。まだ、しばらく時間があるし、昼ご飯のこともあるので、小国の街へ行ってみることにした。トレーラーはここに駐めたままにして、ヘッド車だけで、13時20分に出発。

昼ご飯はどこで食べようかと思案しながら走ったが、 2月8日に訪れた源来軒に行ってみることにした。気の利いた明るい女将さんが居るラーメン店・定食屋だ。

↓ 車- 8.2 km 12 分 国道212号 経由

源来軒

13時32分、店の手前に到着した。しかし、店の前には2台分の駐車スペースしかなく、どちらも塞がっていた。さて、どうするべきか…。店付近は離合もゆっくりとしなければならないほどの狭い道ので、いつまでもここに停車して、悩んでいるわけにはいかない。両親を降ろして、どこかにクルマを駐めに行くか、それとも1周まわって様子を見るか…。

すると、ちょうどそのとき、店の中から人が出てきて、車に乗り込んだ。お客さんが出たようだ。

ラッキー、店の前に駐められる!

そのクルマは、路上で駐まっている私の車に配慮して、私が通過するのを待っていたようだが、私はハザードランプを点け、ジェスチャーで入店待ちだと伝えると、先に出てくれた。

そして、店の前にバックで着けた。ようやく昼食にありつけると、まさに今からクルマを降りようとしていたときのことだ。あの気の利いた明るい女将さんが外出先から戻ってきて、間髪を入れずに、
「申し訳ありません~~、もう昼の部は終わりましたぁ~。次は15時から開けます。すみませ~ん…。」
と言ってきた。そうか、もうそんな時間になっていたのだ。昼ご飯だから15時までは待てない…。残念だが別のところに移動するしかない…。

↓ 車- 3.0 km 5 分 県道178号 and 国道212号 経由

杖立温泉から小国の街に向かう途中、下城の大イチョウへの交差点を過ぎて500㍍ほど走ったところの右手にレトロ感漂う「園」という店がある。奥の方の建物には、土間の両側に幾つかの小部屋があって、それぞれに囲炉裏がこしらえてある。炭火で頂く田楽や焼肉は、素材の味を何倍にも引き立たせるのだ。

ところが、いつの間にか、その奥の方の店は閉まっていることが多くなり、しばらくすると営業している様子が感じられなくなった。廃業したのだろうと思っていた。

もうひとつ手前に食堂のような建物がある。そこには入ったことがなかったのだが、今日は源来軒を目指して小国に向かっていたとき、確か店の前には旗がたなびき、営業中の看板も出ていた。今日はやっているみたいだった。

奥の店のことも聞きたいし、杖立温泉にも戻らなければならない。ならば、この店に行ってみようか…。

「園」の入口

13時39分到着、入店した。すると、左手がテーブル席、右手が靴を脱いで上がる座卓になっいた。3つずつぐらいあっただろうか。そして、2人の男性が、それぞれ1つずつ座卓を使って座っていた。

私たちが入店したとき、そのふたりの男性は、動き出す様子がなかったので、店員ではないとは分かったのだが…、だとすればお客さん? だとすれば、くつろぎ方の様子から、かなりの常連客だということが想像できる。

しかし、店員さんが出てこない。おかしいなぁ…。それで、そのふたりの男性客に声を掛けた。
「ここはまだ、食事はできるんですよね~」
「できますよ。(女将は)今、奥に入って何かやってるみたいです。」
と言って、奥に向かって、大きな声で
「お客さんよ~」
と言ってくれた。

しかし、反応がない。まぁ、私たちもちょうど大河ドラマ晴天を突け第1回の再放送中だったので、メニューを見て、何を食べようかと、ゆったりと考えていたのだが、それにしても5分ほど待っても出てこられないというのは、どういうことか…。もしかして、私たちの存在に気がついていないということか…。そこで、今度は私が自分で、ドアをノックし、開けて、大声で呼んでみた。
「すみませ~ん」
皿洗いだろうか、遠くでコガタコトと、物がぶつかりあう音が聞こえている。そして、その音に変化がない。気付いてないようだ。

そこで、もう一度、大きな声で呼びかけた。すると、ガタコトの音がやんだ。

父親は肉うどん、母親はちゃんぽんを注文すると言ったのだが、私がカツ丼というと、皆カツ丼になびいた。揃えなくても良いよと言っても、大抵いつもこんな調子だ。

女将さんがようやく出てきて、お茶を出してくれたので、カツ丼を3つというと、また厨房に籠もられた。私たちはテレビを見ながらゆったりと待つ。ふたりの男性客は、今度は近づきあって、おしゃべりを始めている。

それにしても、調理時間が結構長い…。

カツ丼にはお味噌汁と炒めた高菜がついてきた

ようやく出てきた。空腹だったので長く感じたのかもしれないが、優に20分以上は待ったと思う。

カツ丼は、注文を受けてから、一からつくるそうだ。豚肉に衣を着けて揚げるところから始めるので、時間がかかったとのこと。だからか…、調理時間短縮のための作り置きをしていない。カツもサクッとしていて肉も柔らかく、まさにできたての味…。

それに自家製の梅干し 蜂蜜をまぶしているのかと思うほどピカピカとしている

女将さんは、82歳。畑をやっていて土いじりが大好き。そこで育てた新鮮自家製野菜を食堂に使っているそうだ。店を出して35年。20年前にご主人が亡くなってからは奥の田楽と炭火焼肉は手が回らず、やむなくやめたとのこと。

それこそ、私が20代のころ、ここで田楽と焼肉を食べたときのことを思い出し、女将さんに話した。当寺、女将さんが囲炉裏の砂の上に済みを円錐形に積み、その上に真っ赤になった炭を乗せながら、
「炭は絶対に触らないでくださいね。何もせずにそのままにしていたら、火はじわっと燃え広がりますが、動かすと消えますので…。」

素人考えだと、火種を下に置いて、上に新しい炭を置きたくなる。薪を燃やすときのやり方、その知識が邪魔をしているのだ。ところが、炭は薪とは違う。炭の場合は、炭の山の上に真っ赤に燃えた炭を載せる。そうして、何もせずにじっと待っていると、赤くなっている部分が少しずつ下に燃え広がっていくのだ。しばらく経つと、良い具合に燃え広がっているので、山を崩してならすことができる。

目から鱗だった。

この女将さんの教えに触れてからは、キャンプやバーベキューで炭火をおこすときのやり方がまったく変わったのだ。炭は円錐形に積む。そして、頂上をバーナーで真っ赤になるまで燃やす。もちろん、バーナーを使わなくても穴あき鍋を使うなど別の方法で赤くした炭を載せても良い。そして、そのあとは、しばらく放置…。扇ぐ必要も全くない。これで、自然に火が移って燃え広がるのだ。

この話を女将さんに話すと、「そう言ってたねぇ。」と懐かしんでおられた。ほんと、久し振りに訪ねて来て良かったと思う瞬間だった。

事前に予約を入れて、肉などの食材は持ち込みすれば、囲炉裏の場所は提供し、炭火も準備してくれるそうだ。

「今日はどこに泊まるの?」
と女将さんが言うので
「泉屋です。」
と答えた。すると
「あそこは良いよね。お風呂は広いし、食事も良いし…。」
と、お墨付きをもらった。

その後も、ゆっくり食事を味わい、ゆっくりと会話を楽しんで、14時57分に店を出た。

↓ 車- 650 m 5 分 国道212号 経由

下城滝 

店を出た後、500㍍先の交差点を左折。道の下をくぐって、15時01分に下城の大イチョウ駐車場にやってきた。展望台は建設中なのか補修中なのか分からないが、ロープが張られていて立入禁止状態。その右側では草丈が高く、通常の目の高さでは、下城滝が見えない。そこで、カメラを両手に持ち、高く上げて適当にシャッターを切った。すると、辛うじて下城滝を写すことができた。

この駐車場より先の旧道は道路損壊のためか通行止めになって久しい。下城滝を正面から見ることのできる場所はあるのだろうか…。

下城滝

今度は、クルマを国道212号線の路肩に移動させ、国道側から下城の大イチョウを眺めた。すると、その下に滝があった。鍋釜滝だ。この皮が左にあるつり橋の下を通って、下城滝に流れている。15時12分、出発。

「鍋釜滝」の後にある民家の左億が「下城の大銀杏」
鍋釜滝をズームアップ

↓ 車- 130 m 3 分

100㍍ほど先に右に上がる道がある。それに入ると

下城滝 駐車場

に着く。15時15分、到着。駐車場にクルマを駐め、遊歩道を南に進むと、下り階段になる。両親はそれほど歩けないので、先に様子を見に行った。

階段を降りると、下城の滝の真上にある展望デッキに出る。しかし、周りの木々が邪魔になって滝を観ることができない。これだと、両親を無理に歩かせても、あまり意味が無い。

展望デッキから下城滝を観る
上からの階段が下城滝からの遊歩道。下を向こうに続く道がつり橋に通じている

展望デッキまで確認して、上に戻った。やはり両親は下に降りるのを躊躇していた。下城滝に関しては、できることなら、滝壺に向かう道と、水面に近い高さで正面から眺められる場所を整備して頂きたいものだ。

下城滝駐車場から大銀杏を眺める

15時32分、下城滝駐車場を出て、杖立温泉に向かった。

↓ 車- 4.1 km 7 分 国道212号 経由

杖立温泉観光駐車場 

に、15時39分、到着。トレーラーの前にクルマを駐めた。

ヘッド車から両親の荷物を降ろし、歩いて温泉旅館「泉屋」に向かった。

泉屋

15時41分にチェックイン。

杖立温泉泉屋の玄関

玄関から入ると、正面にある階段を上って、その真ん前の和室に通された。ここが、両親が泊まる部屋。その隣奥の部屋が夕食会場になっているそうだ。

部屋でお茶を飲みながらゆっくりとくつろいだ。和室からは杖立川と対岸の旅館などを見渡せる。

夕食は18時からにしてもらったので、2時間弱の時間がある。風呂は17時から入ることにして、それまでの間は、両親には部屋でくつろいでもらい、私は、トレーラー泊に備えて、小国の街まで買い物に出ることにした。

16時15分。

↓ 車- 7.9 km 12 分

フレインゆめおぐに店

には、16時27分に到着。フレインカードの残金を調べて、チャージした。そして、杖立温泉の蒸し場で調理する食材を買い出した。それにしても、蒸し場は楽しい。今回の買い出し品は手羽先さつまいもたまごなどである。たまごは10分程度で、絶妙の半熟たまごが蒸し上がる。いもや手羽先などは結構時間がかかる。1時間以上は蒸す方が良いのではないだろうか…。とにかくできあがりは、ほくほくでぷるぷるだ。

あとは、夜の晩酌セット。飲み物とつまみ類だ。しかし、今日は泉屋さんで私も夕食をとり、飲むのでそれほど買う必要は無い。

16時51分、買い物を終え、帰路についた。

↓ 車- 7.7 km 10 分

泉屋

17時02分に戻ってきた。

部屋に向かうと両親の姿はなかった。しびれを切らして、先に風呂に行ったのだろう。私も準備を整えて、浴場に向かった。

脱衣室では、すでに父親が風呂から上がって、涼んでいた。他に入浴客はいなかったらしい。

泉屋さんには、石の湯と岩の湯があり、石の湯は奇数日が女湯、偶数日が男湯になる。岩の湯はその逆。今日は20日だから、石の湯が男湯だ。

泉質は、弱塩泉 ナトリウム塩化物泉で、美肌効果、疲労回復、リュウマチ、皮膚病、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、病後回復期に効能がある。詳しくは公式サイトを参照して欲しい。

大浴場 石の湯(石庭風呂)
洗い場の手前の扉が蒸気サウナ(蒸し湯)

この脱衣室から大浴場に出て、左の反対側にある部屋は畳敷のベッド?ベンチ?と箱蒸しがある。

左は箱蒸し
大浴場の奥には、ジェットバスと水風呂があり、その奥の扉を出ると露天風呂がある
ジェットバス
露天風呂
露天風呂の扉から大浴場を観る 手前は水風呂 次がジェットバス その奥が石の湯(石庭風呂)
脱衣室 左は100円用のコインロッカー
洗面台

1時間弱、ゆったりと湯に浸かってリフレッシュした。

18時からは隣の部屋で、食事。家族だけの部屋食で、寝床とは別室になっている。

夕食
締めのご飯とみそ汁
デザートは杖立プリン

温泉にも食事にも大満足。20時頃に食事を終えた。今日一日、よく動いたので、両親も疲れただろう。明日は10時にチェックアウトなので、そのときに迎えに来ると伝え、私は旅館を出た。

杖立温泉観光駐車場

トレーラーに戻り、その後はひとりでゆっくり過ごした。私にとっては、トレーラーも落ち着いて過ごせる素晴らしいミニ空間だ。小国で買ってきた食材を蒸し場に入れようと思ったが、使用中だった。かといって、離れた場所にある蒸し場に行くと管理が大変だ。その余力は残っていない。

ときどき様子を見て、蒸し場が空いたら使わせてもらうことにしよう。

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