ぐるっと長旅

七ツ森古墳群で出会ったご夫婦を訪ねる旅[4日目]柏原海岸のルーピン畑、権現山の龍神と眺望

道の駅で話したおじさんは柏原かしわばる海岸のルーピン畑を推してはいなかったが、着いて観てみると結構、綺麗じゃないか! それに畑も広い!

ルーピン畑の歴史は知らないが、始まった頃、ここを訪れたのだろう。そのときは四角い畑の中でだけ咲いていたのかもしれないが、数年経つうちに、繁殖して広がったに違いない。

それにしても、今日一日はのんびりし過ぎといえるくらい、柏原海岸で過ごした。これが旅の後半にどう影響するのか…。

2021年4月14日(水)の行動履歴

宮崎県、熊本県、鹿児島県
<徒歩移動> 3.3 km 1時間37分 <車移動> 37.4 km 1時間17分
道の駅 くにの松原おおさき あすぱる大崎 9:40
↓ 車- 10.8 km 18 分 国道448号 経由
柏原海岸の駐車場 9:58~10:02
↓ 徒歩- 2.1 km 52 分
柏原海岸の駐車場 10:54~11:00
↓ 車- 1.4 km 4 分
柏原海岸の海岸端 11:04~11:06
↓ 徒歩- 500 m 35 分
柏原海岸の海岸端 11:41~16:11
↓ 車と徒歩- 1.0 km 1 時間 4 分
柏原海岸の駐車場 17:15~17:21
↓ 車- 3.8 km 10 分 国道448号 経由
牟礼神社入口駐車場 17:32~17:45
↓ 徒歩- 350 m 5 分
龍神(権現山) 17:50~18:05
↓ 徒歩- 350 m 6 分
牟礼神社入口駐車場 18:10~18:23
↓ 車- 4.2 km 14 分 国道448号 経由
柏原海岸の駐車場 18:37~18:44
↓ 車- 11.7 km 22 分 国道448号 経由
ふれあいパーク内之浦 19:06~19:16
↓ 車- 6.9 km 13 分 国道448号 経由
肝付町商工会内之浦支所横駐車場 19:29

道の駅 くにの松原おおさき あすぱる大崎

道の駅の国道沿いの駐車場

4日目の朝を迎えた。雨はやんでいたが、曇天のまま…。これでは気分も晴れないなぁ…。

朝食は、カップ麺とコーヒー。おちょやんを見ながら、お湯を沸かして、それぞれに注いだだけだ。怠惰な生活に陥っている…。

それよりも、撮りためた写真と行動履歴の編集整理が気になっている。朝食後に、ローテーブルを出して、1時間弱取り組んでみた。

しかし、パソコン作業を続けるにしても、ここに長く留まってやるよりか、柏原海岸に移動してゆっくりする方が良いに決まっている。作業を中断して、出発準備を始めることにした。

トレーラーを出ると、近くに軽ワンボックスを駐めていたおじさんが近寄ってきた。どうも、この人といい、クルマといい、車中泊でのくるま旅をしている雰囲気だ。そのおじさんが声を掛けてきた。
「この引っ張っているやつには、泊まれるのか?」
もちろん泊まれるから、わざわざ引っ張っているんだけど、そう答えたら身も蓋もない。というか、感じ悪すぎ!そこで、
「ええ、もちろん泊まれますよ。で、ベッドはテーブルにもなるし、キッチンもトイレも付いているので、泊まるだけじゃなくて飲み食いもできますよ。」
と、こんな感じで答えた。少し、感じ悪さは緩和されたのではないだろうか…。
「ふ~ん、何人ぐらい乗れるの?」
「まぁ、カタログ的には就寝定員4~5人と書いてあったかなぁ。でも、それは大人2人にこども2~3人という意味なんでしょうね。実際にそれだけ乗ってしまうと、お互いが動きづらいし、荷物を乗せる場所もなくなってしまう。なので、快適な定員は2人以下ということになるでしょうね。」
「で、あなたは1人でまわってるの?」
なるほどそこを突っ込むかぁ、とも思ったが、
「まぁ、そうですけど…。勝手気ままな旅には1人が最適ですね。」
と、少々強がりの気持ちも込めて率直な感想を述べた。

今度はこっちから質問する。
「この辺りで、花が綺麗なスポットってあります?」
「う~ん…」
しばらく間をとって考えてくれたようだが…
「ないなぁ。」
「えっ、柏原海岸のルーピンは? 今から行こうと思っているんですけど…。」
「あそこは100㍍ぐらいの四角い畑に花が咲いているだけだからねぇ。そんなに大したことないんじゃないかなぁ。それよりは、鹿屋のバラ園がいいんじゃないのなぁ。まぁ、行ってみればわかるよ。柏原海岸だったら、この道を右に行くと、国道に出るのでそれを右に進めば良い。」
「えっ? ここを右に行ったら、体育館の横で行き止まりになってましたよ。」
「いやいや、駐車場手前で左に曲がる細い道がある。それを曲がって、突き当たりを右折。そしたら、国道に出る。」
「あ~、そうなんですねぇ。では、行ってみます。」

9時40分、道の駅を出発。

確かに駐車場を右に出ると、裏の駐車場(②の駐車場)の入口辺りに反対に進む生活道路のような道があった。そこに入り、突き当たりを右折すると、無事に国道448号線に出た。

あっ、カブトムシのモニュメントを結局観ないままだった。しまったなぁ…。

↓ 車- 10.8 km 18 分 国道448号 経由

柏原海岸の駐車場

①には、青線の道を通って、9時58分に到着した。

この駐車場①は未舗装のただの原っぱだ。幼稚園の遠足だろうか、中型バスでこどもたちが遊びに来ていた。こども達もルーピンの花畑を見たら、きっと楽しい気分で心が躍るに違いない。他には普通車が3~4台しか駐まっていない。平日の朝だからこんなものか…。

向こうの方を見ると、砂浜の方にも、クルマがぽつんぽつん駐まっている。「向こうにもクルマで進入できるようだ…。」

黄色い枠がルーピン畑

クルマを降りて、ルーピン畑の間を歩いた。航空写真で説明すれば水色の線の道。このルートを右回りでぐるっとまわった。

ルーピン畑
コマツヨイグサ?
紫の花はマツバウンラン?
ルーピン畑の間を歩く
確実にルーピン畑は広がっている
砂浜も綺麗 流木が流れ着いている
釣り人達
紫の花はハマエンドウ
コマツヨイグサ?の周りはタンポポの葉かな? 合体しているように見える
国家石油備蓄基地への橋が見える
ルーピン畑を散歩するカップル

↓ 徒歩- 2.1 km 52 分

ルーピン畑の周りをぐるっと1周まわって、トレーラーを駐めていた.

柏原海岸の駐車場

に戻ってきたのは、10時54分。歩いたおかげで、海岸端までトレーラーを入れられそうだということがわかった。
「移動させてみよう…。」

11時00分、移動開始。駐車場を出て、一旦、車道に出る。上の航空写真でいうと赤線をつけた道を通って、海岸端の②地点に移動したわけだ。

車道は舗装されているので問題ないが、車道から海岸に入ると未舗装の砂地となる。滑りやすいし、揺れも激しくなるので、慎重に走る。アウトランダーはフルタイム4WD なので、特に心配はしなかったが…。

↓ 車- 1.4 km 4 分

柏原海岸の海岸端

には、11時04分に移動完了。クルマを駐めた後、もう一度、この周辺を歩き、ドレーラーを背景に写真を撮った。

空の雲が半分以下になってくれたら良かったのだが、こればっかりは思い通りにはならない。

話は変わるが、Luminar AI」という画像処理ソフトがある。これを使えばいとも簡単に、しかも瞬時に曇天を晴天に修整できるのだ。この前、PIXTAのクリエーター向け講習会で、デモンストレーションを見たが、ほんの数クリックするだけで空だけを差し替えていた。もうそんな時代なのだ。

トレーラーを砂浜近くに駐める
そして、ルーピン畑を間に挟み、写真を撮る
ズームを広角側にして、ロウアングルで撮る
もっと離れて、右に移動した位置から撮る
更に遠くへ離れて、右にスライド…

↓ 徒歩- 500 m 35 分

柏原海岸の海岸端

に駐めたトレーラーに戻ったのは、11時20分。天候が回復するかどうかは不明だが、ここで、昼食を採り、しばらくゆったり↓気分でこの美しい風景を見ながら、とパソコン作業にでも専念するつもりだ。

昼食は、昨日の買い物で購入した中華丼を、電子レンジでチン~。コンロの上で写真を撮っているが、もちろんこれで温めたわけではない。

そういえば、電子レンジを購入したのはいつだったか…。そう、今年の1月30日だった。MrMaxでアイリスオオヤマ製の22㍑単機能電子レンジが特別価格の税別 6,999円で出ていたのだ。お~、これは安い! 他店ではたぶん10,000円を超える価格で販売されているもの。MrMaxの誕生日クーポン500円も期限切れが迫っていた。

トレーラーに電子レンジを載せたいと思っていた私は、安売り特別価格!とクーポン使用期限間近!の2つの条件で、まんまと即決してしまったのだ。実際に載せてみたら、意外と大きくてトレーラー後部のシングルベッドの奥にデーンと鎮座している。もっと小型で軽量の方が良かったかも…。例えば、17㍑にするとか…。

でも、それから3ヵ月が経過した。おかげで食品の温めには重宝している。これで、スーパーで購入できる食材が広がり、カップ麺の類いから解放され、弁当や惣菜、冷凍食品まで利用できるようになった。ただ、まだ食品添加物問題から解放されたわけではない。

電子レンジの重みで、ベッドのクッションを傷めないように、下には段ボールを敷いているが、走行後に旅先でレンジを使おうとすると、設置位置が多少ズレている。そして、ターンテーブルのガラスも動いている。たぶん走行中の振動が想像以上に激しいのだろう。合板などで確りとした台座を造り、レンジの4つの足が填まって動かないようにした方がいいのかもしれない。

昼食を終えて、窓から外を眺めていると、トビが2羽、餌の奪い合いなのか、縄張り争いなのか…、目の前で争い始めた。

トレーラーのドアを開け、ズームを望遠側にして、その様子を狙った。

2羽のトビの争い  12:08
12:11

結構な迫力だった。自然界は厳しい…。

その様子を傍観した後、また、パソコン作業の続きに戻った。そして、疲れたら、休憩してベッドでまどろむ…。今のこの瞬間は、平和な時間を過ごすことができている…。

しばらくすると、またやってきた。

14:08
14:08

今回はトレーラーの近くをすーっと飛んでいっただけ…。縄張りの見回りか…。

その後もゆったりとトレーラーの中で過ごした。ふと時計に目をやるといつの間にか16時だ。さすがにゆっくりしすぎたかも…。

ここの対岸は、埋め立て地の上に石油タンクが並ぶ志布志国家石油備蓄基地だ。Googleマップの航空写真で上から見ると、出島にような人工島に43期の備蓄タンクが並んでいる。来る前までは、どれだけ自然景観を台無しにしているのかと心配していたが、本日、柏原海岸に来てみると、出島の周囲をぎっしり人工林で覆っていたため、タンクは全く見えない。人工島との間の海は河口のように見えるだけだった。景観を壊さないよう工夫されていて、意外と気にならなかった。

16時10分、クルマを②地点から移動開始。赤いルートの赤矢印向きにゆっくりと走った。クルマが何台も通って道のようになっているが元々は砂浜、草が生えた地面をクルマが踏み固めただけだ。タイヤが撮られないように慎重に進む。

すると、③地点辺りで、前方にアオサギがいるのを目撃した。しかも、口に何かをくわえているようだ。その場にクルマを駐めて、外に出た。あまり近づくと飛び去ってしまうので、これ以上近づかずに望遠で狙った。

すると、またもやトビがやってきた。下の写真は、16時18分からの2分間に、トビがアオサギの餌を奪おうとした闘いの一部始終だ。

この闘いは、アオサギが餌を守り抜いたということで、アオサギに軍配が上がった。

また、運転席に戻り、慎重に車を進める。

すると今度は、このクルマを望遠で狙っているカメラマンがいた。狙う立場から狙われる立場になったのだ。ここは②地点とは異なり、道がルーピン畑の真横にある。あそこから狙えば、ルーピン畑にトレーラーがあるような写真を撮ることができそうだ。「ちょっとちょっと、私もその写真を撮りたい…。」

また、その場にクルマを駐めて、急いでそのカメラマンのところ行った。そして、写真を撮った。

16:25
16:26

すると、彼が近づいてきて、アウトランダーのことやトレーラーについての質問を始めた。アウトランダーでトレーラーを引くときのパワーの問題、力不足ではないか? ハンドル操作の問題、運転は難しくないか? 普段の利用頻度やどこまで走ったことがあるか? 雪道走行はどうか? など…広範囲に質問があった。トレーラーにかなり関心が強いようだ。

彼も以前はPHEVに乗っていたが、手放して、もっとコンパクトな今のクルマに替えたと話していた。私も以前はデリカスペースギアの3literガソリンで引っ張っていたので、PHEVに乗り換えた直後は若干パワー不足のように感じられ、気になった。しかし、それはエコモードで運転しているからであって、ノーマルにすれば全然そんなことないし、牽引時の燃費は2倍近くに改善した。そして、何より、どこに行っても100V電源が利用できるのが最大のメリットだ。

そういうと、彼も手放したことを少し後悔している様子だった。

彼は、たぶん30歳代の男性で、苗字はKさん。自称アマチュアカメラマン。休みにはカメラを持ってドライブに出掛け、風景写真を撮っているそうだ。ある年、極寒の北海道でしかみられない朝日、四角い太陽に魅せられてからは北海道に填まり、その撮影に挑むのがライフワークとなった。毎年の正月休みは北海道に飛び、撮影に挑戦しているそうだ。冬の北海道行きはすでに十数回を数えているらしい。

このまま九州南端から通い続けるのは時間もかかるし、交通費も馬鹿にならない。そんな中、道東のあるネーチャーセンターが広報担当の募集をしていたので、軽い気持ちで応募したら、採用の連絡が入った。それで、鹿児島のある自治体の公務員だったのだが、それを辞め、5月の連休明けまで移住することになっている。もちろん給与は下がる。しかし、これからはライフワークにももっと専念できるはずだ。なかなか引越の準備がはかどらないが、今の間にと、今日はルーピン畑を訪れたというわけだ。

お互いにいろんな話をしたので、時間があっという間に過ぎた。気付けば、17時になっていた。もう一度ここからの写真を撮る。

連絡先を交換することにしたのだが、メモも筆記具もない。スマホはクルマに載せたままだった。

走って、アウトランダーまでを往復した。もちろん携帯を取りに戻ったのだが、LINEのQRコードやメルアドを載せた名刺を持ってきて彼に渡した。北海道で仕事が始まったら連絡して欲しいと言いながら…。

彼と別れた後に撮った最後の1枚

↓ 車と徒歩- 1.0 km 1 時間 5 分

クルマに戻り、一旦車道に出て、最初に駐めた①地点の

柏原海岸の駐車場

に戻ったのが、17時15分。トレーラーを切り離して、ここに残し、ヘッド車だけで、権現山公園・牟礼神社に向かった。17時21分に出発。

舗装道路に出て南に走る。そして突き当たりを右折するのだが、その角には、小さな駐車場と公衆トイレがある。しかし、トレーラーを連結した状態では、駐めるだけのスペースがない。今はヘッド車だけだったので、トイレに寄った。

そして、国道448号線へ。そして、第1有明橋、第2有明橋を渡って左折。そこから600㍍ほど海岸沿いを走り、右カーブで国道が海岸から離れ始めたところで、右に入って、細い道を走る。初めの内だけ国道と並行だが、高低差はどんどんついて、山の上の方に登っていく。ここの道幅が意外と狭いので、トレーラーは柏原海岸駐車場に駐めてきて正解だった。

↓ 車- 3.8 km 10 分 国道448号 経由

坂道を登っていくと、ときどき木々の切れ間から、石油備蓄基地が顔を見せた。

牟礼神社入口駐車場

には、17時32分に到着。駐車場は十分広かった。

五葉松再生の碑
広々とした駐車場

駐めたクルマと公衆トイレの間の向こうに鳥居があり、そこから牟礼神社への参道・遊歩道が始まる。17時45分に登り始めた。

牟礼神社の鳥居 ここから登る  17:45
登ってきた道を振り返る  17:46
そして、先を見る  17:47
どんどん登る  17:48
途中に東屋があった  17:49  
牟礼神社、到着   17:50

↓ 徒歩- 350 m 5 分

龍神(権現山)

には、17時50分に到着。

正面にある祠 龍神と書いてある
竜神?
そして、左手奥にはもうひとつ祠が…

その祠の前を通り過ぎると、三角点と鉄塔があった。三角点が権現山の山頂ということだろう。

鉄塔はかなり痛んでいて、足下にはロープが巻いてあった。登るな!という意味だろうか…。

でも、下からだと備蓄基地の手前が木々の枝で隠れて見えない。

石油備蓄基地
自己責任で… 慎重に上の方へ

そして、西の方に目を向けると、肝属川や水田の水面が夕陽のオレンジ色に染まりはじめていた。

肝属川の夕景
柏原海岸の駐車場を見ると、エメロードがおとなしく主人の帰りを待っている かわいい~~
恐ろしくて、一番上までは上がれなかった
できることなら眺望を復活させて欲しいのだが…
鉄塔とその手前の祠
竜神から、三角点の方への登り口(左の階段)を見る 鳥居から降りると駐車場へ

そして、来た道、参道を下って、駐車場に戻ろう。18時05分、牟礼神社から下山開始。

↓ 徒歩- 350 m 6 分

牟礼神社入口駐車場

には、18時10分に着いた。さあ、暗くなる前にトレーラーの元へ…。

駐車場まで下ってきた

18時23分、駐車場を出発。そして、登ってきた道を今度は下っていく。

途中、不思議な装置を見かけた。

湧水の取水口?

だいぶん降りてきた。もう石油タンクは穂どんど見えない。

夕陽に照らされた石油備蓄基地
四角い太陽?こんなのじゃないか…

↓ 車- 4.2 km 14 分 国道448号 経由

柏原海岸の駐車場

には、18時37分到着。おとなしく待ってくれていたエメロードに再会。無事を確認するとホッとする。まだ明るいうちに戻ってくることができて良かった。

駐車場に戻ってきた
駐車場から権現山山頂を見る

さっそく繋いで、18時44分に出発。またまた、国道448号線、肝属川を第1・2有明橋で渡って左折。今度は山登らず、国道をそのまま先に進む。

↓ 車- 11.7 km 22 分 国道448号 経由

ふれあいパーク内之浦

には、19時06分に到着。民家も田畑もない山の中の道をしばらく進んでいたら、突然、目の前に公園らしきものが現れた。暗くて、駐車スペースを発見できなかったが、クルマは全く通っていなかったので、道路上を左端に寄せて停めた。

昔に使われていた人工衛星自動追尾アンテナ2種が展示されている
志布志の街の灯りが見えている
自動追尾アンテナ2種の説明板
アンテナ2種と説明板

19時16分に出発。今日は、内之浦漁港のどこかに駐めて、街の食堂で夕食としよう。

↓ 車- 6.9 km 13 分 国道448号 経由

内之浦漁港周辺には19時29分に着いた。しかし、周囲がすでに暗く、港周辺をぐるっと回ってみたが、トレーラーを駐めても良さそうな場所が発見できなかった。そこで、先に食堂を探し、そこの店主から情報を得る形に作戦変更。

Googleマップで定食屋を検索すると、ニューロケットという店がヒットした。その店の前は広い駐車場だ。一旦駐めさせて貰うには都合が良い。そこまで移動した。

肝付町商工会内之浦支所横駐車場

その駐車場には、19時40分頃に到着した。クルマを駐めて、ニューロケットの方を見るが、暗くてよく見えない。どうも店はすでに閉まっているような雰囲気だ。困った。

一応確認にするためクルマを降りて、その食堂の方に歩いた。すると、暗い店の前に人影が見えた。たばこを吸いながら、こちらの様子をじっと伺っているのだ。

しめた、人がいるなら聞けるじゃないか!
「すみません、この辺で食事ができる場所ありませんか?」
するとその男性は、黙って、ニューロケットとは反対方向の道の奥を指さした。瀬里奈…。そこだけ、店の明かりが点いている。
「ああ、あそこですね。わかりました。行ってみます。ところで、ここの駐車場って、このクルマを駐めていても大丈夫ですかね。」
「大丈夫よ。」
「どこの駐車場なんですか? 朝まで駐めさせてもらってもいいですかね。」
「これは、町の駐車場。町の者に会ったら言っといてやるよ。」
「ありがとうございます。じゃあ、今から行ってきます。」
初めは移動を命じられるかと思ったが、優しい人だった。

明かりの点いている店に前に立つと、瀬里奈という店だった。確かにGoogleマップ検索で出ていた候補の1つだ。

瀬玲奈の玄関

玄関の自動ドアは手動にになっていた。開けて、中を覗くと、受付があり、左奥が食堂のようだった。テレビの音だけが奥から聞こえる。

食堂を覗いたら、店主だろうか、椅子に座って、ひとりプロ野球をテレビ観戦していた。
「こんばんは~、すみません、まだ食事はできますか?」
「ええ、できますよ。」
と言って、席を立ち、私が着いたテーブルにおしながきと水を運んでくれた。

着いたテーブルから店内、厨房方向をみる


おしながき

「どれがお勧めですか?」
「う~ん、まあ、ウチは魚料理の店ですからね。」
「ということは、刺身定食か焼き魚定食ということですね。じゃあ、刺身定食をお願いします。」

この男性が店主かどうかは不明だが板前のようだ。オーダーを聞くと厨房に入り、料理を始めた。そして、約10分後、お刺身定食が運ばれてきた。

「うわ~、美味しそう~。すみませんね。野球観戦されてたんでしょ。私は全く気にしないので、テレビの続きを観られても構いませんよ。」
「いいえ、ちょうど消そうと思っていたところなんです。いろいろとやることがありますので…。」
「そうでしたか…。」

と言いながら、写真を数枚撮った。

刺身定食
店内の様子も一緒にパチリ

「それじゃあ、いただきます。」
女将さんがお茶を持ってきてくれた。板前さんのお母さんのようだ。

味噌汁を味わう…。うん、美味い! 味噌汁は蟹味噌のような味が…。
「味噌汁の出汁が濃厚で美味しいですね。蟹味噌が入っているような味がしますね。」
「ウチは伊勢海老で出汁を取っているんでね。」
と女将さん。
「この刺身は何ですか?」
「ほら、何を出したかちゃんと説明しなさい。」
と、息子さんに声を掛けながら、
「カンパチとハガツオ、それにヒラメですね。」
「じゃあ、この貝は何と言うんですか?」
「これは正式には何というのかねぇ、この辺じゃよだれべと言いますけど…。」
「へー、確かに美味しいんで、よだれが出るぐらい美味い貝、という意味なんでしょうね。」

これに、煮魚まで付いて、1300円。大満足だった。支払いは現金のみ

トレーラーに戻ったのは21時前。

今日は、日中にのんびり過ごしたせいか、トレーラーに戻った後も元気が残っていたので、しばらくパソコンをいじった。結果的に24時近くになって、空腹感に襲われた。寝ればいいものを…。冷蔵庫には昨日買ったお刺身パックがあった。これをつまみに晩酌してしまった。

キビナゴ刺身とハガツオあぶり刺身 2パックで500円 それに麦焼酎
焼酎はお湯割り

飲んでしまうと、バタンキュー。

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