ぐるっと長旅

北九州の紅葉・夜景とSL「新山口駅開業120周年記念」号[6日目]おふく周辺散策と俵山温泉

2020年12月7日月曜日
<徒歩> 6.3 km 4時間19分 <車> 32.5 km 57分
道の駅 おふく 10:50
↓ 徒歩- 500 m 9 分
石灰窯跡 10:59~11:04
↓ 徒歩- 1.0 km 18 分
おふく洞 11:22~11:32
↓ 徒歩- 1.6 km 29 分
石灰窯跡 12:01~12:10
↓ 徒歩- 500 m 6 分
道の駅 おふく 2 分
↓ 車- 1.3 km 3 分 県道267号/県道341号 経由
西寺水神公園駐車場 12:22~12:30
↓ 徒歩- 1.9 km 1 時間 25 分
西寺水神公園駐車場 13:56~14:06
↓ 車- 5.0 km 9 分 清流の道/県道31号 経由
別府弁天池湧水 14:15~14:42
↓ 車- 5.1 km 14 分 清流の道/県道31号 経由
道の駅 おふく 14:56~16:17
↓ 車- 21.1 km 31 分 国道316号 経由
俵山湯町第1駐車場 16:49~17:09
↓ 徒歩- 750 m 1 時間 51 分
俵山湯町第1駐車場 19:00

道の駅 おふく

ただ今、10時50分。しかも良い天気。こんな時は、トレーラーに籠もって事務作業をやるよりは、気分転換と運動不足解消を兼ねて周辺散策に出掛ける方が良さそうだ。

昨日、この道の駅に着いたときは、すでに日が落ちて暗くなっていたので、周囲の状況が掴めなかった。明るくなった今、もう一度、於福温泉入口までぶらっと歩いてみることにした。

於福温泉の足湯
物産館の入口

道の駅おふくの北側駐車場には、秋吉ファームガーデンと書かれた入場門があった。隣は観光農園だったのだ。

今は季節外れなので、施設は閑散としているようだが、幾つものビニルハウスが建ち並び、畑がどこまでも続いていた。

Googleマップの航空写真で確認すると…、この観光農園は道の駅の東側だけでは無く北側にも広がっており、ざっと見積もっても、この道の駅の4倍ほどの広さがあるようだ。畑とビニルハウスだけではなく、レストランやカフェ、ファーマーズマーケットを有するブルーベリーを中心とした体験型の観光農園だ。

秋吉ファームガーデンの道の駅側入口
石灰窯跡とおふく洞への散策ルート

それでは、せっかくなので、周辺ウォーキングに出掛けるとしよう。

まずは石灰窯跡に向かう。駐車場の北端から道に出て、右に進む。すると、秋吉ファームガーデンの体験農場入口前を通る。

秋吉ファームガーデン観光農場入口

すると間もなく、T字交差点がある。まずは石灰窯跡に向かうので、看板にしたがって左折する。

T字路にある案内板、左が石灰窯跡で右がおふく洞
しかし、左折してしばらく進むと道が分かりづらくて不安になる
が、そのまま林の中の道を進むと
庚申塚(こうしんづか)が建立されていたり
マムシグサの赤い実がなっていたりするのだが、そのまま進めば良い。

最近、この赤い実にはときどき遭遇する。一番最初に見たのはどこだったか…。南阿蘇ビジターセンターの野草園? いや、どこかの道の駅にあるウォーキングコースを歩いていたときの、道の傍らに生えていたのが先だったか…。

とにかく、このマムシグサ。見た目がよろしくないので、間違っても食べることはないと思うが、この草は全体にシュウ酸カルシウムを含んでいるので食べるととんでもないことになるらしい。

見えた!石灰窯跡

さらに林の中を進んでいった。すると、徐々に展望が開け、前方に石灰窯跡が現れた。

そのときだった!突然、何匹もの猿が、石灰窯の向こうの崖を、下から上に駆け上がっていったのだ。4~5匹ずつ、3組ぐらいに分かれて、駆け上がっていったので、少なくとも十数匹の群れだったと思う。

とっさのことだったので、あっけにとられ、滅多にないシャッターチャンスを逃してしまった。写せたのは1匹だけ。しかも草の陰に隠れていて、ブレている。

中央の草の影に凄いスピードで駆け上がっている猿が写っている

向こうは、人間が近づいてきているので、慌てて山の上に逃げたのだろうけど、なぜ猿たちは逃げたのか?? 人間が近づいてきたといっても、たったひとりだ。取るに足りない。自分たちの方が圧倒的に数が多いし、運動能力も高い。冷静に考えたら、自分たちが逃げる必要なんて無いと気付くはずだ。

猿は用心深いのか、それとも冷静に考えることができないのか、いったいどっちなのだろう。

しかし、猿がパパッとは分からなくても、ちょっと時間が経って、そのことに気付くかもしれない。「相手はひとり、恐るるに足りない。」といって戻ってきたらどうする? そう考えると、急に石灰窯跡に近づくのが恐ろしくなった。

かといって、このまま引き返すわけにはいかないし…。

↓ 徒歩- 500 m 9 分

石灰窯跡 

石灰窯跡と説明板
説明板
正面から窯の中を見る
美祢線を走るディーゼルカー

石灰窯の中を外から眺めていたのだが、急に後からカタコトと列車の走る音が聞こえた。振り返ると1両編成のディーゼルカーが線路を走っていくのが見えた。

とにかく周囲の物音に過敏で、気もそぞろになっていたので、なんとも落ち着かない。ここで行ったことは、説明板に目を通し、石灰窯を外から眺めて写真を撮ったことぐらい。10時59分からの僅か5分間だけの滞在だった。

石灰窯跡からの帰り道、振り返ると右上に上る道があったのだが…。これを上がると石灰窯の上に行けそうな気がするのだが…、とてもその気にはならなかった。

↓ 徒歩- 1.0 km 18 分

先ほど左折したT字交差点までは、約200㍍。一応、無事に戻ってくることが出来た。で、今度は、看板を右折の方向に進むのだが、おふく洞まで4~500㍍あると書かれている。

また、黙々と歩きはじめる…。

こっちの道は見晴らしが効く。秋吉ファームガーデンのブルーベリー畑、その向こうのラベンダー畑越しに道の駅おふくの北側駐車場が見える。

トレーラーもちょこんと駐まっている後姿が目に入る。大人しくご主人様の帰り待っているようで、なんともかわいらしい。

秋吉ファームガーデン観光農場越しに道の駅おふくの北側駐車場を望む

そして、ようやくおふく洞入口にたどり着いた。初めての道は、なぜだか遠くに感じてしまう

おふく洞入口

入口から入ると、訪れる人がほとんどいないためか、道が消失し掛かっていた。どこが道だったのか分からないのだ。

このまま無防備に草をかき分け入り込んでいくと、以前、国鉄宮原線の廃線跡、朝露に濡れた草ぼうぼうの廃線跡を無防備に歩いてズボンがみっともなく汚してしまったときを思い出す。道なき道を歩くときは、慎重に…、慎重に…すすむ。

奥にほろ穴のようなものヶ見える

これが「おふく洞」なのか?

 11時22分だった。

来た道を振り返って見たら…

写真では分かりづらいが、ここは道ではなく、れっきとした川だ。水量が少ないので、砂利道のように見えているが、水も少し流れている。

そして、その川の先端はほろ穴に続いている

しかし、川の水はほろ穴に到達する前に消え去っていて、ほろ穴には届いていない様子。

これはあくまでも私の仮説だが、今の時期は、あまりに水量が少ないので、ほろ穴に届く前に地中に染みこんでしまっている。ところが、これが梅雨などの水量の多い季節だと、ここはちゃんとした川になっていて、豊富な水が直接、ほろ穴に吸い込まれていく様子をみることができるに違いない。

いや、待てよ…。

水がほろ穴に届く前に消えているということは…。もしかして、奥のほろ穴よりも手前に、氷河にあるクレバスのように、地面の切れ目、つまりカルスト台地でいうドリーネがあり、そこに水が吸い込まれていっているのではないか…。

無防備にこの川を歩いていると、そのドリーネに落ち込んで、地中深くに引き摺り込まれるかもしれない!

そう考えると、またまた恐怖感に苛まれた。石灰窯では猿の恐怖。おふく洞ではドリーネの恐怖だ。自然を嘗めるととんでもないことになる。

かといって、このまま撤退するわけにはいかない。慎重に…、慎重に…、ほろ穴の近くまで進む。

ここれがやはり、おふく洞?

このほろ穴がおふく洞なのか? 渇いているし、しかも小さな穴しか空いていない。

う~~む。何か、今ひとつ物足りない。

やはり、ある程度の水量がある川が、ほろ穴に流れ込んでいてくれないと…、満足できない。だからといって、どうすることも出来ない。

なんだか釈然としないまま、帰路についた。来た道をてくてく歩いていると、かわいいワンちゃんを連れて散歩中のご婦人から声を掛けられた。そして、立ち話になった…。

それにしても、おふく洞は、観光スポットの割には荒れていて、普通に歩けるルートさえ無かったという話をしたら、あそこの地主が観光資源化しようと重機を入れて、整備しようとしたが上手くいかなかったといったような話をしてくれた。やはり、観光資源化しようというもくろみはあったのだ。

次に、石灰窯跡に行ったとき、十数匹の猿と遭遇したという話をしたら、やはり出たかと。ご婦人は恐いので近づかないそうだ。餌不足なので農産物を狙って山から下りてくるのだろうということだった。

それにしては、この道沿いの山手側には柑橘系の黄色い大きな実が幾つもなっているのだが、猿が狙わないのはなぜだろう…。酸っぱいのには抵抗があり、よほど植えたときにしか狙わないのかな? その問題は解決していない…。

最後に質問をした。この辺で、写真を撮るのに相応しい場所は?と。すると、ご婦人は、この辺には何にも無いと前置きしつつ、西寺水神公園と別府弁天池湧水の名を挙げた。もちろん、今の季節はそうめん流しはやっていないが、紅葉は少し残っているかも…。では、そこに行ってみることにしよう。

ご婦人と別れて、道の駅駐車場に向かう。

それにしても、途中の家々の庭や沿道には、この寒い季節でさえ、少ないながらも花が咲いている。これが田舎のいいところだ。

沿道の草花

ところで、改めて、Googleマップで石灰窯跡を検索すると、投稿写真の中に井戸の底から天を見上げたような写真があった。

ん?これはいったい何?

そうか、石灰窯を外から眺めただけでは気がつかなかったが、窯の中に入ると煙突を下から上が覗けるようになっているんだ!

↓ 徒歩- 1.6 km 29 分

もう一度、石灰窯跡へ

もし、もう一度、猿たちの一団が崖を駆け上がったら、今度こそは、冷静になって、連写でその姿を捉えてやろうと、その気満々だったのだが、何事も起こらなかった。石灰窯跡には12時01分着。

そして、3つの窯を一つひとつ、中に入って上を見上げた。それぞれに苔の生え方などに違いがあって個性がある。

これで、満足。さあ、道の駅へ戻ろう…。

↓ 徒歩- 500 m 6 分

道の駅 おふく駐車場

に着いたのは、12時16分。ヘッド車に乗り込み、引き続き、西寺水神公園に向かうことにした。

↓ 車- 1.3 km 3 分 県道267号/県道341号 経由

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