ぐるっと長旅

北九州の紅葉・夜景とSL「新山口駅開業120周年記念」号[6日目]おふく周辺散策と俵山温泉

西寺水神公園駐車場

には、12時22分に着いた。

西寺水神公園駐車場

クルマを降りて、駐車場の奥から左に入ったら…

↓ 徒歩- 1.9 km 1 時間 25 分

いきなり進入禁止の看板

進入禁止の柵が置かれている。が、これはあくまで一般車が進入禁止だと理解して、徒歩の私はさらに奥へと登っていった。

西寺水神公園の案内図と説明板

左には遊歩道らしき道。もうひとつは階段になっている歩道。はてさて、どっちに進むべきか?

まずは、左の遊歩道を進むことにした。遊歩道と階段の間に、「名勝 おとめの滝」と書いた小さな標識が倒れているが、この遊歩道を指しているようだった。

小さな滝が見えてきた。

ほんのちょっと入っただけで、行き止まり。正面に小さな滝があった。これが、おとめの滝なのか…。

これが名勝、おとめの滝? あまりにもこぢんまりした滝だ
その上にも滝というか速い流れの雄川というか…

写真を数枚撮ったら、来た道を戻った。そして、今度は階段を上がった。

すると木製の橋があった。

この橋の下を小川が流れており、それがおとめの滝に続いているようだ。

小川の上を縫うように木道が整備されている

元々は川の右側に車道、左側に遊歩道があったようだが、新しく木道を整備したのだろう。木道は川の上をジグザグに上に延びており、所々が東屋になっている。

岩の上から水が落ち、細い滝になっている

木道を上り詰めると、細い滝があり、ライトアップも出来るようになっていた。

さらに階段を上がると
そうめん流しの店
凄く立派な設備になっている
そこからさらに上に上がると
水神社が祀ってある
そうめん流しの店は何棟もある大規模な造り

もちろん、流しそうめんは夏の期間のみ。今は休業中だ。

今度は車道の方から下りてみる。

四角い貯水槽は水遊び場?
東屋にはテーブルと椅子が設置されている
水の澄んだ小さな川
出た!マムシグサ

ところで、このGoogleマップの航空写真にある水神の滝ってどこ?ということで、大捜索を開始した。

一旦、おとめの滝分岐点まで戻った。

Googleマップ上のプロットされている場所が仮に正確だとすると、水神の滝はおとめの滝の入口だった分岐点からそうめん流しの店の方向に上っていくのではなく、さらに右手方向に進んだところとなる。

おとめの滝入口の分岐点から、階段を上がらず、さらに右手を見る

その方向だと、今、新しく砂防ダムを建設しているが、その向こうということになる。

えっ?行く道はあるの?

工事現場に近づいてみると…。砂防ダムの右側に仮設の階段があるではないか。

砂防ダム建設現場

しかし、確かめてみたところ、階段の先に、砂防ダムの裏手に続く道は無かった。

そもそも、Googleマップのプロットされている地点は正確なのか…。そこがかなり怪しくなってくる。今まで、いくつも不正確な場所につけられているものを発見しては、Googleに情報の修正の提案をしてきた経験のある私にとっては十分あり得る話なのだ。

一旦、おとめの滝の入口まで戻って、脱落している看板を読み直してみることにした。

脱落している看板の文章

困った…。タイトルの意味すら分からない…。

タイトルの「水神公園(水神の滝)」とは、水神公園が実は水神の滝ということなのか??? そんなことはあり得ない。

そして、本文の1行目も「水神公園は」が主語になっているのにもかかわらず、文章の途中で話題が変わってしまっているため、書き出しの主語に対応する述語がない。

仕方が無いので勝手に文章を意訳する。
「水神公園には、水神川沿いに約500㍍の山道がある。その山道の両側には濃緑の陰に無数の滝があり、水神川に流れ込んでいる。」こう読めば、水神の滝は、山道の両側から川に流れ込む無数の滝ということになる。

確認していないのだが、この「水神川とは、この木道の下を流れる小川のこと」だと理解しているのだが…、果たして大丈夫か? あってる?

しかし、こう考えると、さらに疑問点が増えてしまった。「奇岩怪石に乳房をした岩があるところから、これを乳神様として地元の人びとがあがめています。」とあるが、奇岩怪石はいったいどこにあるのか?? 山道の両側なのか…、それとも水神川の中とか両側とかなのか? 

もう一度、おとめの滝周辺を観察し、そして、そうめん流しの店まで往復してみることにした。そして、それらしきものを注意深く探しながら、じっくりと歩いた。

それでも、山道の両側に無数の滝は発見できなかったし、乳房の形をした奇岩怪石も見つからない。水神川と思われる木道の下の小川にも奇岩怪石は無く、川の両側は石垣のように成形された規則的な石が並んでいる。

結局、看板からそうめん流しの店まで3往復し、水神神社の上に道を探したが発見できず、水神の滝と乳神様を発見することはできなかった。

そうめん流しの店内にある滝

これが、水神の滝だろうか?? それならそうと書いてありそうなものだが…

食券売り場の右の階段を上がっても滝は見つからず…
そうめん流しの設備は立派
だいぶ過ぎているが、まだ紅葉が残っている。

この写真の正面にある岩の裏側が、ライトアップ設備のある細い滝なのだが、その水は正面から右手に続いているパイプを通っているようだ。つまり、人工の滝。

これが水神川だと思われるが奇岩怪石は見つからない
地面は楽興の絨毯でふっかふか
木道を通りながら乳神様を探した
乳神様はどこ?
ない、ない。見つからない…
奇岩怪石はどこ?
結局、見つからないまま下りてきてしまった
おとめの滝付近にも奇岩はなさそうだ
山道の壁は、そもそも濃緑の陰になっていない。季節の問題か?

西寺水神公園駐車場

に戻ってきたのは、13時56分。

何一つ解決しないまま、駐車場に戻ってきてしまった。またまた、おふく洞に引き続き、今ひとつ物足りない結果になってしまったのだが、これも仕方が無い。

あっ、水神公園の案内図がある!

やった!これで分かるかも…。期待に胸を膨らませて案内図に目を通す…。

駐車場にあった水神公園案内図

すると、どうだろう。1~6番はすべて「あずまや」、8と9は「えんだい」、12と13は「トイレ」、15は「パーキング」と一覧表に記載されている。

え~っと驚いた。これは実にレアな案内板だったのだ。普通だったら、パーキングやトイレはもちろんのこと、何度も出てくる東屋などは記号化して、それを直接、地図上に表記する方が分かりやすいってものだ。

そして、一番の衝撃を受けたのは…、探し求めている水神の滝も、乳神様も表記されていないって事だ! びっくり!

14時06分。クルマに乗り込み、一旦、気持ちを落ち着かせた。そして、今度は別府弁天池湧水へ移動した!

↓ 車- 5.0 km 9 分 清流の道/県道31号 経由

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