ふらり旅

再び小国・阿蘇へ[4日目]中岳・高岳登山

中岳(1,506m) 15:39~15:48

さあ戻ろう。左手眼下には仙酔峡ロープウエイの火口東駅跡があり、その向こうにあぴかが見える
真正面が中岳山頂。左向こうの高い山が高岳
亀裂の入った大きな岩 これも噴石だろう

↓ 徒歩- 350 m 10 分

高岳を望む
これを真っ直ぐ登れば中岳山頂だが、左斜めのショートカットを進む  15時47分
上に見えるのが中岳山頂。その北側斜面のショートカットを進行中  15時49分
中岳と高岳の分岐点に出る
分岐点
ここから南方向に尾根を進む
砂千里ヶ浜の東側にある尾根道  15時50分
この先の少し小高くなっているところが、行き掛けに中岳山頂と勘違いしていた場所  15時53分
振り返って第1火口を見る  15時53分
杵島岳と阿蘇第1火口  15時55分

尾根道途中の小高い場所 ここを行き掛けには中岳?と勘違いした 15:58~16:00

阿蘇中岳火口群と砂千里ヶ浜、その向こうに御竈門山と烏帽子岳 空気が霞んできた 15時58分
帰り道 尾根道が続く
左手には高岳  15時58分
阿蘇火口群の後に烏帽子岳、草千里ヶ浜、杵島岳  15時58分
16時01分
16時05分
16時09分
ズームアップ
なだらかな尾根道の終点  16時10分
根子岳はここで見納め
下りが始まる  16時12分
16時12分
岩には独特な切れ目が入っている
正面は高森町  16時14分
下っていく 16時14分
16時20分

↓ 徒歩- 550 m 23 分

振り返って上を見る 16時22分
16時22分
いよいよ急坂を下る場所に来た
いよいよ激しい下りが始まる  16時22分

急な下り坂の始まり 16:23~16:25

どんどん降りる  16時23分
16時25分
16時25分

急な坂を下る途中では、足下に集中していたこともあって、あまりシャッターを切っていない。

ただ、この時間になって、登って来る山ガールと出会った。20代のふたりづれだ。軽装だが、ウエアも装備も確りしているように見えた。
「こんにちは~~」と声を掛けると「こんにちは~~」と返ってきた。
「こんな時間からどちらまで登られるのですか?」
「スミマセン モウイチド イッテクダサイ」
あっ、外国人だったのだ。話していた女性は見た目では日本人なので気がつかなかったが、確かにもうひとりは西洋系の顔立ちだ。
「今から、どこまで登りますか? 中岳ですか?」
会話が通じたのかどうかは定かではないが、中岳だったら30分以上掛かってしまうことをゆっくりとした日本語で説明した。

彼女たちは、どこまで登るという明確な目的地は決めておらず、見晴らしの良い場所を探しているだけのように思えた。最後に「気を付けてくださいね」と声を掛けると、「ガンバリマス」と言って登っていった。

でも、その後、彼女たちのことが急に心配になった。あの時間から登って、どこまで行くつもりなのだろう。そして、そのあと暗くなる前にちゃんと下山できるのか…。

↓ 徒歩- 450 m 28 分

急な下り坂の終わり 16:53~16:55

だいぶ降りてきた 16時53分
16時53分
降りてきた道を振り返る  16時54分
距離はそれほどでも無いのだろうが結構キツかった  16時54分

↓ 徒歩- 450 m 20 分

砂千里ヶ浜 17:15~17:17

砂千里ヶ浜に入る
コイワカンスゲ塚の背景に、中岳から歩いてきた稜線が見える
一番右端のV字の斜面を上り下りして、稜線を歩いてきた。左から2番目の高くなっているところが中岳山頂  17時02分
V字部分のズームアップ
稜線
そして、中岳山頂
V字部分を更にズームアップ
地層の美しい縞模様
砂千里駐車場に続く木道
これは振り返って砂千里の南側の様子。往きは真っ直ぐ進んで階段を上ったが、復りは砂千里が浜を歩いた

↓ 徒歩- 350 m 1 分

砂千里ヶ浜の入口 17:18~17:20

ようやく砂千里ヶ浜入口まで戻ってきた 17時18分

↓ 徒歩- 1.2 km 28 分

砂千里駐車場にはクルマは1台も駐まっていなかった。彼女たちはここにクルマを駐めているわけではなかったようだ。

砂千里駐車場には車は1台も残っていない
公園道路の横の遊歩道をてくてく歩く。あと一踏ん張り
正面の山は杵島岳
烏帽子岳に沈もうとする夕陽  17時25分
公園道路料金所横を通過 17時34分
歩道は有料駐車場前に降りてくる
河口域バス乗り場 間もなく役割が終わる
公園道路のゲートと新しい阿蘇山上ターミナル

阿蘇山上警備派出所前駐車場

阿蘇山上ターミナルの左奥に阿蘇山上神社。中岳第1火口の噴煙は夕日に染まっている

17時48分、ようやく車に乗り込むことができた。長い散策だった。私の車意外には、奥に1台だけ軽自動車が停車中だったが、ちょっと休憩しているだけの様子。彼女たちとは無関係のようだ。今ごろ彼女たちはどこを歩いているのだろう…。

そう思いつつも、17時50分に私はクルマを出した。

さて、遅くなったので、食事と温泉の両方を楽しめる場所を…ということで、今回2度目だが、どんどこ湯に行くことにした。ただし、ここはキャッシュレス決済が使えない。現金を用意する必要があった。ここが面倒なところだ。

阿蘇パノラマラインの赤水線で降りると、国道57号線にぶつかったところに、どんどこ湯があるのだが、現金を準備するにはセブンイレブンに寄らなければならない。

↓ 車- 9.9 km 26 分 県道298号 経由

セブン-イレブン 阿蘇赤水店 

18時17分に到着。セブン銀行ATMで現金を下ろした。そして、どんどこ湯にとんぼ返り。18時23分

↓ 車- 1.3 km 2 分 国道57号 経由

あそ火の山温泉どんどこ湯

あそ火の山温泉どんどこ湯 入口

18時26分到着。前回の訪問時は、時間がたっぷりあったので、食事の前後に温泉を楽しんだが、今回はそういうわけにはいかない。

なぜなら、食事のオーダーストップは19時で、終了は20時。お風呂は閉館時間の21時までだからだ。

しかも、入場時に少しだけトラブった。入館して、靴を靴箱に入れたところまでは順調だったが、その後、自動券売機の前でふと疑問が生じてしまったのだ。

焼肉定食付き入浴券は1,700円。自動券売機で料金を確かめると、焼肉定食のみだと1,500円。入浴料は大人630円。

焼肉定食を食べてから入浴するのであれば、誰でも迷うことなくセット券の1,700円を購入するだろう。じゃあ何が事態を複雑にしたかということになるのだが、それはJAF割引との絡みだ。入浴料にはJAF割引の優待特典がある。これを使えば、入浴料が120円引きになると、JAFの会員アプリには記載されている。

だが、自動券売機にはJAF割引入浴券のボタンがない。しかも、割安なセット券にも割引が適用されるかどうかが不明だったのだ。

そこで、玄関付近にいた年配の女性スタッフに質問した。
「焼肉定食+入浴のセット券を購入しようと思うのですが、JAF割引はどうなりますか?」
すると、その女性スタッフは就職してからまだ日が浅かったからなのか、それともそのような質問をする客にこれまで遭遇したことがなかっただけなのかは分からないが…
「少々、お待ちください。確認して参ります。」
といって、奥の厨房に向かった。私は自動券売機の辺りでじっと待った。

しかし、2~3分経過しても戻ってこないので、状況を確かめるべく、私も奥の厨房に様子を見に行った。すると、先ほどの女性スタッフが若い女性スタッフと相談していた。若い方がチーフスタッフなのだろう。ただ、厨房の外からだと会話の詳細は掴めないのだが、問題が解決している感じではなかった。まだやりとりが続いているのだ。何に困っているのだろう。そんなに重大な問題ではないはずだが…。

若い女性スタッフが、私に気付いて、近づいてきたので…
「どうなりました? 結局どうしたらいいんですか?」
と質問すると
「JAFのお客様には現金で入浴料を払っていただいています。そうすると入浴料630円が500円に割引されます。」
新たな疑問が生じた。JAFアプリには120円引きとあるのに、どんどこ湯では500円にして現金で受け取っていると言うことだった。まぁ、でも、そこは疑問点の本筋ではない。入浴だけの人にとってはありがたい話だ。これはこれで良しとしよう。

「じゃあ、セット券はどうなるんですか?」
「……。え~、JAF割引のお客様には、現金で500円払って頂いて、入浴していただいています。だいたい、JAF優待のお客様はお風呂だけですので…。」
と先ほどの返事を繰り返してきた。
「だとすれば、JAF優待での入浴料が500円。そして、焼肉定食だけだと1,500円。だったら、合計2,000円になりますね。セットよりも高くなりますね。」
「はい…。」
「じゃあ、分かりました。入浴だけだと優待があるけど、セットの場合は元々かなりの割引をしているので、JAF優待は適用されないということですね。ならば、セット割りで購入します。」
若い女性スタッフはそう言いたかったのかもしれないが、なんとも遠回りで歯切れが悪かった。私は自己判断と自己解決でセット券を購入した。

初めから食事とのセットではJAF割引の対象にはならないと言って貰えれば即、次の行動に移ることできた話なのに、異常に時間がかかってしまった。対応に引っかかったのは、この点だけではない。かといってそれらをいちいち詳しく報告するのは自重するが、その後もこのスタッフの対応で3つほど残念な気持ちになる場面があった。ひとつ躓くと、他にも気になるところが目についてしまうのは辛いところだ。

前回、ここに来て、同セットで、食事の前後に温泉を楽しんだときには、内容にもスタッフ対応にも、かなり満足して、次の機会にも必ず…と思っていただけに、今回のことで気持ちが冷め、今度も是非という気持ちが後退した。

もちろん、私の方にも原因はある。オーダーストップの30分前という遅い時間に到着してしまったこと。それと、一日中歩き回って疲れていたこと。つまり、時間的にも肉体的にも精神的にもゆとりの無い状態での訪問になってしまったのだ。だから、些細なことでも気になってしまったのかもしれない。

食事の内容は、さほど変わっていない。味は良かった。強いていうなら、タレ皿のくぼみが3つから2つに変わっていたので、前回は肉をおくスペース以外にタレと塩胡椒を楽しめたが、今回は塩胡椒のスペースがなかった。まぁ、これは必要ならばもう一皿とお願いして、出してもらえば済む話なので、強いて書くような内容ではない。つまり、焼肉定食の内容には問題は無い。

今回の焼肉セット 2021年2月10日 ウインナーもヨーグルトのフルーツも見えていないがちゃんと入っている
これは、前回の焼肉定食 2020年9月17日
これは今回の焼肉定食  4人掛けのテーブル席をゆったりと使わせていただいた

食事後は、食器類を返却口に戻して、早速お風呂へと移動した。

セット券での入浴なので、入浴料は実質200円だ。お得感はかなりある。しかし、ロッカーを使うならば有料で100円必要。脱衣カゴで良ければ、無料で使える。しかし、公式ホームページでは、利用料金のページに、ロッカー代100円と靴ロッカー代10円の記載が無いのは不親切だと思う。それに、焼肉定食+入浴セット券は1,700円が正しいのに、公式ホームページには、1,700円と1,800円の2種類の数字があるし、リンクしているfacebookのページには、1,600円とあり、入浴料などの他の料金も古いデータのままになっている。公式サイトの1,800円は単なる制作者の入力間違いだろう。しかし、いずれにしても公式サイトなのだから、チェックして正しい数字に直して欲しい

少々厳しいコメントになってしまったが、内湯も露天風呂も結構広くて種類も豊富だ。公式サイトの「温泉のご案内」のページには

効能豊かな源泉掛け流し
阿蘇では珍しい緑白色のにごり湯と約1000坪の浴場
10の湯船と豊富な湯量を心ゆくまでご堪能下さい

敷地面積では西日本最大級の敷地面積を誇る「どんどこ湯」。
男女あわせて13の湯船(満湯日のみ)にはすべて源泉かけ流しの湯があふれ温泉三昧をご堪能頂けます。
他に類を見ない自慢の庭園露天風呂は阿蘇の自然木と巨大な溶岩石を巧みに組み合わせ野趣あふれる空間を演出、阿蘇では珍しい緑白色のにごり湯とのコントラストも美しく、 昼はダイナミックな開放感、夜は幻想的な雰囲気をお楽しみ頂けます。

あそ火の山温泉どんどこ湯の公式Webサイト「温泉のご案内」のページ ただし、緑と赤の文字色は引用者が設定

と、記載されている。泉質は美人湯と言われるマグネシウム・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉。pHは 7.26の中性。泉温は41.8℃。ラドンも微量に含まれているが、ラドン温泉と呼べるほどは含まれていない。

男湯には、露天風呂が4つあるが、うち2つはお湯が張られていない。公式Webサイトにはタイトルに「10の湯舟と…」と書き出してるが本文には「男女合わせて13の湯舟(満湯日のみ)」と書かれている。これは、「全部で13の湯舟があるのだが、普段は3つ(男2つ、女1つ)には湯を張っていない」という意味なのだろうか?? しかも、満湯日という単語の意味が不明なので、文章の意味が理解できない。

Googleマップの口コミに辛口のコメントが数多く見られるのは、この辺のことが原因になっているのではないだろうか。湯舟がぬかるんでいる原因は温泉成分のせいなのか、それとも清掃が不十分なのかを明確に説明し、対処する。そして、利用料金に関する説明も、まずは実際の数字にきちんと直した上で、ロッカー代などの情報もきちんと入れるようにした方が良いと思う。

せっかく、良いところがたくさんある温泉施設なだけに、このような些細なことで評価を下げるのはもったいない話だ。

温泉成分表

今回の旅は直前になって、2月11日(木・祝)午後、すなわち明日の午後に打ち合わせの会議が入ってしまったのだ。そうなると、前日の夜の行動も制約が生じてしまうのだ。ふらり旅の気分は薄らいだ。

とにかく明日の午前中に少しでもゆったりとした時間を確保するためには、今日中に阿蘇を出て、小国までぐらい移動しておいたほうがよい。

ほんとうはもっとこの温泉でゆったりとしたいところなのだが、入浴も短めに切り上げて、20時04分にどんどこ湯をあとにした。

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↓ 車- 11.2 km 15 分 国道57号 経由 

あぴか北側駐車場

には、20時20分に到着。トレーラーの中を片付け、出発準備を整えて、20時45分に出発した。

↓ 車- 2.4 km 6 分 国道212号 経由

ダイレックス 阿蘇店

20時51分、買い物のために立ち寄った。とはいうものの買い出したのは阿蘇の酒れいざんとつまみのチーズ、そして非常食のパンだけだ。

ダイレックスではレジ袋(大)を必ず1枚購入するようにしている。なんせ1円で販売されているので、リーズナブルだ。かと言って、レジ袋をホームセンターなどで買うと100枚入りが100円以内で買えることは先ず無い。トレーラー旅では、食料品を入れておいたり、着替えた衣類を入れたり、ゴミ袋にしたりとやたらにレジ袋が必要になるので、ダイレックス様々だ。

21時11分に店を出た。

↓ 車- 18.4 km 46 分 国道212号 経由

外輪山を登っていく途中の開けた場所で阿蘇谷の夜景と星空を撮影

内牧温泉街の夜景と、夜空にはオリオン座が輝いていた。

道の駅 小国

に、21時58分に到着。トレーラーで半額のお刺身盛り合わせとチーズをつまみにハイボールとれいざんで晩酌を楽しんだ。今日一日の疲れを癒やすには、焼肉と温泉の効果も大きいが、やはり最後のトドメはこれだろう。

それでは、今日も一日お疲れさん!かんぱーい! まぁ、ひとりでだけどね…。

贅沢なお刺身盛り合わせ これが税込み599円の半額だ!ありがとうダイレックス!

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